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みそボールでワンハンドみそ汁!キャンプで熱々みそ汁はいかがですか?

みそボールでワンハンドみそ汁!キャンプで熱々みそ汁はいかがですか?

キャンプご飯のなかでも、意外に難しいのが「汁物」ではないでしょうか。朝食に欠かせないみそ汁すら、調味料や材料を運ぶ手間を考えると、なかなか億劫になりがちです。

しかし「みそボール」なるものを作っておけば、キャンプ場でも超簡単にみそ汁が楽しめちゃいます!しかも、材料を入れてお湯で溶くだけのワンハンド。出汁をとる作業や具材をカットする手間は不要です。マグカップにみそボールとお湯を注げば、あっという間に熱々のみそ汁が完成します。

寒さ厳しい冬キャンプや朝食にぴったりのみそ汁。基本的なみそボールレシピから、ちょっと手を加えたアレンジレシピまで、キャンプにオススメするみそボールについてご紹介します。

みそボールとは?

みそボール

そもそも「みそボール」とは何ぞや?と疑問を抱く方が多いでしょう。みそボールは端的にいうと、みそと出汁の素を丸めたボールです。一般的に知られているインスタントみそ汁の、みその部分を丸めたイメージですね。

キャンプでみそ汁を作りたくとも、普段使用しているみそを持参するのはちょっとかさばります。そこで思い切って、みそを1食分に小分けにし、お湯を注ぐだけで食べられるように簡略化したのです。自宅で食べるみそ汁も美味しさは変わりませんが、外で食べるみそ汁は体中に染み渡る気がします・・・。

みそボールの作り方についてですが、難しいことは何ひとつありません。

材料(みそボール1個分)
みそ:大さじ1
出汁の素(カツオでも昆布でも):小さじ1

材料はたったの2つ。この2つをラップに置き、丸めて上を輪ゴムでキュキュッと留めれば完成です。みそは、普段自宅で使用しているものでOK。出汁の素も種類は問いません。このみそボールで、マグカップ1つ分となります。

ジップロック保存したみそボール

そして嬉しいのが、なんと冷凍保存もできちゃうのです。冷凍での保存期間は、およそ1ヶ月間。まとめて作りジップロックに入れ冷凍しておけば、自宅でも即席みそ汁が味わえます。キャンプはもちろん、非常食としても便利なみそボール、自宅で丸めておくと何かと便利です。

キャンプで食べる際は、みそボールのみでも体は温まりますが、ちょっとした具材を足して楽しむ方法もあります。具材は、乾物や加工品、加熱調理がいらない野菜などがおすすめです。私がおすすめするみそ汁レシピを幾つか紹介しますので、是非参考にしてみて下さい。

ごはんですよ+ちくわ

ごはんですよとちくわアレンジ

材料
みそボール:1個
ごはんですよ:大さじ1
ちくわ:1本

ご飯のお供として知られているごはんですよをみそ汁に入れて、磯のかおりと出汁の風味をプラス。そこに具材として、キッチンバサミでカットしたちくわを入れれば、食べ応えもある即席みそ汁の完成です。ちくわの原料は白身魚なので、海の美味しさ満天の1杯となります。

乾燥ワカメ+麩

乾燥わかめと麩アレンジ

材料
みそボール:1個
乾燥ワカメ

定番のみそ汁ともいえるのが、ワカメ&麩です。ワカメも麩も乾物なので、好みの量をみそ汁に入れるだけ。腐る心配もなく、夏キャンプの具材としてもおすすめです。染み染みになった麩が、なんともいえぬ美味しさを感じさせます。

とろろ昆布+小ネギ

とろろ昆布と小ネギアレンジ

材料
みそボール:1個
とろろ昆布
小ネギ(冷凍したもの)

とろろ昆布を入れるだけで、瞬く間にリッチなみそ汁に早変わり!とろろ昆布も乾物なので、いつどこででも食べられます。小ネギはカットしてジップロックに冷凍しておき、カップに入れるだけでOK。飲みすぎた翌日の朝なんかにも、最高の1杯です。

しば漬け+カイワレ

しば漬けとカイワレアレンジ

材料
みそボール:1個
しば漬け
カイワレ大根

箸休めとして食べるしば漬けを大胆にみそ汁にinしました。そこにカイワレ大根を添えて、彩りを添えます。しば漬けの酸味とシソの風味がみそ汁に溶けだし、さっぱりとした味わいです。しば漬けは入れ過ぎると塩分がキツくなるので、3~4つ程度に留めておくとよいでしょう。カイワレをたっぷり入れて、食べ応えをアップさせるのもおすすめです。

みそボールをちょっとアレンジ

折角のキャンプ飯、アレンジで色々試してみるのも楽しみの1つです。基本的なみそボールに身近な調味料と具材を加えるだけで、味わいがグッと変わります。加える調味料は、どれも自宅にあるもののみ。とくにおすすめしたいアレンジレシピを紹介していきます。

コチュジャンをプラスしてピリ辛みそ汁

コチュジャンをプラスしたピリ辛味噌汁

みそボールの材料(1人分)
みそ:大さじ1
出汁の素:小さじ1
コチュジャン:小さじ1
具材
ひきわり納豆:1パック

中華調味料であるコチュジャンを加えることで、みそ汁にピリッと感をプラス。コチュジャンは中華みそなので、みそ汁にも相性バツグンです。具材には、大豆食品でもあるひきわり納豆。大豆×大豆の組み合わせは、味わいもまとまり美味しさは間違いありません。みそ汁には、粒タイプの納豆よりもひきわり納豆の方が食べやすくておすすめです。

コチュジャンみそ汁には、納豆のほかに大豆製品である豆腐やチーズなどの発酵食品も合います。コチュジャンは、好みの辛さに合わせて量を調節して下さい。寒い朝にもぴったりな、大人のピリ辛みそ汁が完成します。

しょうがをプラスして身体ポカポカみそ汁

しょうがとサバ缶で身体ぽかぽか味噌汁

みそボールの材料(1人分)
みそ:大さじ1
出汁の素:小さじ1
チューブのしょうが:小さじ1
具材
サバ缶

相性のよいしょうがとサバをみそ汁に入れれば、身体を温めてくれる1杯に。さば缶は味噌、水煮、しょうゆ、どれでも大丈夫です。みそは味が強いので、しょうがはちょっと多いかな?くらいの方がパンチ力がアップします。

サバ缶の魚くささも、みそ汁に入れると旨味にチェンジ!入れる時は、サバをちょっと崩すと美味しさがカップの中に広がります。寒さ染みるキャンプの夜に、身体を温めるみそ汁はいかがでしょうか。

かつお節をプラスしてみそ茶漬け風に

かつお節と合わせたみそ茶漬け

みそボールの材料(1人分)
みそ:大さじ1
出汁の素:小さじ1
かつお節:大さじ1
具材
焼きおにぎり:1個

かつお節をプラスすることで、出汁の風味がより一層増し、みそ汁の味が深まります。もちろんそのままお湯を注いでみそ汁として食べても美味ですが、網の上で焼いたおにぎりにのせると、たちまち香ばしいみそ茶漬け風に。

焼きおにぎりには味付けせず、白米をただ網の上で炙っただけです。お湯は気持ち少な目にすると、米にみその味が移り美味しさもアップ。キャンプの朝食に、シメの1品に、子供も大人も大好きなアレンジレシピです。

みそボールでキャンプをちょっと優雅に

外で味わう味噌汁

みそと調味料を丸めただけのみそボールですが、キャンプご飯に添えれば身体も心もポカポカに!何かと面倒な汁物も、手軽なみそボールであっという間に出来上がります。基本の作り方をマスターすれば、好みの具や調味料をプラスして、幅広いアレンジが可能です。ワンハンドみそ汁で、いつものキャンプをちょっと優雅にしてみませんか?

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  • 父ちゃん、小坊主2人、私の4人家族。ファミリーキャンプビギナーとして、さまざまな地へ車を走らせています。

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