多数あるコールマンのギアの中でも最高峰に位置する「マスターシリーズ」。天候や四季など、大きく変化する日本でも快適にキャンプが出来る様に開発されたものだ。お値段はそこそこするが、それ以上のパフォーマンスを発揮するのでコスパは良い。
そんなマスターシリーズに2023年9月からニューモデル「ツインクリフ」が加わった。基本構造はパップテントを大きくしたような2ポールテントの構造となっており、張り方をアレンジする事で様々なシチュエーションに対応できる優等生くんという事で人気が出そうだ。
変幻自在なアレンジが可能
フライシートをペグダウンし、2本のポールを立ち上げる事で設営が可能なシンプル設営。フロントウォールやサポートポールなどを活用することで、シチュエーションに合ったアレンジ出来る。
例えばフロントウォールが無い状態で開口部を広く設けることで外との行き来がしやすく、風通しも良くなるので夏キャンプに良さそう。他にもフロントウォールをペグダウンし、サイドウォール側からアクセスすることでリビングスペースを広く取れば雨の日でも伸び伸び過ごせる。すべてのパネルを跳ね上げればタープ代わりのシェルターとして便利だ。
マスターシリーズらしい快適装備
冒頭でも触れた通り、マスターシリーズは四季や天候に左右されず、安心・安全にキャンプが出来るというのが強み。ツインクリフに関してもその特徴は受け継いでおり、大型のメッシュウィンドウでテント内の通気性を高める工夫があったり、冬の冷気の侵入を防ぐためのスカートが備わっている。
また、生地は210デニールのポリエステルオックスフォードを使用。遮光PU,UVPROなど光や紫外線に対しての加工もされており、PU防水やシームシール、テフロン撥水も施していることから雨でも安心。耐水圧は3000mmに設定されているので、よっぽどのことが無い限りは雨漏りする事もないだろう。
サイズは横幅が630cm、奥行が340cm、高さが220cmと広々設計。メインポールにはアルミ合金を使用しており、重さが約16kg。この広さのテントとしては比較的軽量で、女性でもなんとか持ち運ぶことが出来そうだ。
インナーテントは両サイドに
このテントで特徴的なのがインナーテントの設置方法。両サイドに設置する事になるので、中央部分のリビングスペースは広く取れるという仕組み。別売りのインナーテントはどちら側にも取り付けることが出来、2つ購入すればベッドルームが2室出来るので、友人を呼んでのおもてなしキャンプにも使える。
インナーテントは背面側に窓が設けられており、フライシートのメッシュ部分と連動して風を取り込むことが出来る。夏はオープンにしておいて風を取り込み、冬はちょい開けで結露対策にちょうどいい。
定価は115,500円
販売価格は115,500円とこれだけ見ると高価な気がするが、コールマンモデルの中でも最高峰のクオリティをもつマスターシリーズの中では安価な方。実際にコクーンⅡのユーザーである筆者から言わせてもらえば、マスターシリーズは買って損は無いので、是非とも一度はフィールドで使ってもらいその性能に感動してもらいたい。
キャンプにハマって長く使えるテントを探している方、もしくはファミリーで安全にキャンプを楽しみたいという方には特におススメである。余談だが、コールマンの感謝祭やスポーツオーソリティのキャンペーンなどでお得に変える場合もあるので、気に入ったという方はそれらも色々調べてみて欲しい。
ギア
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