八ヶ岳連峰のほぼ中央に位置する天狗岳は周辺に山小屋が充実していることもあり、様々な登山コースを計画できるところが魅力です。日帰り登山からテント泊、縦走まで。登山初心者から上級者まで楽しめます。
今日は数ある登山コースの中から最も定番の、唐沢鉱泉から天狗岳を周回する人気の日帰りコースをご紹介いたします。最後に、周回コースは「時計回り」と「反時計回り」どちらがお勧めなのか、登ってみてわかった個人的な見解をご紹介します。
目次
対照的な山容が特徴の「天狗岳」
長野県茅野市と小海町の境にある「天狗岳(てんぐだけ)」は八ヶ岳連峰のほぼ中央に位置する双耳峰で、西天狗岳(2,646m)東天狗岳(2,640m)二峰の総称です。
天狗岳の由来は、東天狗岳山頂にある「天狗岩」と呼ばれる岩峰が天狗の横顔のように見えるからなんだそうです。北八ヶ岳最高峰の山で「日本二百名山」「信州百名山」「甲信越百名山」に選定されています。
東西2つの山頂を持つ天狗岳は、同じ山とは思えない対照的な山容が特徴です。主稜線から外れた最高峰の西天狗岳は、丸みを帯びた北八ヶ岳らしい山容で女性的です。ハイマツが見られるので「青天狗」とも呼ばれています。
八ヶ岳連峰の主稜線上にある東天狗岳は、岩がむき出しの南八ヶ岳のような荒々しい山容で男性的です。赤い岩肌が見られるので「赤天狗」とも呼ばれています。
山頂からは360度大パノラマが広がるのは勿論のこと、登山中は北八ヶ岳特有の岩と苔に覆われた幻想的な景色を楽しむことが出来るので、山頂以外にも見どころだらけの人気の山です。
「天狗岳」登山コース
天狗岳はバリエーション豊かな登山計画を立てやすいこともあり、登山コースをまとめるとキリがありません。何故なら、天狗岳の起点となる登山口は思いつくだけで7か所もあるからです。
唐沢鉱泉
- 最寄りの駐車場「唐沢鉱泉登山口駐車場」 駐車可能台数約30台/無料・トイレ有
麦草峠
- 最寄りの駐車場「麦草峠駐車場」 駐車可能台数約30台/無料・トイレ有
白駒の池
- 最寄りの駐車場「白駒池駐車場」 駐車可能台数約180台/有料・トイレ有
渋ノ湯
- 最寄りの駐車場「渋御殿湯有料駐車場」 駐車可能台数約45台/有料・トイレ有
本沢温泉入口
- 最寄りの駐車場「本沢温泉入口」 駐車可能台数約20台/無料・トイレ無
稲子湯
- 最寄りの駐車場「稲子湯駐車場」 駐車可能台数約20台/有料・トイレ有
桜台
- 最寄りの駐車場「桜平駐車場(上・中・下)」 駐車可能台数約20台+60台+70台/無料・トイレ(中のみ有り)
今日ご紹介するのは唐沢鉱泉を起点に、西天狗岳、東天狗岳二峰を周回する人気で定番の日帰りコースです。途中には山小屋とテント場もあるので、宿泊登山も楽しめます。
このコースで一番悩むのが時計回りと反時計回り、どちらが良いかです。筆者は悩んだ末、反時計回りに周回することにしました。コースは以下のような流れになります。
モデルコース 標高差約780m/総距離約8.3km/コースタイム約355分~430分
唐沢鉱泉登山口駐車場→西尾根登山口→枯尾の峰分岐→第一展望台→第二展望台→西天狗岳山頂→東天狗岳山頂→東天狗岳分岐→天狗の奥庭→黒百合ヒュッテ→唐沢鉱泉分岐→唐沢鉱泉
反時計回りの選択は正しかったのか否か。順を追って説明しますね。
唐沢鉱泉登山口駐車場→西尾根登山口
最寄りの駐車場は、中央自動車道諏訪南インターから車で約40分の場所にある唐沢鉱泉登山口駐車場で、約30台の車を停める広さがあります。駐車料金は無料で、トイレもあります。
唐沢鉱泉登山口駐車場に続く林道は大変悪路にも関わらず、人気の駐車場です。登山口が目の前であることと、トイレがあるので便利ということもあり、休日の早朝には満車になります。
周りには代わりになる駐車場が無いため、満車時は路肩に駐車することになります。休日にアタックする場合は、いつもより早く家を出ることをお勧めします。
駐車場の先にある建物は標高1870mにある宿「唐沢鉱泉」です。宿泊や食事を楽しめるだけではなく、日帰り温泉もあります。下山後、そのまま温泉に入れるので、至れり尽くせりです。
唐沢鉱泉には分岐があります。真っすぐ進むと黒百合ヒュッテを経て東天狗岳を目指す時計回りコースです。
今回は反時計回りで西天狗岳を目指すので右へ進みます。「西天狗」方向へ進んだ先に西尾根登山口があります。
西尾根登山口→枯尾の峰分岐
第一のチェックポイントとなる枯尾の峰分岐までは距離にして約1.1km、標高差280メートルを50~60分かけて登ります。しゃくなげ橋を渡った後は暫く樹林帯歩きです。
出だしは若干緩やかな道のりで北八ヶ岳らしい岩と深い苔の森の中を歩きます。展望がない代わりに、ジブリの世界のような美しい苔を楽しむことが出来ます。
段々と勾配がきつくなるにつれて、岩も大きくなっていきます。苔が美しく、幻想的ではありますが、岩場の登りが続くので決して歩きやすいとは言い難いです。
1時間近く黙々と登り続けるとチェックポイントの枯尾の峰分岐がみえてきました。枯尾の峰分岐までは思っていた以上に距離が長く、果てしない道のりに感じます。
枯尾の峰分岐→第一展望台
第一展望台までは距離にして約0.6km、標高差250メートルを40~50分かけて登ります。第一展望台までは急こう配の尾根歩きで、本格的な登山といった雰囲気になります。
苔むした岩場に加え、木の根が張り出した登山道が続くので更に歩きづらくなります。所謂直登の急登ぎみの道のりです。距離は短いのですが果てしなく長く感じます。
果てしなく続くと思われた樹林帯歩きも突然終わりを迎えます。大変展望が良いこの場所は、実はただの開けた場所で第一展望台ではありません。とはいえ、登山開始から初めて展望が開けるので、多くの登山者がここで休憩をします。
本当の第一展望台はここから1~2分歩いた場所にあります。流石に「展望台」と謡っているだけあって、偽展望台以上に展望が良い場所です。
偽展望台で多くの登山者が休憩をするお陰で、第一展望台は意外と空いていて快適です。見晴らしもケタ違いに良く、休憩に最適ですよ。
第一展望台→第二展望台
第二展望台までは距離にして約0.8km、標高差100メートルを25~30分かけて登ります。標高差は少ないのですが道幅が狭く、歩きづらいです。しかも一旦下ります。登り返しがあるので、折角稼いだ標高が勿体なく感じます。
登り返しは岩場が続く足場の悪い道のりです。岩登りのような場所もあり、すんなりとは進めません。天狗岳は危険個所は少ないのですが、全体的に歩きづらい登山道です。
段々と木々が低くなり、日が差すようになってきました。第二展望台手前あたりから急こう配になります。
第二展望台に到着です。第一展望台程は広くはなく、360度パノラマ絶景とはいきませんが、赤岳をはじめとした南八ヶ岳の山容が目の前に聳えたち、迫力満点です。
第二展望台→西天狗岳山頂
西天狗岳山頂までは距離にして約0.5km、標高差150メートルを35~40分かけて登ります。折角稼いだ標高ですが、ここで一旦激下りをすることになります。
因みに目の前に聳えたつ山が西天狗岳です。見た目からして、この先の登り返しは間違いなく急登が続くであろうことが容易に想像できます。
森林限界を迎え、視界が開けた先には岩場の急斜面が待ち受けています。両手を使うことが多くなるので、ストックはここで仕舞いましょう。
思っていた以上に急こう配の登りごたえのある岩場で、後ろを振り返ると高度感が伝わります。目の前に見える山は、第二展望台があった場所です。
岩場ゾーンの終わりが見えてきました。いよいよ山頂でしょうか?
と思ったら偽ピーク(山頂ではない)でした。この先も暫く登りが続くようです。距離にして200メートル程度でしょうか。すんなりとは山頂に到着させてくれません。
後ろを振り返ると絶景が広がるので、小休止がてら絶景を楽しみましょう。今まで登ってきた尾根道を一望できます。
西天狗岳山頂に到着です。標高は2646メートル。北八ヶ岳の最高点です。登りごたえがありましたが、距離がそんなに長くなく、あっという間に到着といった印象です。
西天狗岳山頂からの景色
山頂の周りには視界を遮るものはなく360度大パノラマが広がります。この日は快晴で、八ヶ岳ブルーを満喫することができました。
南側に目を向けると、赤岳をはじめとした南八ヶ岳の山並みを一望できます。手前に見える山小屋は根石岳山荘。山荘の奥に広がる断崖絶壁は硫黄岳です。
北側に目を向けると、北八ヶ岳の山並みを一望できます。ひときわ目立った中央に見える山は蓼科山です。
西側に目を向けると、今まで歩いてきた尾根道や、遠くに諏訪湖が見えます。
西天狗の山頂は大変広く、草木の無い砂礫地です。昼食を摂るには十分なスペースがあるので、多くの登山者が休憩をしていました。
東側に目を向けると、次の目的地、東天狗岳が見えます。登り返しがきつそうな稜線ですね。早速向かってみましょう。
西天狗岳山頂→東天狗岳山頂
東天狗岳山頂までは距離にして約0.4km、20~30分かけて登ります。登り返しがありますが、絶景の稜線歩きを満喫できるビクトリーロードです。まずは鞍部(山と山との間の低くなった所)まで岩だらけの道のりを下ります。
鞍部から望む東天狗岳の山頂には、沢山の登山客で溢れかえっています。見た目からしてかなりの急登ですね。左手に見える岩は天狗岳の山名の由来にもなっている「天狗岩」です。
反対側を振り返ると西天狗岳の山容を拝むことが出来ます。東天狗岳とは全く異なる山容であることが良くわかります。鞍部からは双方の山容を楽しむことが出来るご褒美ゾーンです。
東天狗岳山頂までは岩場の急斜面が待ち受けています。とはいえ、距離は短いことと、絶景を楽しみながら登ることが出来るので、ご褒美感が強く、全く苦になりません。
東天狗岳山頂に到着です。標高は2640メートル。八ヶ岳連峰の主稜線上にある立派な山頂にも関わらず、山頂標識が案内標識のような簡素な内容で、少し残念な扱いです。
東天狗岳山頂からの景色
東天狗岳も山頂の周りには視界を遮るものがなく360度大パノラマが広がります。西天狗岳からの眺めとは異なった絶景を楽しむことが出来るので是非とも登頂していただきたいです。
西側に目を向けると、西天狗岳がそびえたちます。遠くにはアルプスの山々を一望できますが、西天狗岳からの展望のほうが絶景です。
東側に目を向けると野辺山高原越しに長野県佐久地域の山並みを一望できます。この日は残念ながら雲がかかってしまいました。
南側に目を向けると、主稜線上に南八ヶ岳の山並みを一望できます。硫黄岳の爆裂火口でもある断崖絶壁が際立っていて圧巻ですよね。
北側に目を向けると、右手の天狗岩越しに北八ヶ岳を一望できます。北八ヶ岳の展望は東天狗岳からのほうが絶景です。
東天狗の山頂は大変狭く、岩だらけです。昼食を摂るには十分なスペースが無いので、休憩をするのであれば西天狗岳がお勧めです。
東天狗岳山頂→東天狗岳分岐
ここからは下山コースです。チェックポイントとなる東天狗岳分岐までは距離にして約0.3km、標高差80メートルを15~20分程度下ります。天狗岩へ続く尾根道を歩きましょう。
天狗岩をトラバース(山の斜面を横方向に移動すること)すると、黒百合ヒュッテが見えてきます。意外と近くに感じますよね?下山は楽勝だと思っていた筆者は、この先で後悔することになります。
というのが、下山の道のりの大半が足場の悪い岩場続きなので大変歩き辛く、思っていた以上に時間を要すからです。東天狗岳分岐までは距離が短いとはいえ、果てしなく長く感じます。
東天狗岳分岐に到着です。因みにここの分岐は、下山においてターニングポイントとなります。中山峠へ進むと距離が長くなる代わりに比較的楽に下山できるので、下山では定番のコースのようです。
すりばち池方向へ進むと、天狗の奥庭と呼ばれる絶景スポットに寄り道できるかわりに、岩場の急斜面が続く非常に歩きづらい道のりです。筆者は天狗の奥庭に寄り道したかったので、すりばち池方向へ進みました。
東天狗岳分岐→天狗の奥庭
天狗の奥庭までは距離にして約0.8km、標高差150メートルを50~60分。出だしから岩場の急斜面を激下りします。岩を跨ぎながらの下りは大変危険で、1歩1歩慎重に進むことになるので神経を使います。
その代わり360度大パノラマの道のりで、天狗の奥庭やすりばち池、黒百合ヒュッテ越しに北八ヶ岳を一望しながら下山が出来ます。
後ろを振り返ると東天狗岳と西天狗岳、双方の山容を一望できるのでご褒美感があります。下山の道のりが如何に岩場の急斜面かが伝わるのではないでしょうか。
途中にある「天狗の奥庭上」というポイントからの景色は絶景で、縞枯れ現象が特徴的な北八ヶ岳の山容をバックに、すりばち池と天狗の奥庭を一望できます。すりばち池は干上がっていることが多く、ただの窪地に見えます。
天狗の奥庭に到着です。一帯は一面岩だらけの大パノラマが広がります。その代わり足へのダメージも大きいので、膝が心配な方は東天狗岳分岐から中山峠へ進むことをお勧めします。
天狗の奥庭→黒百合ヒュッテ
黒百合ヒュッテまでは距離にして約0.4km、標高差30メートルを15~20分程度下ります。干上がったすりばち池を横目に、引き続き岩が覆い尽くした登山道歩きです。
標識がある場所までは平坦な道のりが続きますが、岩歩きは本当に足へのダメージが深刻で、段々と足があがらなくなります。分岐からは黒百合平方向へ進みましょう。
すると、暫くの間視界から消えていた黒百合ヒュッテが見えてきました。ここからは岩場の急斜面を激下りするようです。
黒百合ヒュッテに到着です。宿泊施設とテント場がある通年営業の山小屋で、多くの登山者が憧れる北八ヶ岳登山の拠点です。日帰り登山客でもトイレや飲み物、お土産の購入が可能です。
但し、食事については2023年現在、人手不足で日帰り登山客への提供を中止しているので注意が必要です。名物のビーフシチューを食べたかったので残念ですが、来年は人手不足が解消されることを願っています。
黒百合ヒュッテ→唐沢鉱泉分岐
唐沢鉱泉分岐までは距離にして約1.3km、標高差200メートルを45~50分程度下ります。黒百合ヒュッテからゴールの唐沢鉱泉までは北八ヶ岳らしい苔むした幻想的な登山道が続きます。
とはいえ、登山道は岩が覆い尽くしており、なかなかの急こう配が続くので慎重に歩く必要があります。足腰の負担は相当なものです。正直な話、下山のほうが時間がかかるので大変です。
唐沢鉱泉分岐に到着です。因みにここの分岐も、下山においてターニングポイントとなります。渋の湯入口へ進むと岩場が少なく、緩やかな道のりなので足の負担が少なくなります。但しその分、距離と時間は長くなります。
唐沢鉱泉方向へ進むのが一般的ですが、引き続き岩場の急こう配が続くので、足への負担が心配です。もう足が限界!という方は渋の湯入口へ進みましょう。筆者は悩んだ末、唐沢鉱泉方向へ進みました。
唐沢鉱泉分岐→唐沢鉱泉
唐沢鉱泉までは距離にして約2.1km、標高差320メートルを60~70分かけて下ります。相変わらずの岩場の急こう配に加え、苔で滑りやすく、このルートを選んだことを少し後悔しました。
半分くらい歩き進めると段々と岩場が少なくなり、歩きやすくなってきます。苔の森も段々と美しくなり、正にジブリの世界です。最後にご褒美ゾーンが待ち受けていました。
苔と岩が幻想的な北八ヶ岳特有の美しいその景色は、日本三大原生林に数えられる貴重な苔の森です。反時計回りルートよりも苔の森が続くので、苔好きには堪らないのではないでしょうか。
登山道からは段々と岩が無くなり、更に緩やかな道のりになるので快適に下山できるようになります。下山スピードが上がってきたところで橋が見えてきました。唐沢鉱泉はすぐそこです。
因みに、唐沢鉱泉の手前にはコバルトブルーが美しい源泉池があります。最後の最後で思わぬ絶景のご褒美が待ち受けていますよ。
唐沢鉱泉に戻ってきました。本当であれば下山後に温泉に入る予定でしたが、想像していた以上に下山で時間を要してしまい、日帰り温泉は終了していました。温泉に入りたい方は15時までには下山できる計画を立てましょう。
天狗岳を登ってみてわかったこと
天狗岳は北八ヶ岳特有の幻想的な苔の森を楽しみながら、360度大パノラマの山頂を2座も楽しめてしまうという、人気の理由も頷ける山でした。天狗岳に登ってみてわかったことをまとめました。
まとめ
- 八ヶ岳連峰ほぼ中央に位置する双耳峰。北八ヶ岳の最高峰
- 東西2つの山頂を持つが、同じ山とは思えない対照的な山容
- 起点となる登山口が多く、柔軟な登山ルートを計画できる
- 唐沢鉱泉から天狗岳を周回するコースは人気の日帰りコース
- 周回コースは時計回り・反時計回りどちらが良いかで悩む
- 駐車場までの道のりは悪路。満車時は路肩駐車することになる
- 北八ヶ岳特有の苔と岩が美しい樹林帯歩きを満喫できる
- 危険個所は少ないが、足場の悪い岩場続きなので歩きづらい
- 西天狗岳・東天狗岳共に360度大パノラマの絶景が広がる
- 西天狗岳→東天狗岳までの稜線歩きはビクトリーロード
- 休憩をするのであれば山頂が広い西天狗岳がおすすめ
- 黒百合ヒュッテは日帰り登山客への食事販売無し(2023年現在)
- 唐沢鉱泉の日帰り温泉は15時で受付終了なので注意が必要
時計回りと反時計回り、どちらがお勧め?
唐沢鉱泉から天狗岳を周回するコースを登る場合、個人的には時計回りのほうがお勧めだと思いました。
というのが、反時計回りのコースは山頂までは短時間で登頂できる代わりに、下山では想像以上に時間がかかるからです。岩場が連続する登山道が続くので神経を使うことになり、足腰の負担も相当です。
反時計回りのコースは周回コースとしてではなく、ピストン(往復)で使うのがお勧めだと思いました。その場合、天狗岳の最短コースを取ることが出来るのではないでしょうか。
ギア
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