“キャンプブーム終焉“なんて言葉を最近よく耳にする気がしますが、我が友人たちは相変わらずキャンプにとても前向きです。「どこ行く?何買う?これが欲しい!」などなど、ブームをきっかけに始めたわけではないので純粋に楽しめているのが嬉しかったり。
ここで紹介するのはそんな友人の1人が新たな相棒として選んだクイックキャンプの「TC ワンポールテント」です!手の出し易い価格でありながらデザインも機能性も兼ね備えたテントで良い感じでしたよ〜!
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目次
クイックキャンプはみんなの味方!
出典:QUICKCAMP公式サイトQUICKCAMPは商品のクオリティと価格を両立させるべく、自社開発に力を入れているメーカーです!安くても粗悪なものが出回っている中、しっかりと両立を実現出来ているのは頼もし過ぎます!
クイックキャンプ TCワンポールテントの公式スペック
価格 | 税込 23,100円 ※23年10月時点 Amazon価格 |
---|---|
カラー | グレー サンド カーキ |
展開サイズ | (約)幅440cm × 奥行380cm × 高さ290cm |
収納サイズ | (約)幅65cm × 奥行25cm × 高さ25cm |
重さ | 約13.7kg |
TCワンポールテントは4〜5人用という大きなテントで、しかも人気のポリコットン製!それでいてお手頃価格なのは凄過ぎます!
後述しますが、なんとも珍しいキャリーバッグが2つもついてくる仕様。こういう部分がユーザー目線に寄り添っているなぁと感じさせてくれます!
セット内容はオールインワン!
クイックキャンプのポリコットンワンポールテントはテント本体やペグだけでなく、インナーテントとグランドシートまでも付いてくる超お得なセットで販売されています。
左上がインナーテント、左下がグランドシート
そして特徴的な形をした設営ガイド。テンマクのサーカスTC、DODのレンコンテントを360°タイプの設営ガイドだったので、見た瞬間に取説を見なければと頭によぎりました(笑)
クイックキャンプのワンポールテントの推しポイント
多少大きくてもワンポールテントなら1人での設営でも意外と大丈夫です!
配色がカッコイイ!カラバリは3種類から選べます!
出典:QUICKCAMP公式サイトクイックキャンプは定番のサンドカラー、カーキに加え、グレーの3色展開されています。純正のガイロープが赤色になっていて、3色どれを選んでもテント本体との相性が良くてカッコイイ!
友人が選んだのは1番好みに合ったというカーキでしたが、確かにガイロープの赤色がアクセントになっています!
自分もいつかはカスタムしたいなぁと思いつつもそのまんま…。これを見たら早く作業に取りかかりたくなりました!
鮮やかな赤は映えてカッコ良いなぁ!
広いは正義!出入り口は高さもあって移動が快適!
見た瞬間「この形良いね〜!」となったのがこの大きな出入り口。
開放感も抜群!
上部がアールになっていてとても入り易くなってます!ほんの少しの違いなのに、これだけで屈む必要もほぼ無くなってストレスフリー!
参考身長173cm
小走りで駆け抜けるように出入りできました!
幕内はかなり広い空間!
4〜5人が寝れる広さがあるので、ソロやデュオでなら悠々快適に過ごせる幕内になってます!
夏は開放しつつカンガルースタイルで
インナーテントを置いても窮屈感はナシ!写真では普通に見えますが、このインナーテントはシングルのマットを置いてもまだまだスペースがある幅が広いタイプのなんですよ!
この広いスペースを友人は贅沢にソロで使用!レイアウトを楽しそうに模索中でした!
人気のポリコットン製!
軽量なポリエステルも良いけど、焚き火好きならポリコットン製は外せません。
手の出し易い価格なのに安っぽい印象も無く手触りも良い感じ。
ポリコットン製は遮光性にも優れているのが特徴なので、日差しをかなり抑えてくれます!
ビリビリと照りつける太陽をシャットアウト!
薄手で透けて見える感じになってますが、外は雲ひとつない快晴なのでかなり効いています!
大きなテントを支える太いセンターポール!
ワンポールテントの要のセンターポールですが、抜かりなく極太ポールが採用されています!
径がいくらなのかは明記されていませんでしたが、自分が普段使っているSoomloomのΦ32のポールと同じサイズだったので頼れる安心感。
むしろ同じ物に見えてきます笑
な〜んにも心配することはないと思います!
グランドシートとインナーテントが付属!
他メーカーだとオプション品として別売りになっていることが多い中、クイックキャンプのTCワンポールテントはグランドシートとインナーテントが最初から付いてくる太っ腹ぶり!
出典:QUICKCAMP公式サイト我々キャンプグループのスタイル的にインナーテントだけでの出番は無さそうですが、インナーテントだけでの自立も可能。
設営中の図
グランドシートは少し薄い感じがしましたが、形がピッタリなので専用感があるのが良いですね!
収納バックが2つセット!
QUICKCAMP恐るべし!
グランドシートとインナーテントにはまた別の収納バッグが付いてくるとは驚きです。
大きなバッグで1つにまとめるのも手ですが、1つの重さが増えることで逆に運搬の妨げになることもあるので、こうして思い切って分けてしまうのはナイスアイデア!
ダブルファスナーで薪ストーブにも対応!
ファスナーはもちろんダブルファスナーで抜かりなく。
煙突用の穴がなくても薪ストーブが使えたり、小窓の様に使ったりと利便性の向上に繋がるので、今ではすっかりテントの常識になった感がありますね。
付属のペグでも十分イケます
テントサイズが大きいので付属のペグは太さがありました!
どうしても付属のペグというと貧弱そうで使われていない印象があるのですが、これなら別売りのを用意しなくても大丈夫でしょう!
デザインだけで見ると付属品感は否めませんが、特にこだわりが無ければ追加の出費はありません!
大きめのベンチレーション!
ベンチレーションはテントのサイズに合わせた大きめのサイズで適度な換気を促してくれます。
出入り口を開放することで空気の流れを作り出して、より一層快適に過ごせることでしょう!
クイックキャンプのワンポールテントの良さは他にも!
キャンプスタイルによって使い分けられる柔軟性も魅力!
カンガルースタイルにしても広い幕内!
大きな幕内を活かして自分の好きなスタイルで使えるのもメリット!
オールインワンを活かして付属のインナーとグランドシートを使っての贅沢スタイルでもOK!
他にはフライのみにしてコットを置いたりカンガルースタイルにしても広い空間がかなり活きる感じです!
自然に溶け込む佇まい
景観を損ねないどころか、あたかもそこにあるのが当たり前かのように溶け込む雰囲気がたまらない。
木々に囲まれた場所での初張り風景。景観を損ねない感じが良いですね。
クイックキャンプのワンポールテントの気になる所
オールインワンで3万円以下を実現しているので目を瞑るべきかも?と思いながらもクイックキャンプのTCワンポールテントの気になるところをあえて挙げてみます。
耐水圧が不明なのが気になるかも!?
フライシートには撥水加工が施されているので雨を弾いてくれるとのことでしたが、スペックを見ても耐水圧がどのくらいかは不明でした。
ポリコットン製テントは一般的に耐水圧は350mm程度と言われており、ポリエステル製と比べたら低いですが、水分を含むことで生地が膨張して水を通さなくなるという特徴があります。
TCワンポールテントの実物を見た感じだと生地もしっかりしていたので、そこまで不安とは思いませんが、数値で表されていた方が良かったなぁと思いますね。
設営ガイドにコツあり!設営に少し悩んだ
初張りの友人にワンポールなら任せてくれと大口を叩いたのですが、フタを開けてみるとガイドがいつもと違うタイプで分からず(笑)
色分けされています
これには堪らず説明書を取り出し熟読開始!
ほ…ほほう…
このテントの設営ガイドは1度に360°セッティング出来ないタイプなので、反対方向に移す時に少しズレてしまうことも。
インナーテントがヨレヨレ。初張りは酷すぎる失敗例に…笑
今回はこれで良いか〜なんて妥協をしてしまいましたが、行き当たりばったりではなく事前にしっかり説明書を読んでイメージトレーニングをしていた方が絶対に良いです(笑)
予算を抑えて本格キャンプを!
クイックキャンプのTCワンポールテントは、買い足し不要のオールインワンでありながら価格を抑えた企業努力の結晶のようなテントでした!
耐水圧が不明だったり少しグランドシートが薄い感じはあったものの、この広さで素材が人気のポリコットン製で3万円以下を実現しているのはやっぱり凄い!
世の中には“安いもの=値段相応“とネガティブなものもありますが、価格も品質にもこだわりを持ったQUICKCAMPを今後注目していきたいと思わせてくれた商品でした〜!
ギア
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