キャンプと言えばやっぱり山や海。どうしてもそんなイメージを持ってしまいがちですが、のどかな農村風景の中でするキャンプも良いものですよ。
ということで、ここで紹介するのは宮城県登米市にある「たびのCAMPING BASE伊豆沼ラムサールキャンプ場」です。直売所のお肉たちを肴に、のんびりとしたひと時を過ごすのもいいですよ〜。
伊豆沼ラムサールキャンプ場の基本情報
たびのCAMPING BASE伊豆沼ラムサールキャンプ場は、宮城県登米市にある伊豆沼のすぐ横にあるキャンプ場です!
伊豆沼ラムサールキャンプ場の所在地と利用料金
連絡先 | たびのCAMPING BASE伊豆沼ラムサールキャンプ場 |
---|---|
所在地 | 宮城県登米市迫町新田字新前沼254 |
営業期間 | 3月上旬〜12月中旬 月曜日、祝日の翌日 ※積雪などの状況で変更の可能性あり |
定休日 | 月曜日、祝日の翌日 |
チェックイン | 11:00~16:30 |
チェックアウト | 翌10:00まで |
電話番号 | 022-397-8735 |
料金 | 1,100円〜 |
交通アクセス(車) | 東北自動車道築館ICから車で約20分 |
伊豆沼ラムサールキャンプ場は直売所やレストランも運営しており、激ウマなハムやソーセージを味わえます!
一般的にイメージされるようなキャンプ場ではありませんが、田んぼの中の農村風景だからこそ味わえる、どこか懐かしさを感じるキャンプ場になっていました。
アクセス方法
伊豆沼ラムサールキャンプ場は最寄りの築館ICから約20分の場所にある伊豆沼の横に隣接するキャンプ場です。近くにスーパーなどはありませんが、ハムやソーセージなどを取り扱っている直売所もありますし、10分程度車を走らせれば登米市街に入るので利便性の高い場所です。
キャンプ場の予約はオンラインで!
伊豆沼ラムサールキャンプ場の予約はオンライン予約で。カレンダー表示で空き状況や利用料金なども一目で分かるようになっているので、予約はスムーズに行えると思いますよ!
受付は手前のサンクチュアリセンターへ!
キャンプ場の受付はキャンプ場の手前にあるサンクチュアリセンターにて行います。
ついついキャンプ場の方へ行ってしまいがちですが、キャンプ場内にある管理棟には常駐していないようなので、ほとんどの確率で入り口の張り紙を見て戻ることになると思います(笑)
伊豆沼ラムサールキャンプ場施設紹介
農村風景に時折通る電車の音が合わさって心地良さを感じたキャンプ場です!
フリーサイトは10張りまで!
伊豆沼ラムサールキャンプ場はフリーサイトが10張りまでと少なめでした。
管理棟の斜め前のエリア
10張りと聞くとあまり広くないのかとも思いますが、敷地自体は広いので圧迫感はほぼナシ。
青空が眩しいぜ
先に挙げたマップで分かる通り、この場所はテントを張れる部分の周りにスペースが設けられているので、他の方がいても窮屈にはならない感じ!
車道が近過ぎるのではないのか!と、少し気になったのですが、立派な道路な割に車通りがかなり少ないの道で良い意味でびっくり(笑)
奥側から撮影
地面はウッドチップが敷かれていてフカフカでした。
体験工房の横のエリア
写真右手にある外灯の真下も設営はOK。体験工房に人がいる時はちょっと気まずそうですが、ここが1番快適そうに感じました。
地面は平ら、外灯で夜も安心、荷物の運搬は超〜楽ちん。
しかも1張り分のスペースなので実質区画サイトですねココは!
体験工房の裏のエリア
体験工房の裏も設営可能エリアになっていますが、ここは若干傾斜気味になっているので設営難易度は高め。
奥にはかなり開けた土地がありますが、マップ的に言うとこの先は設営可能エリアから外れているので設営は残念ながら不可。
さらに奥
この場所も厳密に区画が仕切られているわけではないので、マップを見つつ、あまりハミ出さないように注意ですね。
グランピング用の区画
予約サイトからは選択出来ません(2024年7月時点)でしたが、キャンプ場マップにもあったグランピング用の区画が2箇所設置されていました。
管理棟の斜め前のエリアの中
広い区画に人工芝が敷かれ、テントとタープが張られるのがイメージ出来ますね。
体験工房の斜め前
グランピングが気になる方は1度電話で問い合わせてみるのも良いと思いますよ!
のんびり過ごすヤギに癒される
キャンプ場で驚いたのがヤギが草をむしゃむしゃ食べながら寛いでいたところ。テント設営可能エリアにあるので、本当に近いとこで見ることが出来ます。
近寄ってみると離れるどころか逆に寄ってきて何か言いたそうな…いや、眠そうな顔に見える(笑)
ヤギの目ってこんな感じなんですね!!
ちょうど散歩に訪れていた親子がエサを買って楽しそうにあげてましたね〜。
近寄ってきたのはエサがもらえるからだったんですね笑
ガチャガチャも楽しいし、エサをあげても楽しいしで良いアイデアですねこれは!
駐車場は20台以上は駐車可能!
伊豆沼ラムサールキャンプ場はキャンプだけじゃなく、散策や生ハム作り体験などをする方も訪れる場所になっているので駐車場は広め。
テントは1日10張りまでのキャンプ場なので、駐車スペースは全然心配いりません!
管理棟(交流館)とシャワー室
キャンプ場の中心部分にあるこれが管理棟。ですが先に言ったように受付はサンクチュアリセンターで行いますし、管理人さんが常駐しているわけでもないので、サニタリー棟と思ってもらえるとピッタリかと。
中にはシャワー室もあり、脱衣所はかなり広い!
これまで見てきた中でもトップクラスの綺麗さと快適さを兼ね備えていました!
注意書きを守って利用したいですね。
洗い場は管理棟の裏手に
BBQはコンロで行っているようなので、カマドがあるような炊事場はありませんでしたが、洗い場は管理棟の裏手にありました。
業務用のシンクで蛇口が3つとシンプルな設備になっていましたが、テントが10張りまでというのを考えると十分な大きさですね。
その横には大きなテーブルがあり、ここでBBQをしているのが目に浮かびます。
テーブルは巨大な木を縦に切って作った立派なテーブル!これだけで20人まとめて食事が出来そうなサイズでした。
ホントにデカイ
テーブルの横にあるドラム缶が伊豆沼ラムサールキャンプ場の炭捨て場。ゴミは持ち帰ることになっていますが、炭だけは捨てることが出来ます!
トイレ
トイレも管理棟の中にありましたが、シャワー同様にとっても綺麗なトイレ。
色んなキャンプ場を利用させてもらってきましたが、トイレが綺麗だと一気に満足度が向上しますね。
伊豆沼ラムサールキャンプ場の見所
キャンプ以外でも楽しめるのも見所です!
電車の音が心地いい
キャンプ場の手前にはJR東北本線が走っていて、踏切がなんとも言えない懐かしさを感じさせてくれます。
農場レストランでは電車を眺めながら食事が出来ると評判。
ちょうど通ってくれました!
踏切の真ん中から見える線路がとっても良い!!電車が好きな人にはたまらないと思いますよ!
安全を確認してから撮影しています
少し遠いですがサイトからも見えますよ〜!
近くには新田駅という無人駅も!
豊富な品揃えの直売所!
伊豆沼ラムサールキャンプ場は伊豆沼農産という直売所もやっていて、ここで加工されている伊豆沼ハムはとっても美味しくて有名です。
ハムだけでなくソーセージなど色んな加工食品がズラリ。
個人的にはサラダハムがめちゃくちゃ好みでした!
黄金の豚かば焼きは日本テレビ系列のニュース番組「ZIP!」でも紹介されています!
お土産にも最適なギフトは圧巻の光景。もちろん自分へのご褒美にキャンプですぐ焼いても良いですね!
キャンプ場の近くにはスーパーはないものの地域の野菜も取り扱っているので、食料品は伊豆沼農産で調達しても良さそうですね。
手作りパンを朝食にしても良いかも
農場レストランもやっていますし、キャンプだけでなくフラッと寄り道してもベンチに座ってジェラートを味合うのも良いと思います。
珍しい藻塩味を発見!味は自分の舌で確かめて下さい!
手作り体験もできる
キャンプ場の予約ページにはありませんが、食農体験や体験農園など色んな体験が出来るのも魅力の1つになっていました。
生ハムオーナー体験とはどんなことをするのだろうか(笑)
気になった方は問い合わせてみて下さいね!
淡水魚館は好奇心がくすぐられる
キャンプ場の受付を行うサンクチュアリセンターは、伊豆沼に住む魚たちを紹介する淡水魚館として開放されています。
しかも入場料は無料!キャンプと淡水魚館の組み合わせは夏休みのイメージにピッタリ!
自由研究にどうでしょう
デカッ!な伊豆沼
キャンプ場から伊豆沼の方へ歩いていると野鳥観察館というのを発見。階段を登り上から眺めてみると伊豆沼を一望出来ました。
ボートも発見。そりゃこれだけ広ければありますよね。
海にはない、冒険心をくすぐられる何かが確かにある…!
写真では凄さが上手く伝えられないのが残念です…
伊豆沼ラムサールキャンプ場の注意点
特に大きな欠点ではありませんが、頭に入れておきたい部分をまとめました。
ゴミは持ち帰りor有料処分
伊豆沼ラムサールキャンプ場は基本的に炭以外のゴミは持ち帰り。これは他のキャンプ場に言えることですが、ちょっと違うのは有料であれば処分してもらえる点。
炭は洗い場の近くのドラム缶へ
注意点ではないですが、他とは違うということで挙げてみました。
場所によってはでこぼこ注意
写真で見るとかなり地面が平らに見えますが、場所によっては少し傾斜になっている場所もあります。
普通に過ごす分には問題はありませんが、寝床は頭の位置が下にならないように考えて配置するように意識した方が安眠できると思います。
日陰がないのでタープの用意を!
青空が眩しい良い場所でしたが、どの設営場所を選んでも日陰になるような所は全く無いので、真夏はタープは必須かと。
テントを張れば日陰もできるし大丈夫!なんて安易に考えてると、幕内の温度がグングン上がって地獄を見ることになるかも…。
タープがない方は何かしらの暑さ対策をしておくといいと思います!
伊豆沼ラムサールキャンプ場まとめ
伊豆沼ラムサールキャンプ場の公式HPには「森の中でも、沢のそばでもない」とのフレーズがありましたが、広大な伊豆沼や時折聞こえる電車の音、そして「のんびり過ごすとはこういうことだよ」と教えてくれているようなヤギ達にも癒されるキャンプ場でした。
確かに一般的に想像するキャンプ場ではないのかもしれませんが、淡水魚館に行ったり直売所のお肉を味わったり、伊豆沼ラムサールキャンプ場ならではの良さを楽しむことができます。こういう場所の方が飾らずに自然体で過ごせるのかもしれませんね。
ギア
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