自分はこれまでテントポールは付属の物しか使用したことがありませんでしたが、タープ購入の機会にポール探しの旅(ネットサーフィン)に出ることに。
テントポールはテントやタープを支えるとても大事なパーツなので、選ぶなら長く使える頑丈な物が絶対条件。そこで見つけたのがSoomloomの極太テントポール!
ネットの評価を見ると「極太で頑丈!しかも軽い」、「幅広い長さ調整」、「他社製よりも安い!」という感じで、Soomloomのテントポールは評判が良く…というかなり高評価の商品。期待と不安を抱きつつ、実際に購入して使ってみましたので、良い所も悪い所も含めてご紹介していきたいと思います!
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目次
Soomloomのテントポールはどんな商品?
Soomloomのテントポールはどのメーカーのタープにも対応出来ます!
公式スペックは?
自分が購入したのは現行の1番太い33mmのテントポールですが、それ以下のサイズも展開されていて用途に合わせて選べます!
直径 | 33mm | 28mm |
---|---|---|
カラー | レッド | レッド ブラック |
サイズ(全長) | 120cm ~ 280cm | 120cm ~ 240cm |
収納サイズ(約) | 縦74cm × 横19.5cm | 縦74cm × 横16cm |
重さ | 約3.0kg | 約1.7kg |
材質 | A6061アルミ合金 | A6061アルミ合金 |
付属品 | 土台ポール:1本 中継ぎポール:2本 先端ポール:1本 収納袋:1つ エンドロックボール:2つ |
土台ポール:1本 中継ぎポール:2本 先端ポール:1本 収納袋:1つ エンドロックボール:2つ |
自分が買ったときの価格は直径33mmの方が4900円程度、直径28mmの方が4300円前後と、価格差があまりなかったので頑丈さを求めて1番太い33mm径の方を選択しました。
セット内容
中身はこんな感じ。
ポールはともかく、無造作に収納袋に入っているエンドブロックボールが無くしそう&取りづらい仕様でした。
Soomloomのテントポールのメリット
自分の勝手な先入観から中国メーカーは不安でしたが、かなり立派な作りです!
Soomloomテントポールは軽いのに頑丈!
Soomloomのテントポールを初めて触った印象は“想像よりも軽い“でした!
「軽くて頑丈なアルミ合金を採用」との事ですが、具体的にどのくらいの強度を持っているかは不明。ただ実物を触った印象は「よっぽどの衝撃や圧がかからないと曲がらないよなぁ」と感じる安心感があります!
33mmはやっぱりかなり太くて安心感がばっちり!
プッシュ式で長さ調整が簡単!5cm間隔の微調整でより快適に!
1本を4本のポールで構成しているSoomloomのテントポールは、最長280cm(33mm径の場合)まで伸ばすことが出来ます。
280cmまで伸ばせば世の中の全てのタープを設営できると言っても良いくらい高く、低く使いたい時は中間のポールを使用しなければ対応できるので使い勝手はかなり良いです。
しかも先端ポールは9段階に分けて調整可能なので、片側だけ傾斜を付けたい時なども簡単に変更出来ます。
プッシュ式のものは堅かったりするものもあったりしますが、力を入れなくてもスムーズに押せます!ただスムーズ過ぎて手の皮を挟んだりすることもあるので注意です!
ロープが外れにくい先端ポールの加工
設営中にポールからロープが外れてイライラしてしまった経験は多くの人がしていると思います。それを解消してくれるのが、この段になっている加工。
ほんの少しの段差ですが意外にも良い働きをしてくれています。
他社のメーカーだとロープの滑り止めにザラザラする加工がされていたり、先端を曲げたものを採用していたりと様々ですが、個人的にはこのツルンとしている感じが結構好きだったりします(笑)
エンドロックボールが良い
この丸い球体はなんだ?とエンドロックボールの存在を知らなかった時は思いましたが、あるとめちゃくちゃ便利です。
DODのチーズタープにもピッタリ
テントやタープの中から押し上げたい時に重宝しますし、斜めにも穴が空いているのでテントのフタマタ化も出来るスグレモノ。
自分はワンポールを持っていないのですが、ワンポールテントをフタマタ化出来たらかなり広くなって快適になりそうです!
他社製品より安い
テントポールは太さや長さ、メーカーによっても値段が違ってきますが、このSoomloomのテントポールは他社製の同等スペックの物と比較すると1000〜2000円以上も安い価格設定になっています。
自分は試しに2本(1セット)を購入しましたが、すぐにもう1セット追加して4本体制でキャンプを楽しんでいます!
33mm径のポールが4本で10,000円以下で買えるのはかなりお買い得だと思いますよ!
Soomloomのテントポールのデメリット
ポール自体は満足していますが少し気になる点も。
収納袋が持ちにくい
ポール自体はしっかりしていますがちょっと収納袋がイマイチです。巾着タイプで先端をキュッとする収納方法を採用してありますが、手に持つ部分がここ以外ありません。
手で持つには長く、片手で持つには大きくて、結局両手で持つことになるので運搬時に煩わしさを感じます。
横にして持てるように収納袋に持つ所があれば良かったなぁ〜。これが地味に結構不便です。
カラーバリエーションが少ない
28mmの方はレッドとブラックの2色展開のようですが、自分が購入した33mm径の方はレッドしか見つけられませんでした(購入した後に在庫が復活した模様)。
レッドも鮮やかでカッコ良いのですが、個人的にはどんなテントにも合わせ易いブラックにしておけば良かったかなぁと思いました。
他社メーカーの中にはカラーバリエーションがかなり豊富になっていたりするので、レッドやブラック以外にもう少し力を入れてくれるともっと良いかもと感じます!
Soomloomのテントポールを実際に使用してみました
キャンプ仲間の人も愛用していたので一緒のご紹介します!
特大タープでも支えられた!
この日は3本使って設営してみました。この時に使っているタープは特大で重いで有名なDODのチーズタープですが、ロープもギュッと張ったガッチリ設営でも安心感がありました。
レッドも目立って良いけどやっぱりブラックが良かったかも
この日はかなり強風でしたが問題無し!
強風でも耐える安心感!
キャンプ仲間も愛用してました
これだけ長く伸ばしてもしっかりと支えてくれます。ポール自体が太いので強風対策に強めにロープを張っても耐えてくれます。
他の細いポールでこんなに伸ばしてタープを張ったら一瞬の強風でポッキリと折れそうで怖くて使えません(笑)ただ過信は禁物なので、強風時はなるべく低く設営するのがベターです。
サイズが合うなら既存のポールと置き換え検討もアリ!
約20mmの他社製ポールと比べるとやっぱり結構違います。
急な天候変化に備えて、最低長さが対応出来るものであればポール変更もアリだと思います!価格も安いので検討する価値はありますよ!
Soomloomのテントポール総評
正直な所、中国製・安い・馴染みが無いメーカー(個人的に)…と、使う前は少し不安でしたが、実際に使ってみるとしっかりとした作りで買って良かったと思いました。
33mmは流石に太過ぎるか!?とも思いましたが、この頑丈な感じを1度見ると他のポールが貧弱そうで不安になります(笑)
カラーバリエーションが少ないのでテントやタープと色を合わせたり、統一感を出したい人にはイマイチかも知れませんが、機能面とコストで選ぶのならばオススメしたい商品でした!
自分は選んだ33mm径はなかなか折れたり壊れたりする雰囲気がないので、しばらくはお世話になりそうです!
ギア
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