ファミリーキャンパーガチ勢の皆さんは、夏休みのファミリーキャンプに向けて着々と準備をしていることだろう。夏の時期、本当に頭を悩ませるのが虫対策。メジャーな対策法では、パワー森林香や蚊取り線香が挙げられるが、これらは火を使う事から子どもも危ないし、何かのはずみでテントに接触しようものならお通夜状態である。
そんな中、蚊やブヨから身を守る新たな対策として米国から来日した、屋外用途の空間虫よけ「Thermacell(サーマセル)」に、よりスタイリッシュな「Outdoor living」が追加された。ブタンガスカートリッジで虫よけ剤を拡散させるアウトドア用ブユ・虫シールドの特徴を見てみよう。
本ページはアフィリエイトプログラムを利用しています。
放置で最大4時間、ガスの持続は12時間
この「アウトドア用ブユ・虫シールド Outdoor living」は肌に薬剤を付けない虫よけと謳っているあたり、ライバルは蚊取り線香ではなくて虫よけジェルやスプレーという立ち位置の様だ。本体に薬剤が入っているマットをセットし、ブタンガスを燃料として有効成分を拡散するという仕組みとなっている。
ガスの持続時間は12時間となるが、マットは4時間で有効成分が切れてしまうので、そのたびに取り換えが必要となる。パワー森林香が完全燃焼まで4~8時間という事を考えれば、まあこんなものだろう。
「プラレトリン」を加熱・揮散させて虫を近づけない
上で触れた有効成分とは「プラレトリン」のこと。メーカーが発表している有効範囲では、ブヨに対しては直径1~2m、ユスリカに対しては直径4~5mとのことで、寛ぐスペースの中央に配置しておけばカバーが出来そう。
開発しているのはアメリカのサーマセル社と言う所で、虫よけ製品を20年以上に渡り販売し、世界31の地域で使用されているというから安心だ。ちなみに香料無配合の無臭タイプで、気になるニオイも無いというのは嬉しい。
見た目もオシャレでキャンプ向き
最近はパワー森林香や蚊取り線香をセットできるオシャレな器具がいくつか登場しており、虫よけのギア一つにとってもデザインを気にするニーズが出来てきている。このOutdoor livingに関してもスタイリッシュな見た目とアウトドアライクなカラー展開で、見た目を気にするキャンパーにも受けが良さそう。
ランニングコストはやや気になるところ
どれも参考小売価格だが、本体は各色5,280円となっており、12時間分の取り換えセットが1,650円、48時間分の取り換えセットが3,960円とランニングコストがやや高いのが少々ネックとなる。とはいえ虫から身を守ってくれるアイテムが、火を使わずに、さらに無臭というメリットは見逃せない所。
パワー森林香などと組み合わせてテント入口などに利用するなどすれば全体的なコストは下がる。我が家もぜひ導入してみたいアイテムだ。
ギア
このライターが書いた他の記事
- 日毎
- 月間
- 殿堂
北海道小樽市に観光とアウトドアの両方が楽しめる新グランピング施設が誕生
ペッタンコになったダウンジャケットを自宅洗濯でふわふわに復活させる方法
学校橋河原キャンプサイト詳細|焚き火も可能で超人気の無料キャンプスポット紹介
立てば収納、倒せばテーブル、畳んだ姿はコンパクト!DODの新作「タナカテーブル」が発売開始
TAKIBISM x ISHINOMAKIプロジェクトの第二弾!キャンパー垂涎のオシャレ焚火台が発売
ライター1本で空き缶の上蓋をきれいに切り取るテクニック【空き缶炊飯・缶コップに】
徒歩キャンプや登山では必須!持ち運びしやすい温度計のおすすめ8選
キャンプ出発前に要チェック!持って行くと便利なキャンプギア以外の名脇役アイテム
【長良川河川敷で無料キャンプ】野営気分が楽しめる美濃橋のキャンプスポットを紹介
アルコールストーブの燃料は消毒用・除菌用アルコールで代用できる?アルストの燃料について考えてみた
リビングでも焚き火気分を味わいたい!ちいさな火鉢とリアルな炎に癒される「炎色火鉢」が発売
北海道小樽市に観光とアウトドアの両方が楽しめる新グランピング施設が誕生
学校橋河原キャンプサイト詳細|焚き火も可能で超人気の無料キャンプスポット紹介
ペッタンコになったダウンジャケットを自宅洗濯でふわふわに復活させる方法
今年の冬はアイロンストーブが流行りの予感?発売初日で完売した魅力や特長に迫る
立てば収納、倒せばテーブル、畳んだ姿はコンパクト!DODの新作「タナカテーブル」が発売開始
とことん山キャンプ場でとことんキャンプ!いつでも何度でも入れる露天風呂でリフレッシュしてきました!
ライター1本で空き缶の上蓋をきれいに切り取るテクニック【空き缶炊飯・缶コップに】
3面構造で炎の揺らめきを存分に楽しめる良コスパ薪ストーブがVASTLANDから発売
アルコールストーブの燃料は消毒用・除菌用アルコールで代用できる?アルストの燃料について考えてみた
埼玉県の無料キャンプ場一覧|予約不要で利用できる野営地&無料キャンプスポット15選
茨城県の無料キャンプ場一覧|予約不要で利用できる野営地&無料キャンプスポット11選
神奈川県の無料キャンプ場一覧|予約不要で利用できる野営地&無料キャンプスポット20選
千葉県の無料キャンプ場一覧|予約不要で利用できる野営地&無料キャンプスポット14選
東京都の無料キャンプ場一覧|予約不要で利用できる野営地&無料キャンプスポット14選
群馬県の無料キャンプ場一覧|予約不要で利用できる野営地&無料キャンプスポット10選
東北で冬キャンプができるキャンプ場32選!通年営業のおすすめキャンプ場一覧
キャンプで使えるロープワーク一覧+ロープのまとめ方【15種類】
関東のおすすめキャンプ場30選!現地取材で分かった本気でおすすめできるキャンプ場一覧
40Lバックパックでソロキャンプを楽しむ装備一式と詰め方のコツ