キャンプブームのおかげで色んなテントが登場しましたが、テントを買い替えるタイミングって悩みませんか?自分はあれも良いなこれも良いなと思っているうちに替え時を見失っている気がします。
そんな時に友人の1人がまた新たなテントを引っ提げてキャンプ場に登場!そのテントは自分の欲しいものリストにも入れていたFUTURE FOXのFOX-BAKERではありませんか!
タープ不要で大きな日陰を作ってくれて大活躍だったFOX-BAKERの魅力を紹介していきたいと思います!
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目次
FOX-BAKERはどんな商品?
FOX-BAKERはFUTURE FOXから発売されている人気のテント。こういう形状のものを一般的にベイカーテントというらしいのですが、とても迫力のあるフォルムが魅力の1つになっています。
FOX-BAKER 公式スペック
カラー | オリーブ ブラック |
---|---|
サイズ(フルクローズ時) | (約)W240 × D400 × H200 |
収納サイズ | (約)W70 × D30 × H25 |
重さ | 約15.6kg |
材質 | テント前室部分:ポリコットン テント寝室部分:ポリエステル150D インナーテント:通気性ポリエステル ポール:アルミ合金A6061 ロープ:ポリプロピレン |
耐水圧 | テント前室部分:撥水加工 テント寝室部分:3000mm |
付属品 | テント本体 メインポール × 4本 センターポール ×1本 サブポール ×2本 ロープ4m ×6本(内2本は備え付け済) 二又ロープ8m ×2 インナーテント 収納袋 |
最初はオリーブカラーのみだったFOX-BAKERでしたが、ユーザーからの要望が多数寄せられたことでブラックカラーが追加されています。その名も「FOX-BAKER Black」!
なんだろう、単純なネーミングの付け方なのにカッコイイ…。
手持ちのブラックギアと合わせられるので買い替え検討にも入っていけそうです。
セット内容
付属品の多さは見た目でも分かる大きな収納バッグ。
開けてみると収納状態は至ってシンプルにポール、ロープ、本体の3点。
ポールは袋から取り出すと本数の多さにびっくり(笑)
ロープも太めのタイプ。
ちょっと混同して紹介してしまいましたが、明るい緑色の袋は跳ね上げ用に用意した追加のポールとなっています。
こちらも一緒に収納袋に入ります!
FOX-BAKERの特徴
FOX-BAKERには色んな良さが詰まってました!
男の浪漫あふれるテント
公式の謳い文句の通り、巨大な秘密基地。
テーブルをL字に配置してスタンバイ完了。もうこれだけでカッコイイ。
少し引いて見るとテントの大きさが一目で分かります。跳ね上げたフロント部分だけでテーブル2つにチェアまで配置できます。
夜の宴会に向けて仕込み中
好きなギアたちを好きなだけ持って行っても十分に配置出来るスペースは確かにある!自分だけの“好き“を詰め込んだ拠点を作れます。
かなり大きな日陰を作ってくれます
フロントだけでなく両サイドも跳ね上げられば、タープいらずで大きな日陰を作ってくれます。
友人は基本ソロでFOX-BAKERを使っているのですが、みんなで集まる時はその大きさを活かしてタープの代わりに大活躍。
太陽の位置や跳ね上げる部分を変えられるので、その場面に合った空間を提供してくれます。
ハイブリット仕様で快適に
一緒に設営させてもらっている時に気付いたのが、テントの前と後ろで素材が違うハイブリット仕様になっている点!
最初は勝手に「焚き火に強くて人気のTC素材を全面採用したかったけど、コストダウンの為に寝室部分をポリエステルにした(だろう)」と思っていましたが、寝室部分にポリエステルを採用しているのは3000mmという高い耐水圧を得るためでした。
艶やかな背面はポリエステル製
TC素材は一般的なものと同じく頑丈。焚き火をするならやっぱりTC素材は外せないですよね。
でも確かに焚き火をする部分以外もTC素材である必要がないのも事実…。
寝室部分はしっかり水を弾いてくれそうです
素材の特徴を良く考えて採用されたハイブリット仕様には脱帽でした。
高さも扉も広い!圧迫感の無さは魅力的!
スペック上で高さが200cm…と知っていましたが、確かに全然頭がつきません!
※もう少しピンと張ればもっと高く感じます。
参考:身長173cm
横幅も両手を広げてみるとこの通り!ワンポールテントでも高さは確保されているものの、三角形なのでどうしても端の方では狭さを感じてしまう部分もありました。
しかしFOX-BAKERはその高さに加えて、広くて四角いのでレイアウトがしやすい形状なのも特徴。
そして両サイドの出入り口は横幅が2人分もあろうかという大きさで利便性も高い!
大きいは正義!
出入り口だけではなく、風通しを良くする大きな窓的な役割でも活躍してくれそうでした!
薪ストーブOK!オールシーズン対応です
煙突用の穴もしっかり付いているので季節問わずに年中使用可能!
当然煙突ガードも入る大きさで安心です!
クルッと丸めるタイプです
寝室も広くメッシュも標準装備!
寝室は一般的なソロ用マットなら4枚、コットでさえも3つは入る広さ。この広さなら冬はコタツを採用して篭っても良さそう。
暑さの厳しい夏はメッシュで通気性を確保。しかも、半分だけ捲り上げて使うことも可能で、利便性の高さも備えていますし、使わない時はしっかりとTC素材でガード。それにより万が一火の粉が飛んでもメッシュに穴が空くのを防いでくれるのも心強い。
網目は細かいので小さな蚊もシャットアウト!夜は自然の風で涼しく過ごせることでしょう。
後ろからチラリ
張り方は自由!アレンジも思いのまま!
「まだまだ色々試せてない」と語る友人ですが、“色々“と言えるくらい沢山の張り方をFOX-BAKERではできます。
シンプルに全てを張り上げて巨大なタープ代わりにしてもヨシ、視線が気になる方はサイドだけを張り上げて目隠しにするもヨシ。
色んなキャンプ場やシチュエーションによって変幻自在に姿を変えてくれる柔軟性は大きな魅力です。
張り上げるだけでも3方向で使い分けれるだけでもかなり自由度が違いそう。サイトによってもテントの向きは変わりますからね〜。
追加ポールが必要にはなりますが、自分だけの張り方を見つけるのも面白そうでした!
他メーカーの約半分の重量!
一般的なベイカーテントは大きく重量が約30kg近くにもなるそうですが、FOX-BAKERはその約半分。テント生地をハイブリットにしたことで大幅な軽量化を実現したとのこと。
重いなぁとは思ったけども笑
他メーカーで30kgを超えるものもあると思うと、16kg以下まで抑えたのはすごい企業努力です!
他にも細かなこだわりが!
紹介してきた他にも作り手の想いが詰め込まれていました!
寝室には収納ポケット
寝室には小物を入れておく収納ポケットが備え付けられています。
スマホ、車のキー、小型のライトなど、就寝時に置き場に困るものを入れておける便利さがあります。
スマホなんかは適当に枕元に置いて寝ると「あれ!?どこに置いたっけ!?」と翌朝焦るんですよね、特にたくさん飲んで寝た日に(笑)
背面を開けて風通しを良く
先ほど紹介した背面のメッシュはかなり大きめ。
夏は日が昇るのが早く、早朝から幕内の温度が上昇して目が覚めてしまう…それを少しでも軽減してくれる通気性が確かにありました。
地面にしっかり固定されるポール
地面に接する部分のポール先端は刺さりやすい形状に。
設営時にもズレづらく、ほんの僅かな工夫なのでしょうが安定感が向上してなかなか良かった点でした!
FOX-BAKERの使いにくかった点
友人の経験、そして一緒に設営から撤収までをしてみて気になった点を紹介します。
大きくて設営が大変
公式では1人でも設営できます!と言っていましたが、正直1人での設営は結構大変。慣れれば…とフォローしたいところではありますが、テントのサイズが大きいのでワンポールなどの手軽なテントと比較するとやっぱり大変です。
それにテントの重量が重いので、無理に立てようとするとビリリッと破れてしまう恐れがあるらしい。
ということであえて通さずに設営しました
設営ガイドの通りにやれば大丈夫なはずですが、これは口コミでもよく言われているそうで心配事の1つに。
友人はソロでなんとか設営しているようですが、そういう理由もあって出来るだけ2人以上で設営するのが吉ですね。
結構大事そうな場所のポールですけど…!?
持つより担ぐ!重量はトップクラスの重さ!
ベイカーテントの中では軽い!と紹介しましたが、約16kg近くにもなるテントは重い(笑)他社メーカーの約半分の重量にまでした企業努力は確かにすごいですが、駐車場からサイトまで距離があるようなキャンプ場だと大変だと思います。
キャリーワゴンなどがあっても収納バッグ自体も大きいので、テントだけで一往復しないといけない感じになりますね。
煙突使用時は設営前に準備するべし
とりあえずテントを設営してから他のギアたちを…と、ついついそんな手順で準備をしてしまいがちですが、薪ストーブを使うなら煙突用の穴は設営の際に先に開けておく必要があります。
煙突用の穴は前室部分の真上に位置するココ。設営してからでも開けることはできますが2mの高さは現実的に厳しいです。
あ!忘れちゃった!の時のめんどくささったらないですからね(笑)
パーツ点数多し!説明書は必須です
テント・ポール・ロープと、パーツの種類は少ないですが、ポールの量はこれまでのテントの中ではダントツで多いです。
大事なメインのポールは蝶ネジが付いているものだったり。
ロゴが入っているのがあったりと、用途によって形状が違うものが全て一緒に入っているので、探しながら組み合わせていくのが結構大変というか、めんどくさく感じてしまう部分だと思いました。
ただこだわりは見えるので嫌いではない
FOX-BAKERを体験してみて
ネット上でしか見たことがなかった憧れのFOX-BAKERの実物は想像よりも大きく迫力がありました。
大き過ぎて「これ、いつも1人で設営してる?」と初っ端から大変さに気づいたものの、これ1つでタープ代りにもなり、そして広い幕内の快適さはやっぱりかなり高い。
1人での設営がやっぱり大変だと感じたり、テントが破れてしまう可能性の話を聞くと少しビビってしまう部分はありますが、“ロマン溢れる秘密基地“の謳い文句通りの良さが詰まったテントでした〜!
ギア
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