キャンプを始めてからバーナーはイワタニのジュニアコンパクトバーナーを愛用していましたが、ザックに入れるときに嵩張るのが気になっていました。そこで同じイワタニから発売された軽量&コンパクトなシングルバーナー、FORE WINDS「マイクロキャンプストーブ」を思い切って購入。CB缶用のシングルバーナーなのに、とても小さいフォルムで大満足!実際に使用してみたので詳しくご紹介していきます。
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目次
FORE WINDS「マイクロキャンプストーブ」とは?
サイズ(使用時) | 109×109×122mm |
---|---|
サイズ(収納時) | 71×57×120mm |
重量 | 186g |
最大発熱量 | 2.3kW(2,000kcal/h) |
FORE WINDSはカセットガスでお馴染み「イワタニ」のアウトドアブランド。2021年3月にリニューアルされた第一弾として、軽量・コンパクトなシングルバーナーのマイクロキャンプストーブが発売されました。
イワタニのシングルバーナーと言えばジュニアコンパクトバーナーが有名なので、分かりやすくジュニアコンパクトバーナーとの比較をしていきます。
ジュニアコンパクトバーナーとの比較
製品名 | マイクロキャンプストーブ | ジュニアコンパクトバーナー |
---|---|---|
サイズ(使用時) | 109×109×122mm | 155×155×127mm |
サイズ(収納時) | 71×57×120mm | 82×68×109mm |
重量 | 186g | 274g |
最大発熱量 | 2.3kW(2,000kcal/h) | 2.7kW(2,300kcal/h) |
価格 | 7,150円(税込み) | オープン価格 |
やはり同じイワタニなので見た目は似ていますが、細部は異なる部分があります。詳しく見ていきましょう。
サイズ・重量
一目瞭然でマイクロキャンプストーブの方がコンパクトです。重量も88gほど軽い。もともとジュニアコンパクトバーナーも軽量なので、88gも軽くなったのはメーカー努力の結晶だと思います。
バーナーヘッド
スペック上、最大発熱量はジュニアコンパクトバーナーの方が上ですが、バーナーヘッド部分を見るとマイクロキャンプストーブは風防が高くなっており風の影響を受けにくくなっています。
ジュニアコンパクトバーナーも五徳が風防の役割を担っていますが、隙間があるのでマイクロキャンプストーブの方が安定した火力を使えそうです。
五徳
マイクロキャンプストーブは五徳がフラットですが、ジュニアコンパクトバーナーは斜めになっています。ジュニアコンパクトバーナーはクッカーによっては置いた時にとても不安定になりますが、マイクロキャンプストーブはフラットなので安定感があります。
価格・収納ケース
価格は圧倒的にジュニアコンパクトバーナーが安いです。昨今のキャンプブームでAmazonの価格も高値になりがちですが、それでも2021.11月現在4000円程度で購入できます。
初心者の方や安く抑えたい方は、低価格&高品質のジュニアコンパクトバーナーが良いと思います。
使用方法
シングルバーナーを使った事がある方なら難しい事はありません。五徳の展開と収納に少しコツがあるので詳しく説明していきます。
1. 脚を開きます。
2. 五徳を開きます。一番下に収まっている五徳から、時計回りで順番に開くとスムーズです(順番通りじゃないと引っかかります)。収納する時は逆に反時計周りです。順番に折りたたむとコンパクトに収納できます。
3. つまみを手前に起こして、右いっぱいに回して閉めます(閉めておかないとガス缶装着時にガス漏れします)。
4. バーナー側の凹部分とガス缶の凸部分を合わせて、押し付けながら凹凸部分が上を向く方向へ回します。
5. つまみを左に回してガスを出しながら点火スイッチを押します。
使用感
見た目も好きですが、実際に使用して使い勝手も良く大満足でした!詳細をご説明していきます。
安定した火力
スペックを見て最大発熱量がジュニアコンパクトバーナーより弱かったので少し気になっていましたが、キャンプ場でも問題なく使用できました。最大発熱量はさほど気にしなくても大丈夫です。
また、バーナーヘッド部分に風防があるので火力が安定しており、弱火でも安心して使用できます。少量の炊飯もやりやすいと思います。
スタッキングしやすい
CB缶用のシングルバーナーだと嵩張るのでスタッキングは難しいですが、マイクロキャンプストーブの場合はケースを含めコンパクトなので、メスティンにちょうど収まるのが嬉しい!(写真はダイソー1.5合用メスティン)
専用EVAケースには少し余裕があるので、純正品では無いですが他メーカーの遮熱版も一緒に収納できます。
ヒーターアタッチメントが使える
筆者は徒歩キャンパーなので、冬はヒーターアタッチメントで暖をとります。
ヒーターアタッチメントでまず気を付けたいのが輻射熱ですが、OD缶の場合はガス缶の真上がヒーターアタッチメントになるので、遮熱板を付けたとしても気になります。最近は遮熱テーブルが出ているのでそれと組み合わせるのも良いですが、その場合はトータルの重量はかなり重たくなります。
マイクロキャンプストーブの場合もガス缶上部への熱が気になるのですが、遮熱板を付けておけば安心できます。冬の軽量化を考えると、マイクロキャンプストーブに遮熱版をプラスするのが最適だと思います。
※ヒーターアタッチメントはメーカー推奨の使い方では無いので自己責任での使用となります。
単純に小さいフォルムが良い
これはもう超個人的な好みですが、見た目がかわいいです(笑)!特に私はイワタニのジュニアコンパクトバーナーに愛着があったので、ジュニアコンパクトバーナーをブラッシュアップした様なスタイリッシュなデザインとコンパクトさは、眺めていて惚れ惚れしてしまいます。さすが日本メーカーのイワタニさんです。
軽量なCB缶用バーナーを使いたい人におすすめ
CB缶はOD缶に比べて安価で、スーパー・コンビニなど手軽に購入できるので、コスパを求める方にはCB缶用のシングルバーナーが最適。その中でも軽量&コンパクトを優先するならマイクロキャンプストーブはおすすめです!
大きな鍋や重いダッチオーブンは使えませんが、軽量スタイルでソロキャンプをされる方なら満足できるシングルバーナーだと思います。
ギア
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