岩本利達
無人島を貸し切って100人でかくれんぼをするイベント『無人島かくれんぼ2024』開催

無人島を貸し切って100人でかくれんぼをするイベント『無人島かくれんぼ2024』開催

長崎県壱岐市にある無人島「妻ヶ島」を舞台にした、100人規模のかくれんぼ大会「無人島かくれんぼ2024」の開催が決定した。無人島を貸切っての公式かくれんぼの開催は日本初とのこと。

肩書きも性別も関係なく、2時間ただ隠れることだけに集中するというシンプルなルールではあるが、極限のサバイバル状態を体験するのにはうってつけ。かくれんぼが終わった後は無人島でキャンプをするという二段構えになっている。

無人島という究極のステージでかくれんぼに挑む

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このイベントの舞台は無人島。2002年までは人が住んでいたという事もあってか、名残を感じる井戸や建造物跡も存在しているとのこと。そんな普段は人の気配が全くない自然の中で、参加者たちは自らの存在を消し去ることを求められるという訳だ。

岩陰、木々の間、茂み…普段なら気にも留めない場所が、ここでは絶好の隠れ場となる。子どものころにやっていたかくれんぼからは数ランクも上のステージだからこそ、大人でも本気になって遊べるのである。

鬼が10名、隠れる参加者が90名の合計100名。従来のかくれんぼ同様、見つかると鬼になるので最終的には1対99という構図もあり得る。最後まで隠れ切った参加者はもちろんだが、たくさん見つけた鬼も評価されるなど、ポイント制となっているため、すぐに見つかってしまってもチャンスがあるというのが嬉しい。

かくれんぼと並行してサブミッションも用意

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島には物資補給エリア、ポイント加算エリアなどといったサブミッションも用意されており、ゲーム性は高そう。2時間という短くも長い時間を隠れ抜くためには物資も必要という事で、補給できるエリアが用意されるようだが、鬼からすると格好の狩場。これをどう潜り抜けていくのか戦略が試される。

ポイント加算エリアは読んで字のごとく、隠れたり見つけたりする場合にポイントが加算されるエリアという事だろうか。これも優勝するためには見逃せない要素になる。

かくれんぼ後は妻ヶ島の大自然を楽しむ

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メインの企画はかくれんぼなのだが、その後にあるキャンプも参加者としては見逃せない。元々妻ヶ島には「無人島キャンプ」という企画があり、スタッフのサポートを受けながらサバイバルキャンプが楽しめる。

鬼も参加者も分け隔てなく「無人島BBQ」を楽しみ、ドカン風呂なども体験できるそう。なんと翌日にはイカダを作って無人島から脱出するというのも面白い。

非日常がもたらす新たな発見

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無人島でかくれんぼしたことがあるというのは人生の中でもけっこうな話のネタになりそう。無人島からイカダを作って脱出するというのも、普通に生活していればほとんどない経験だ。普段のキャンプに飽きていたという方は参加を検討してみてはいかがだろうか。

紹介
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  • 岩本利達
  • 岩本利達キャンプクエストNEWS編集部
  • NCAJキャンプインストラクター/JACオートキャンプ指導者
    『子どもを育む場としての「キャンプ」こそ持続可能な社会の第一歩』をテーマに、環境意識やサバイバル知識を高めるために日夜活動。ガジェット/ギアマニアの視点から最新アウトドアニュースをお届けします。

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