キャンプブームが百均ショップにも浸透している今日この頃。ダイソーのキャンプ用品売り場でメスティン専用網と並んでいる燻製チップを眺めながら、ソロキャンプにちょうど良いサイズだな…と妄想が膨らみ、気付いたら購入していました。
自宅で試しにダイソーメスティンで燻製を作ってみた所、コツを掴めば簡単で一人分にぴったりサイズ!固形燃料を使えば「ほったらかし炊飯」ならぬ「ほったらかし燻製」が可能に!ソロキャンプにおすすめなので詳しく紹介したいと思います。
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目次
ダイソーメスティン燻製がソロキャンプにおすすめなポイント

最近のダイソーメステインはレギュラーサイズ(1.5合)、ラージサイズ(3合)も発売されていますが、今回使用したのは以前からある小サイズ(1合)のメステインです。
ダイソーメスティンで燻製をしてみて、良いと思ったポイントは4つ。
- 道具が百均で揃うので安い
- ダイソーメスティンはサイズが一人分にぴったり
- 燻製後のメスティンは炊飯に使用できる
- 燻製道具はメステインにほぼ収納可能

燻製に使用する物は食材以外はほぼ百均で揃うので、なんと言っても安くてコスパが良い!一人分であればアウトドアメーカーから販売されている燻製キットなんか不要だと思いました。
しかも、ダイソーメスティンは燻製を楽しんだ後、炊飯や調理に使用できるし、燻製道具もメステインにほぼ収納できるので嵩張らない!
固形燃料を使えば材料をセッティング ⇒ 点火 ⇒ 消えるまで放置。まさに「ほったらかし燻製」!もちろんほったらかし燻製を楽しんだ後は「ほったらかし炊飯」も可能。すべての面でソロキャンプにぴったりですね。
メスティン燻製の作り方と注意点

それではダイソーメスティンを使用した熱燻の方法をご説明します!コツさえ掴めばとっても簡単なので、ぜひ参考にしてください。
使用する道具

今回使用する道具は下記の通り、食材とバーナーパット以外はすべて百均で揃います。食品が豊富な百均店舗であれば食材すらも百均で揃える事が可能です。(なんて便利な世の中!)
- ダイソーメスティン(小サイズ)
- メスティン専用網
- 燻製チップ
- 固形燃料(25g)
- アルミホイル
- ライター
- 五徳
- バーナーパット

燻製チップやアルミホイルは燻製に使用する分を小分けにしておけば、五徳とバーナーパット以外はメスティンに収納可能!かさばる事なく、持ち運びが出来るのはポイント高し!まだ余裕があるので固形燃料はもう一個入りそうです。
燻製する食材

今回は6Pチーズ、ベーコン、はんぺんで作りました。
生肉、生魚など水分の多い食材は乾燥させないといけないので水分が少ない食材が良いです。また短時間での加熱になるので食材の中まで火が通りません(逆にジューシーさを保ちながら燻製の香りと風味が味わえると言えます)。
基本的には、加熱しなくてもそのまま食べられる食材がメステイン燻製にはちょうど良いと思います。
メスティン燻製の作り方

実は燻製と言っても作り方によって3種類あります。
低温で時間をかけて燻すほど食材の水分が抜けて長期保存が可能になりますが、手間もかかり難易度が高くなるので、今回はキャンプで手軽に楽しめる「熱燻」を行います!
1.メスティン本体と蓋にアルミホイルを敷く

そのまま燻すとメステインが焦げたり匂いがついて炊飯に使えなくなるので、アルミホイルでカバーしておきます。
2.燻製チップを入れてメスティン専用網をセットする

分量は適当に一掴み入れました。お好みに応じて調整してください。
3.食材を置く

チーズは溶ける可能性があるのでアルミホイルを敷いてください。今回は6Pチーズを使っているので包装してあるアルミ箔をそのまま使いました。
4.蓋をして、固形燃料に火をつけて消えるまで放置

ほったらかし燻製です!バーナーを使用する場合は燻製チップから煙が出るまでは強火で熱し、煙が出たら蓋をして火を弱め10分程度熱してください。
完成~!

固形燃料の火が消えるまで放置して蓋を開けたらこんな感じ。香ばしい匂いがして美味しかったです!!
注意点と補足

燻製は簡単だと言っておきながら、実は最初の燻製は失敗しました…。固形燃料は20gで十分だろうと思い20gで試したのですが、食材は燻されておらず白いままでした。
熱燻は80℃以上で燻製チップを熱し、煙をだして燻すのですが、20gの固形燃料では熱量が足りず80℃以上にならなかったんだろうと思います。固形燃料は25gをおすすめします。
また燻製中はメスティンが空焚き状態になります。熱が一点に集中するとメスティンの様な薄いアルミ製品は穴が開く恐れがあるので、必ずバーナーパットを使って熱が均一になるようにしましょう。
ダイソーメスティンでほったらかし燻製を作ってみた感想

燻製と言えばなんとなく手間がかかるイメージでしたが、実際にやってみると凄く簡単で美味しかったです。(1回目は失敗しましたが…。)
荷物を増やしたくないソロキャンプでもダイソーメスティンの燻製であれば、荷物を増やさずにチャレンジできます。特に焚き火が出来ない猛暑や雨でのソロキャンプ時には良い遊びになると思いました。みなさんも是非試してみてください!
ギア
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ポイント
「熱燻」→ 80℃以上の高温で10分~1時間程、食材を燻す。手軽に行えるのでキャンプに最適。
「温燻」→ 30~60℃で1時間~7時間程度、食材を燻す。熱燻よりハードルは高くなる。
「冷燻」→ 15~30℃の低温で数日間、食材を燻す。難易度が高いのでキャンプには不向き。