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山菜の採れる場所|山、森、渓流の歩き方

里山や河川敷、近所の公園など・・・山菜採りが出来るフィールドは沢山あります。しかし、場所によっては山菜の採取を禁止している場合があったり、その植物が生育するのに適していないことがあったりするため、ポイントを見極める力も山菜採りにはかかせません。

今回はそんな山菜の探し方と、山菜の採れる場所と言うところにフォーカスを当てて解説したいと思います。

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フリーランスライターとして日銭を稼ぎ、道端の雑草を食べながら日々を生きています。フィールドワーク全般が趣味で、野草・薬草・キノコについて勉強中です。

山菜が採れる場所は?

/野に生えているつくし

植物が生えていたとしても、それを採取しても良いものかどうか簡単に見分けがつかないこともあります。そこで、この記事では一般的に山菜を採っても問題のない場所についてまとめました。

もちろん下記の場所であっても私有地である場合や、注意の看板がある場合には採取不可能ですので臨機応変に対応してください。

自然公園

/伊勢志摩国立公園

その地域の都道府県立自然公園、および国立・国定公園においては定められた特別地域以外の場所であれば特に許可を取らずとも植物の採取が可能です(詳しくは公園や都道府県の公式HPを見て下さい)。

つまりこの範囲に入らない部分の国が所有している土地であれば山菜採りを行うのは問題ないという事ですね。

また、原則的にはこの特別地域内では植物の採取を行ってはいけませんが、地面に落ちているドングリなどの木の実を常識の範囲で拾う程度なら特に何も言われないでしょう(特別保護地区においてはその限りではありません)。

近所の里山

/里の原風景

こちらも稀に特別地域が含まれていることがあるものの、上にあげた国立・国定公園ほどの制約はありません。

もちろんそこが他人の土地である場合であれば採取以前にそもそも進入が出来ませんが、それ以外の場合であれば基本的に山菜採りをしても問題はないでしょう。こちらも入山する前にある程度調べておけばより安全ですね。

墓地公園など

/公園墓地

墓地公園は初めに挙げた自然公園とは異なり、国営のほかに公営の場合があります。その場合は公園のHPや入り口などにある看板に独自のルールが記載されている事が多いため、山菜採りは入念な確認の上で行うようにしましょう。しかし、どちらにせよ墓地に生えていた植物を食べたいかどうかと聞かれると微妙ではありますが。

河川敷

/河川敷

ここまで何かと制約の多い場所ばかりを紹介してきましたが、河川敷は一部の地域を除き公共用地として利用されておりますので、個人レベルの採取であれば特に罪に問われることはありません(バーベキューをしている人も時々見かけますね)。

そもそも法律的には問題であっても山菜採りや昆虫採取などを完全に取り締まることは不可能ですし、これらはもともと誰かが作ったものではなく自然のものですので小規模の採取で問題化することはまず無いと言っても良いでしょう。もちろんこれも常識の範囲内での話ですが。

自分の土地

/山林の土地

先ほどまでは主に国有地での山菜採りについてのルールを書いてきましたが、当然自分の土地であれば面倒な制約にしばられることもなく、思う存分楽しむことが出来ます。

最近ではキャンプやバーベキューなどアウトドアを楽しむために山林を購入する人も増えているようなので、お金に余裕のある方はいっそ自分の山を持つと言うのもひとつの手ではないでしょうか。山菜採りツアーなどを組めばある程度の収益化もできるでしょう。

山菜採りのコツ。歩き方と探し方

/トレッキングしているシニア

当たり前ですが、場所さえ見つければどんな山菜でも採れるというものではありません。多くの植物は日当たりの良い場所に生えるため登山道沿いを歩くだけでも見つけられますが、ライバルの多い春先には山菜を探すためにコツがいることもあります。

ここからは美味しい山菜をたくさん採取するためのコツや心構えについて書いていきたいと思います。

自分の足で歩く

/山の中を歩く後ろ姿

よく整備された山では車やバイクで山頂まで行けることもありますが、運転をしながら目当ての山菜を探すことは非常に難しいです。特に普段意識することのない植物は、よく注意しないと脳が認識しないため実際に自分の足で歩いて探すのが一番です。

山菜採りのついでに登山もすれば体力もついて一石二鳥ですので積極的に歩きましょう。

図鑑などを携帯する

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引用:Amazon

山菜と一口に言っても自然の中には様々な種類の植物があり、誤って毒草などを採る危険性もあります。また図鑑を見て種類をしっかり覚えたと思っていても、野生種は葉がちぎれていたり、虫に食われていたりする上に環境も異なるため、初めて実物をみるとどの植物か分からないこともあります。

そのため初心者のうちは図鑑を携帯して、特徴を照らし合わせてから採取するようにしましょう。

植物が良く生える場所を知る

/植物が良く生える渓流沿いの風景

先ほども書いた通り、多くの植物は登山道や南向きの斜面など日当たりの良い場所に生えます。

しかし、フキやウワバミソウ、オランダガラシなど水辺の特にジメジメとした場所に生えるものや、日陰や水中に生えるものもあるため、図鑑などで目当ての山菜の特徴をしっかりと覚えてからポイントを絞って探すようにしましょう。

また日本でよく見られるスギ・ヒノキの針葉樹林の地面にはシダ類など一部の植物以外は生えにくかったりするので、このような特性を知っておくことも重要です。

植物の特徴を知る

/ヤブカンゾウの花

これも先ほど書いたことに通じることですが、さらに一歩踏み込んだ内容として植物の細かい特性を知ることが挙げられます。

たとえば山菜の採取に当たって乱獲をしないことは大切な事として知られていますが、これは実や花などを採取しすぎると少なくともその年は種子をばらまくことが出来なくなると言うのがひとつの理由です。

しかし、その植物が多年草である場合には株が枯れなければ個体数は減らないので、ある程度多めに採取しても構いませんし、ヤブカンゾウなど種子を作らず匍匐茎によって増えるような植物は蕾や花をいくら採っても種の存続には全く影響しません。

これらの情報は図鑑に載っていないこともあるため、すぐに覚えるのはなかなか難しいですが、山菜採りを趣味にするのであれば少しずつ覚えて臨機応変に対応しましょう。

野草の特徴を知り、楽しい山菜採りをしよう!

この記事では全体的に今までよりもややこしい踏み込んだ内容について書いてきました。

山菜採りを趣味にしている人(特にマナーが確立する以前から山菜採りをしていた人たち)の中にはこれらのことを深く考えず好きなように採っていくような人たちもいますが、ルールをしっかり守らないと種の存続に影響したり、単純に法律に触れる危険性もあります。

そのためここで書いたことだけではなく、本やインターネットにあふれる様々な情報からどのような行動をとるのが最適かを考え、実行することが大切になります。

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フリーランスライターとして日銭を稼ぎ、道端の雑草を食べながら日々を生きています。フィールドワーク全般が趣味で、野草・薬草・キノコについて勉強中です。

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