岩本利達
香川県民も美味さに唸ったキャンプ飯!湯切り不要な「釜バターうどん」の先行販売がスタート

香川県民も美味さに唸ったキャンプ飯!湯切り不要な「釜バターうどん」の先行販売がスタート

皆さんはキャンプでささっと食事を取りたい時、どうしているだろうか。アウトドアで食べるカップラーメンは美味いし、ファストフードのテイクアウトも気軽で良いが、どうせならひと手間加えてもっと美味しい食事を取りたいものだ。

そこで注目したいのが、無骨な鉄製ギアで脚光を浴びる「THE IRON FIELD GEAR(以下、TIFG)」がスタートさせたクラウドファンディングプロジェクト「釜バターうどん」だ。コップ一杯の水で作れる本格派うどんには思わず香川県民を唸るほど美味しいとか。

簡単で美味い乾麺のうどん

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最近はパスタを水に浸けて調理する方法でアウトドアパスタを楽しむ方がじわじわと増えてきているが、日本人ならやっぱりうどんを推したい。TIFGは香川県丸亀市に本社を構えるとあって、うどんに対しては並々ならぬ熱い思いがある様だ。

今回のプロジェクトで作るのはずばり、「釜揚げうどん」。TIFGにとっては初めての食品プロジェクトとなる。メスティンと水200ml、卵、バターがあれば簡単に作れるのが特長で、その美味しさは『香川県民のスタッフ全員が「これはうまい!!」と驚いた』ほどらしい。

実は難しい「湯切り不要&無塩」

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乾麺を調理しようと思うと大量の水が必要だ。水を沸騰させるためのガスも必要だし、茹で終わったお湯は捨てるしかなく、正直キャンプには向いていない。そこでTIFGが創業100年以上の超老舗「石丸製麺」とコラボして開発したのは、少ない水と短い茹で時間、それでいて品質の高さを保てる麵だった。

筆者も初めて知ったが、讃岐うどんは塩を入れて足ふみをすることでコシを強くするそうで、塩を入れずにさらに湯切りも不要となると麺がすぐに伸びてしまうリスクがあるらしい。そんな難題をクリアしたのが、石丸製麺の研究と開発の成果。保管性も高い乾麺のキャンプ飯が誕生したのである。

シンプルだからこそアレンジも無限大

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「釜バターうどん」はその名の通りバターの塩味で味を調えるのだが、それも無塩でうどんを作る技術があってのこと。無塩だと様々な調味料の選択肢が広がるので、アレンジの幅も無限にあるという事になる。

実際TIFGはプロジェクト開始にあたって、料理上手なアンバサダーにアレンジレシピの作成を依頼。明太子クリームうどんやイカ明太うどんなど、名前だけで美味しそうなレシピが登場している。個人的にはシンプルに地元の醤油と薬味で食べるのも良さそう。醤油もご当地によって微妙な違いがあるので、無塩うどんとの相性は良いハズだ。

時短キャンプ飯の新定番となるか

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キャンプをするために朝早く家を出て、キャンプ場に到着した頃にはお腹がペコペコ、なんてことは誰しもが経験があるだろう。そんな時に、TIFGと石丸製麺が手間暇をかけて作ったうどんがあれば、キャンパーは調理をするだけで美味しいキャンプ飯にありつける。

キャンプ以外でもちょっとしたお昼ごはんや、災害時にも作れる料理として重宝しそうなので、キャンプ飯にうどんという選択肢を広げたい時は積極的に試してみたい。

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  • 岩本利達
  • 岩本利達キャンプクエストNEWS編集部
  • NCAJキャンプインストラクター/JACオートキャンプ指導者
    『子どもを育む場としての「キャンプ」こそ持続可能な社会の第一歩』をテーマに、環境意識やサバイバル知識を高めるために日夜活動。ガジェット/ギアマニアの視点から最新アウトドアニュースをお届けします。

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