キャンプを楽しんでいるとき、コップやティッシュといった小物を地面に直接置いてしまうことがありませんか?
家やお店とは違って、キャンプ場は地面が土だったり草だったりします。普段であれば何気なくその辺に置いてしまう小物たちも、キャンプ場では置き場が少ないため、やむを得ず地面に置いてしまいがちですよね。そして地面に直置きした小物をそのまま忘れてしまい、帰ってから無くしたことに気付く、というのもキャンプあるあるだと思います。
そんな悲しい忘れ物を防ぐためにも、小物を直置きをしないためのアイディアをご紹介いたします。
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意外と置き場所に困る小物たち
キャンプをしていると意外と物を置く場所が無いことに気付くとおもいます。頼みの綱のテーブルには食事やお皿が所狭しと並べられ、小物を置く場所は直ぐに無くなってしまいます。
それならばテントの中やコンテナに片付ければよいのでは?とお思いでしょうが、そういった小物には共通点があります。手元に無いと困るものです。そんな小物を纏めてみました。
コップ・シェラカップ
キャンプでは意外と沢山のコップやシェラカップを使います。食事が進むにつれ、いつの間にか置き場所が無くなっていくことに気付きます。さてどうしよう?地面に置くしかないかな。と、なるわけです。
水筒やペットボトル入りの飲み物全般
キャンプ場では意外と水分を摂ります。お酒も然りです。水やお茶といった、水筒やペットボトルに入っているものや、日本酒やワインといった瓶に入っているお酒は、飲む度にクーラーボックスまで取りに行くのが面倒になる為、テーブルに置いたままになりがちです。いつの間にかテーブルは食器や食べ物でいっぱいになり、止む無く直置きコースになりやすい小物です。
調味料
調味料には色々な種類があります。料理に合わせて使う調味料は変わってくるので、テーブルに調味料一式を置いていたほうが楽ですよね。邪魔だから片付けたくても、片付けにくい小物です。
置き場所が無いから、とりあえず直置きで。と、なりがちですよね。
ティッシュ
ティッシュやウェットティッシュは使う頻度が高い重要な小物なのですが、嵩張ります。真っ先に直置きされる小物ではないでしょうか。
ライト
ランタンの優しい灯の中での食事はキャンプの醍醐味の一つです。とはいえ、テーブルの上はそんなに明るくならないのでちょっと不便ですよね。そのため、テーブルの上にLEDランタンなど、ちょっとした明かりを置いていませんか?はじめは食卓が明るくて良いのですが、段々と眩しさが気になりはじめます。かといって明かりが無いとテーブルが暗くて不便なので、とりあえず直置き。なんてことがあるかと思います。
ライターなど着火道具
使う頻度は高くはないのですが、ガスバーナーの点火などで必要になった時、手元に無いと困る小物なのでテーブルに置きがちですよね。嵩張らないうえに、汚れてもあまり困らないものなので、直置きされる率が高い小物です。
化粧ポーチ
女性キャンパーさんであれば共感できるのではないでしょうか。化粧ポーチは手元に置いておきたいところです。しかし置き場所が無いため、そのまま直置きしていませんか?
ゴミ
厳密的に言えばゴミは小物ではありませんが、直置きしがちなものなので、今回は小物として扱わせてください。
飲み終わったビールの缶や食べ終わったスナック菓子の袋など、ゴミ箱まで捨てに行くのが億劫になり、後でまとめてゴミ箱に捨てるからという理由でその辺に直置きしていませんか?
小物を直置きしない為のアイディア
外で楽しむキャンプだから、普段はやらない直置きも魅力の一つなのでは?ワイルドでいいじゃないか!という考えもあるかと思いますが、雨の日はそうもいきません。地面に直置きは、小物が土などで汚れたりと不衛生ですし、誤って踏んづけてしまったり無くしてしまう可能性もあります。
手元に無いと困る小物について、直置きすることなく手に届く範囲に置いておくための効率の良いアイディアをご紹介いたします。
大きく分けて直置きできる場所を設ける方法と、小物を置く空間を作る方法の2パターンがあります。
直置き出来るスペースを作る
手の届く範囲に直置きできるスペースを作る方法です。すのこ、トレイといった簡易的な板状のものを用意します。そこまで積載を脅かすものでは無いので、沢山用意できますよ。具体的な活用方法を織り交ぜながら纏めてみました。
共通で使う飲食類の小物はテーブルの下に纏める
例えばシェラカップなどの食器一式や、ペットボトルや水筒といった飲み物、調味料などです。お使いのキャンプテーブルの下にスペースがありませんか?
ある場合、テーブルの下にトレイを置き、これらの小物を纏めて置いておくと便利です。
個人で使う小物は椅子の隣に纏める
コップやシェラカップ、化粧ポーチなど、個人的に使うものは手の届く範囲である椅子の横にトレイを置き、纏めます。自分専用のスペースなので、煙草やスマートフォン、カメラといった小物も置くことができます。
トレイが便利な理由
ここまで読んで、トレイではなくても、ミニテーブルでも同じではないかとお思いになった方もいらっしゃるかと思います。
ミニテーブルは確かに便利ですが、そこそこ積載スペースが必要なことと、それなりの金額がかかります。そのため沢山用意するのは大変です。また、意外と場所を取ります。
トレイは言ってしまえば一枚の板のようなものなので積載に影響しませんし、お金もそんなにかかりません。場所も取らない上、一枚の板なので、デッドスペースを活用することができます。
また、トレイは、沢山あっても困ることはありません。そのため、トレイは理想的な直置きギアなのではと思うのです。
サイズさえ間違えなければ何でも良い
トレイは何でも良いとおもいます。自作で作るも良し。既製品の安いトイレを買うも良し。すのこを代用するも良しです。
注意すべき点はサイズです。小さすぎるとあまり物を置くことが出来ませんし、大きすぎると積載が大変なうえに、邪魔になる可能性が出てきます。
A4サイズからB4サイズまでの大きさであれば、使い勝手で困ることは無いでしょう。
キャンプギアとして販売されているものは?
折角のキャンプだから、キャンプギアで統一したい。という方の為に、トレイ替わりとして使うことができるギアを紹介します。
キャプテンスタッグ(CAPTAIN STAG)のアルミロールテーブルや、SOTO(ソト)のフィールドホッパーといったソロテーブルです。
コンパクトに収納できるので場所を取りませんし、大きさもA4サイズ~B4サイズと、理想的です。
小物を置く空間を作る
直置きスペースを作る以外の方法として、小物を吊るすスペースを作る方法と、テーブルやチェアに小物ケースを取り付けてスペースを確保する方法があります。
専用のキャンプギアを揃える必要がありますが、空間を利用できるので便利です。具体的な活用方法を織り交ぜながら纏めてみました。
スノーピークのパイルドライバーが便利
パイルドライバーはSnow Peak(スノーピーク)が販売しているランタン用スタンドです。一本脚構造で場所を取らないことと、地面に打ち込んで設置する作りなので、テーブルの横など、どこにでも設営できる優れものです。少々値段が張りますが、安価で購入できる類似品も発売されています。ランタンをパイルドライバーに吊るすことで、テーブルの上を、場所を取ることなく明るくしてくれます。
ネジ部分に小物を吊るして有効活用
パイルドライバーは調整用の蝶ボルトで高さを調整することが可能です。この蝶ボルトが、丁度小物を吊るす便利なフック代わりになります。ティッシュやウェットティッシュを吊るすことができたら大変便利ですよね。
ティッシュやウェットティッシュをドレスアップ出来る紐付きのカバーはキャンプギアとして発売されています。HALF TRACK PRODUCTS(ハーフトラックプロダクツ)のウェットティッシュカバーや、BALLISTICS(バリスティクス)のティッシュケースが代表的です。小物を入れるポケットも沢山ついているので、ライターといった小物も一緒に収納できます。見た目もオシャレになり、あると便利なギアです。
HALF TRACK PRODUCTSのポールスネークスキンを活用
HALF TRACK PRODUCTS(ハーフトラックプロダクツ)のポールスネークスキンは、パイルドライバーや、ポールに巻き付けることができる便利ギアです。デイジーチェーン部分にカラビナやS字カンを利用してシェラカップや小物をぶら下げることができますよ。パイルドライバーと付属のギアを揃えることで、小物の置き場に困ることは無くなりますね。
Helinoxのテーブルサイドストレージは定番の小物収納ギア
Helinox(ヘリノックス)のテーブルサイドストレージは、テーブルやチェアに取り付け可能な小物ケースです。化粧ポーチやカメラ、スマートフォンといった小物入れになります。サイズの種類も豊富ですよ。
ゴミ問題はロスコのウォーターバケットで解決
最後にその辺に直置きしがちなゴミ問題についてです。
キャンプ用のごみ箱は、ゴミを纏め易くするために大型サイズのものが多いですが、テーブルの近くに置くと邪魔になります。その為、わざわざゴミを捨てる為に立ち上がるのが面倒になり、とりあえずその辺に置いてしまいがちです。なんとかしたいところです。一時的にゴミを捨てることができる簡易的なゴミ箱をテーブルの横に置いておくと、ゴミが散らかることも無くなりますよ。
かといって、なるべく積載量は増やしたくないですよね。そんな時はROTHCO(ロスコ)のウォーターバケットが便利です。布製なので畳んでコンパクトに積載出来ますし、見た目もキャンプらしくオシャレです。更に便利なのが、元々は名前の通り、ウォーターバケットなので水を入れることが出来ます。ゴミ箱として使わないときはバケツにもなるので便利ですよ。
小物置き場を充実させて快適なキャンプライフを
いかがでしたか?ちょっとしたアイディアで小物の直置きを防ぐことが出来るようになります。
特にトレイはお金もかからないうえ、オリジナリティを出しやすいアイテムです。何枚あっても足りないということはありません。あると便利なキャンプ道具をうまく活用してみてはいかがでしょうか。小物置き場で悩むことが無くなり、快適なキャンプライフをおくれますよ。
ギア
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