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北海道「鏡沼海浜公園キャンプ場」レビュー!日本最北端を目指す人たちに人気のキャンプ場

北海道「鏡沼海浜公園キャンプ場」レビュー!日本最北端を目指す人たちに人気のキャンプ場

天塩町にある「鏡沼海浜公園キャンプ場」は、稚内から約70キロ南に位置しています。バイクや自転車で北海道を巡り、日本最北端の地「宗谷岬」を目指す人たちが、その前に1泊するキャンプ場として人気です。キャンプ場は日本海沿いにあって、晴れた日には日本海の向こうに利尻富士の景色が広がります。

今回は、礼文島の「久種湖畔キャンプ場」の後、旭川市に戻る前にオートバンガローに1泊しました。

鏡沼海浜公園キャンプ場の基本情報

施設名 鏡沼海浜公園キャンプ場
所在地 北海道天塩町字更岸7476番地
利用期間 5月1日から10月下旬まで
キャンプ場のご予約/お問い合わせ先 鏡沼海浜公園管理室 TEL:01632-2-1830
チェックイン/チェックアウト チェックイン/午後1時~午後9時
チェックアウト/午前10時

キャンプ場へのアクセス

・稚内からは道道106号経由で車で約1時間
・旭川からは国道40号線経由で車で約3時間
・札幌からは北海道縦貫自動車道/道央自動車道と国道232号線を経由して車で約3時間45分

利用料金

施設名 料金 備考
バンガロー(4人用) 3,300円(1泊) 要予約
フリーサイト 500円(1泊2日、1張)
キャンピングカーサイト 500円(1泊2日、1台)
ライダーハウス 200円(1泊2日、1人)
オートサイト 3,000円(1泊2日) 要予約
オートバンガロー 3,800円(1泊2日) 要予約

鏡沼海浜公園キャンプ場の施設紹介

鏡沼海浜公園キャンプ場は、「天塩川」の河口近くにある「鏡沼」の水辺に位置するキャンプ場です。

天塩川は石狩川について北海道で2番目に長い川。日本海と天塩川が交わる河口は、しじみ貝にとって生育に最適な環境で、大きく育ったしじみ貝は天塩町の重要な特産品となっています。

鏡沼の周辺約20ヘクタールは「鏡沼海浜公園」として整備されていて、「鏡沼海浜公園キャンプ場」やバーベキューハウス、野外ステージがあり、天塩町の観光拠点となっています。

管理棟(多目的交流施設)

鏡沼海浜公園キャンプの受付は、多目的交流施設の中にあります。

チェックインは、午後1時から午後9時までと遅くまでOKなので、広い北海道で予想より移動に時間がかかってしまった時にも安心です。

建物の中には、バーベキューコーナーや洗濯機、乾燥機があり、テントや寝袋、ランプ、スリーピングマット、簡易ベッドを借りることもできます。

洗濯機 100円(1回1時間)
乾燥機 100円(1回30分)
貸テント(4人用) 1,000円(1泊2日)※要予約
寝袋(シュラフ) 300円(1泊2日)
ランプ(灯油付き) 500円(1泊2日)
スリーピングマット 300円(1枚)
簡易ベッド 300円(1台)

キャンプサイト

キャンプサイトは鏡沼を挟んで、日本海に近い西側にフリーサイト、東側の高台にオートキャンプサイトがあります。

オートバンガロー

今回利用したのはオートバンガローです。オートバンガローは全部で5棟あり、シラカバ・エゾマツ・ニレ・イチイ・エゾヤマザクラの名前がついています。

バンガローの前には広い駐車スペースがあり、大きな車でも余裕で停めることができます。

駐車スペースの横には、それぞれ野外炉があります。

バンガローは、照明やコンセント、網戸を完備。6人用でゆったりとした広さ。

料金は1泊2日で3,800円。利用する際には事前に予約が必要です。

オートサイト

オートサイトは全部で8区画です。広さは約12×12m(144㎡)とゆったりとしたサイズで、電源(100V/10A)と野外炉が設置されています。

利用料金は1泊2日で3,000円。利用する際には事前に予約が必要です。

オートキャンプサイトのトイレと炊事棟

オートキャンプサイトには、2か所のトイレと1か所の炊事棟があります。どちらも新しくはありませんが、清掃が行き届いていて気持ちよく使用することができました。

フリーサイト

フリーサイトは鏡沼の西側で海に近い場所にあります。予約なしで利用することができ、料金はテント1張り、1泊2日で500円です。

フリーサイトには、バイクや自転車で日本最北端の地を目指す方たちがたくさんいました。

バンガロー

日本海側に8棟並んでいる建物がバンガローです。サイロのような形をバンガローが4棟、片屋根のバンガローが4棟ありますが、どちらも4人用です。

車は裏手(海側)にある駐車場に停めることができるので、荷物の搬出入は便利です。

利用する際には事前の予約が必要で、利用料金は1泊2日で1棟3,300円です。

ライダーハウス

8棟のバンガローの並びにあるスーパーハウスがライダーハウスです。3棟あって2棟は男性用、1棟は女性用。利用料金は1泊2日で200円です。

フリーサイトのトイレと炊事棟

バンガローやライダーハウスの並びにトイレがあります。トイレの横には洗濯室があります。また受付のある多目的交流施設の横にもトイレがあります。

炊事棟はフリーサイトの中央部に1か所です。

てしお温泉夕映

多目的交流施設の裏手の高台には天然温泉の宿泊施設「てしお温泉夕映」があり、日帰り入浴もできます。

日帰り入浴の利用時間は、平日は11:00~22:00、土、日、祝日は10:00~22:00。入浴料は大人(中学生以上)600、小学生以下無料です。

鏡沼海浜公園キャンプ場を利用する際の注意事項

・キャンプファイヤー、焚き火(高さのある焚き火台と地面に耐火シートなどを敷けば可能)、花火、カラオケ、発電機の使用は禁止。
・ペットの放し飼い(糞の放置)、ペットを沼に入れる行為は禁止。
・フリーサイトへの車両(バイク・自転車)の乗り入れ禁止。
・ゴミは天塩町指定のゴミ袋を購入して、分別することで捨てることができます。

景色を楽しみたい方はフリーサイト側がおすすめ

鏡沼海浜公園キャンプ場は、日本海に近い鏡沼の西側にフリーサイト、東側の高台にオートキャンプサイトがあります。日本海や利尻富士の景色を楽しみたい方は、海に近く広々としたフリーサイト側がおすすめ。鏡沼の水辺なので、いろいろな野鳥や植物も見ることができます。

紹介
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  • 都良(TORA)
  • 北海道在住のフリーライター。キャンプ、車中泊、登山、トレッキングが大好き。障害者スポーツの指導員をしていることから、車いすなど障害を持つ子供たちをトレッキングやキャンプに連れていく活動もしています。資格:自然体験活動指導者認定委員会 自然体験活動指導者NEALリーダー、北海道ボッチャ協会 審判員・普及指導員

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