待ちに待った週末のキャンプ、でも週末の雨が続いて、その度に楽しみにしていたキャンプのキャンセルが続くのは悲しいですよね。雨の中でもやっぱりキャンプを楽しみたい!そんな方のために、雨キャンプを少しでも快適に過ごすためのキャンプギアやアイテムをご紹介します。
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目次
雨キャンプの幕選択
雨のキャンプを快適に過ごすには幕の選択が重要です。
最近はコットン生地の幕も多くなってきていますが、雨に強い生地はやっぱりポリエステル。そしてポリエステル生地で、耐水性が高く撥水効果も優れている幕として評価が高いのが、スノーピークのテント・タープです。
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シェルター
少しくらい風があって横殴りの雨になっても完全に雨を遮ってくれるのはシェルターです。スノーピークのランドロックは、幕内も広々とした空間が確保されているため、雨を気にせず幕内で過ごすことが出来ます。
スノーピークのシェルターは耐水性にかなり優れています。この日のキャンプ場は携帯電話の警報が鳴るほどの局地的な豪雨に見舞われましたが、シェルターの中なら雨漏り一つ無く、幕内で快適に過ごせました。
ドームテント
我が家の雨キャンプで一番出番が多いのがこの「雨(アメ)ニティドーム」笑。大型シェルターと比べると格段に扱い易いので、雨の中での利用ではそれが大きなメリットになります。
タープ
雨を凌ぐにはタープは強い味方になります。雨で濡れない空間を広くとるために、出来るだけ大きめのタープを選択したいですね。
スノーピークのヘキサエヴォProは雨でも家族4人には十分なサイズ。6か所のガイロープのペグ位置を操作すれば屋根の角度を自由に変えられるため、風向きによって変わる雨の降り込みを防ぐことが出来ます。
ドームテントと連結すれば、雨が降っていてもテントとタープを濡れずに行き来できるのは便利です。
コネクトタープ
スノーピークのシェルターに連結して利用するタープ、コネクトタープヘキサ。
スノーピークのシェルターとコネクトタープの組み合わせが、雨キャンプでは我が家の中での最強の幕です。
シェルターと隙間無く連結されるため、タープとシェルターの間からの雨で漏れることはありません。またサイドもシェルターを覆うように角度が付いているので、横から雨が降りこむのも防いでくれます。
そしてシェルターのフロントパネルや出入口が雨に濡れない点が、屋外との出入りの多いキャンプでの一番のメリットになります。
編集部
雨に強いサイトレイアウト
雨のキャンプでは、出来るだけ雨の影響を受けにようにするために、サイト選びは重要です。
チェック
- 地面は、砂利や砂など水捌け対策されているサイトがGood。土サイトはNo Good。
- 出来るだけ水はけの良い場所、そして水が溜まりにくい高くなっている場所を選ぶ。
- 雨を凌げるような、大きな木の下もGood。
ただ、サイト位置を自由に選べないキャンプ場もあるため、そんな中で出来るだけ雨の影響を少なくして、雨を凌げるようなサイト作りのアイデアをご紹介します。
タープ下レイアウト
タープ下は、とにかく水が溜まりにくい場所を選ぶことが重要です。そして、雨の予報が出ている時は、普段と少し違った点を意識してレイアウトしています。
ポイント
- タープポールを普段より低くしたり屋根の角度を付けて、横からの雨の降り込みを防ぐ
- タープ下のギアは風による雨の降り込みで濡れないように、少し内側に設置する
- テントとタープを連結して雨に濡れないで移動できるようにレイアウト
シェルター内レイアウト
シェルター内は全面を覆われているため横からの雨の影響を受けません。ただし水捌けが悪いサイトだと、地面に溜まった雨水がシェルター内に入り込んできます。
地面が土のサイトの場合、濡れたシェルター内の地面は人が靴で行き来することでドロドロになってしまいます。
そこで活躍するのがフチが立ち上がっているグラウンドシート、DODのカマザシキL。スノーピークのリビングシェルで使用していますが、サイズもピッタリです。
編集部
チェック
- W342×D285とかなり大きめのサイズ
- フチの立ち上がりは13cmとかなり高め
- 耐水性5,000mm。水や汚れにも強い生地を使用
濡れた地面の上を土足で行き来するとシェルター内が泥濘になってしまいますが、靴を脱いでお座敷スタイルにすることで、泥の飛び跳ねなどの汚れから幕内やギアを守ることが出来ます。
過保護張り
テントをそのままタープ下に入れてしまうレイアウト「過保護張り」。これなら、どんなテントでも雨から守ってくれます。
過保護張りなら、雨漏りが心配なコットン幕でも安心。雨に濡れたくない場合はこれが一番ですね。
雨を凌ぐギアやアイデア
我が家で雨を凌ぐ強い味方となっているギアやアイデアを幾つかご紹介します。
雨に濡れても気にならないアイアン製ギア
木製や布生地のギアは雨には弱いです。そんな雨に強いのは、アイアンが特徴のネイチャートーンズ。金属に特殊樹脂コーティングを施し、金属製なのに柔らかい雰囲気を実現させており、錆にも強くなっています。
ネイチャートーンズのペグケース。突然の雨でペグケースがびしょびしょに濡れてしまうことが多く、濡れても大丈夫なペグケースを探していたらこれにたどり着きました。ペグを汚れたまま入れてしまってもペグケースごとまとめて洗い流す事が出来る優れものです。
編集部
水溜まりを回避するバケツ
ここ2,3年でかなり頻繁に出会うようになったゲリラ豪雨。短時間でかなりの量の雨が降ると、あっという間にタープ下にも水が入り込んできます。
そこで活躍するのがバケツ。タープから雨水が流れ落ちるガイロープの下に置くと水を溜め込むことが出来ます。ある程度の水が溜まったら排水するだけで大量の水が溜まることを回避できます。
バケツが無いときは、一時的にウォータージャグをバケツ替わりにしています。
スノーピークのタープ ヘキサエヴォProは、雨水のほとんどが中央のガイロープの部分に集まって落ちてくるので、すぐに水が一杯になります。それくらいタープ下に水が溜まってしまうことを考えると、水捌けの悪いサイトではかなりの効果が期待できます。
テント周りについても、水が落ちてくる箇所に同じようにバケツを置いて、水溜まりになるのを回避しています。
庶民の味方、ワークマングッズ
雨を凌ぐウェアはアウトドアブランドから魅力的な商品がたくさん出ていますが、雨の中のテント設営や撤収時に利用するとなるとかなり汚れてしまい、衣類もダメージを受けますよね。
そんな時は、庶民の味方ワークマン。かなり安価で撥水性の高いウェアを提供してくれています。
雨中の設営、撤収作業は靴もドロドロになりますよね。ワークマンのこのお値段なら汚れなども気にせず作業出来るのでおすすめです。そしてデザインもアウトドアブランドと比較しても引けを取りません。
雨でもテンション上げるアイテム
楽しいキャンプでも、雲行きが怪しくなって雨が降ってくると少しテンションが下がります。そんな雨のキャンプでは、雨でしか使わないお気に入りのギアを揃えて少しでもテンション上げて行きたいですよね。
レインウェア
ペンドルトンのポンチョ。ペンドルトンは、ネイティブアメリカンの目を惹くデザインで気分を盛り上げてくれます。このポンチョがあれば雨でも外を歩きたい気分になってきます。
イケアの傘。傘のデザインもキャンプに似合うポップなものにしたいですね。
そして、ペンドルトンの傘。傘を見てるだけでテンション上がります。雨が降ってきても、この傘をさしてキャンプ場をお散歩したくなりませんか?
フラッグガーランド
スノーピークのフラッグガーランド。テントやタープの生地にも使われているリップストップ生地で出来ているので、雨にも強くて撥水性も抜群です。
雨で暗くなったフィールドも、明るいランタンでライトアップされた幕内、そしてフラッグガーランドで飾れば、雨が降っていることを忘れてしまえそうです。
キャンプで雨と仲良しになるには
キャンプで雨と仲良しになるために大事なポイントがこれ。
ポイント
- 雨への備えをする
- 雨で使うお気に入りのグッズを手に入れる
この2つのポイントを準備することで、雨でもキャンプに行ってみようと思うようになります。
そして最後に重要なポイントがもう1つ。雨を事前に予測することです。
雨を迎え撃とう
予想もせずに突然雨に降られると、備えも遅れて「折角天気が良かったのに…」と雨に対する気持ちもどうしても後ろ向きに捉えてしまいます。雨が降ることが事前に解っていれば、雨に対する覚悟を持って雨に合わせたキャンププランを組むことが出来ます。
天気予報の活用
最近は天気予報の精度もかなり良くなり、時間単位・地点単位で詳細な天気予報が把握できるようになり、かなり正確に雨が降る・止む時間を予測できるようになりました。
そんな天気を予測するために、キャンプの前日~キャンプ中に活用するのは、スマフォでも簡単に確認出来る「天気予報の時間予報」と「雨雲レーダー」です。
説明 | キャンプでの用途 | |
---|---|---|
天気アプリの1時間予報 | キャンプ地の1時間単位での天気予報と降水確率などが地点で確認出来る。 | 雨が降る時間、止む時間の把握。それに合わせたキャンププランの立案、立案したプランの変更。 |
雨雲レーダー | キャンプ地での数時間前からの雨雲の動きが地図で確認で出来る。 | 雨が降ると困る時、雨が止んで欲しい時の直近1,2時間の行動の見極め。 |
天気予報に合わせたキャンププラン
雨が降る時間・雨が止む時間がある程度予測出来るようになると、それに合わせてその日のキャンプの行動が出来るようになり、雨によって受ける影響を少なくすることが出来ます。
ポイント
- 雨が降る時間に設営することの無いように、アーリーチェックイン
- 雨が止んでから撤収、又は太陽の下で幕乾燥出来るように、レイトチェックアウト
- テントの撤収時間の見極め。雨が降る前に撤収、又は雨が弱くなってから撤収
- 雨が降る前に外遊び、止んでから外遊びなどの時間の見極め
- 雨に影響を受けないことは、雨が降っている間に(食事、お風呂など)
- 雨が降り続く時は、諦めて幕内の遊びを考える
予想通りに雨が上がってキャンプサイトに陽が差してくると、かなり嬉しくて、テンション上がりますよね。
雨が一転して、晴れ間が広がる時は天気の予測もし易いです。明日から仕事を迎える、そんな週末のキャンプ最終日に乾燥撤収が出来るのはうれしいですよね。
雨で楽しめるグッズを準備しておけば完璧
天気が予測できるようになっても、天気予報でずっと雨予報となってしまうと少しがっかりですよね。そんな時の為に、雨でも楽しめる準備をしておけば準備としては完璧です。
雨への備えをすればするほど雨のキャンプが楽しく過ごせます。今まで雨でキャンセルしていた方々、雨でもキャンプに行きたくなりませんか?
ギア
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