YOSHINORI
猪苗代湖の湖畔を包む夕陽を愛でに天神浜オートキャンプ場へ行ってきました

猪苗代湖の湖畔を包む夕陽を愛でに天神浜オートキャンプ場へ行ってきました

「秋はMOTOGUZZIで七ヶ宿のリベンジを!」夏ツーリングを終えた時点ではそのように考えていました。けれども、MOTOGUZZIがオイル漏れ…。夏の北海道で疲れたようです。七ヶ宿、きららの森での顛末はこちらから。この時の帰宅はレッカー車。是非リベンジしたかった…。

ならば今年の秋は『夕陽が沈むとき、そこはまさしく楽園となる』と(個人的に)決めている、猪苗代湖畔「天神浜オートキャンプ場」へ行くこととしました。前回はコテージ泊でしたので、今回は湖のすぐそばでテント泊です。

天神浜オートキャンプ場

住所 〒969-2271 福島県耶麻郡猪苗代町中小松 四百刈
営業期間 通年営業
※冬季期間(12月~3月末)は一部エリアのみ営業
チェックイン 9:00~16:00
チェックアウト 12:00
利用料金 【オートキャンプサイト】
キャンプサイト 1名/1,320円
テント 1張/1,100円
バイクキャンプ 1名/1,650円(テント、バイク駐車代込み)
※小学生未満は無料

【駐車料金】
・乗用車 1台550円/日
・キャンピングカー 1台1,100円/日

公式サイト 天神浜オートキャンプ場

福島県猪苗代町の「猪苗代湖」にあるキャンプ場。私の家からは100㎞と少々。下道でも2時間半の距離。

新潟県という田舎県在住ですから、キャンプ場は事欠きません。けれども「奇麗な湖の湖畔でキャンプ」となると、限られてきます。その点、天神浜は行きやすい距離。キャンプ場から車で10分以内に「ヨークベニマル猪苗代店」があり、買い物にも困りません

そしてなにより、このキャンプ場は「夕陽の時間帯」こそ醍醐味。

施設について

中央管理棟がこちら。

管理人さんは8:00~18:00までおられます。受付はこちらで。管理棟内には売店(冷たいbeerも!)の他に、薪の販売も行っています。

また管理棟内には女性専用のトイレとシャワールームもあり、こちらは24時間OK。男性用のトイレとシャワーは、管理棟の奥の建物となります。トイレは温水便座付き、特に女性用の方は明るく奇麗な施設です。

キャンプサイトは、湖畔側と松林側どちらでもOK。当然湖畔側を選びます。

管理棟を出ればすぐ湖畔が…。

因みにこの日は3連休明けの9月24日。キャンプに来ていたのは私たちも入れて5組のみ!独占状態です。

様々な施設があり、こちらの写真はコテージです。コテージも大小様々なタイプがあります。またサウナテントもあり、燃料の薪を買えば自由に使うことができます。

こちらの2枚はBBQ棟。管理棟を出て湖畔に向かうと、すぐにあります。水場も兼ねています。

松林を背にして、砂浜が広がり、湖畔へと続きます。すべてが砂浜ではなく、草の茂った硬い土部分もあります。四輪駆動以外の車は、慎重に場所選びを。スタックしたら大変。

私のTigerSuper6は、純然たるRacingマシン。これ以上先は危険危険。

場所を決めてテント設営。

エアマット(ダブル)を広げ、寝袋設置。テーブル、いす、焚火台等など、全てを設置し、「その時」を待ちます。

日暮れは、もう間もなく(湖の水にも触れられます。湖水浴ができる湖ですから)。

日暮れの瞬間、それは映画のような絶景に!

雲間から覗く太陽が赤く燃え、湖水全体を包み込み…。余計な言葉を並べるより、写真でご覧ください。

この瞬間を見るためだけに、私は天神浜に来るのです。

日が沈みだし、闇の帳が下りるまで、息をのむばかりの荘厳さ…。

新潟県は日本海を持ちますし、太陽は日本海に沈みます。海沿いのキャンプ場は沢山あります。だけど海沿いって正直潮風がべとついたり、海のにおいがきつかったり…湖のほうが好きです、私は。

湖のほとり、手を延ばせば水に触れられる近さ、そして夕陽のショー。天神浜は最高です。

食事とか

9月21日からの三連休、新潟県を含む近県はすべて雨。それでも25度はあったし、20日までは30度越えが続いていました。

24日からは晴れ予報でしたから、暑くなるかと思いきや、猪苗代町の最高気温は15度!正直冷えました。

薪は2束購入し、全て燃やし尽くしましたよ。

何はなくともまずは乾杯。

アルコール類は、クーラーバックに氷を詰めて持参です。

この夜は冷え込みがきつい。寒い夜には鍋が一番!

最初は、3種類のキノコに白菜ともやし、人参などを入れた野菜鍋です。

野菜鍋を食べつくしたら、そこへ刻んだねぎを大量投入。豚肉とうどんを入れて完成。卵を持ってくればよかったなぁ。

うどんを食べ終えたら、一度鍋を奇麗にし、生のキクラゲ(道の駅で購入)とマイタケを湯がきます。こちらはワサビ醤油で頂く一品。

野菜づくしで体もホカホカ。最後は豚トロです。スーパーでGETした牛脂で炒めていきます。こちらもまた美味美味。豚トロはあらかじめ、レモンと塩胡椒で下味がついていました。

明けて翌日

前日は23時前に就寝。今回のテントはダブルウォールのドームですから、快適快眠。朝4時過ぎまで熟睡でした。

けれど起きてビックリ、雨が降ったかのような夜露の量。テント内部は大丈夫でしたが、夜間かなり冷えたんですね。

起きがけのコーヒです。時刻は朝5時。このあと少しパラパラ小雨が落ちましたが、ゆっくりと太陽が出始めました。

Tigerのサイドスクリーンを外してきたので、雨にならずにほっとしています。

朝ご飯は簡単に。レタスのサラダとカレーメシ。

雲がどんどん流れていきます。でも面白いことに、磐梯山の山頂だけは雲が引っ掛かったまま。標高が高いからですね。

この日、猪苗代町は最高気温予報が16度。お隣の会津若松市は29度。帰宅したら31度でした!

近隣の情報とか

全国的に有名な喜多方ラーメンは、天神浜がある猪苗代町のすぐお隣。喜多方はあっさりですね。

隣の市である会津若松市にも、会津若松ラーメンがあります。喜多方よりも味付けははっきりしていて、麵も太く、個人的にはこちらが好きです。

有名店はいくつかありますが、今回はこちら「うえんで」さんへ。

11:00の段階で並ぶお客さんの姿が!たまたまラッキーに並ばず入店。


山塩ラーメン

山塩は、海水から作るのではなく、温泉水を薪で蒸発させて作ります。温泉水100Lから1kgしか取れません。パートナーはこちらを選びました。麵は中太麺。どこまでも端麗な味わい。


味噌ラーメン

単純な味噌味ではなく、むしろ味噌は少し下がり、ニンニクや油が調和した、なんとも上質な味。麵は極太麺。私はこの味噌、大好きです。

お勧めの温泉

福島県も、温泉天国。数多くの名湯があります。

天神浜オートキャンプ場から車で30分。磐梯熱海(ここも有名な温泉街)に、昔から是非一度訪れたかった温泉があるのです。

磐梯熱海温泉 霊泉元湯

磐梯熱海温泉 霊泉元湯

歴史も効能も、間違いのない名湯です。

「ぬるゆ」と「あつゆ」の二つの温泉です。交互に入れば寿命も延びるというもの!極楽極楽。

入り口はちょっとわかりにくいですね。大通りからは見えません。小道にひっそりと建ちます。でも歴史は古いのですよ。ちなみに2階の休憩用広間は開湯当時の建築が一部残っています。

玄関左手、写真中央が「ばんだい」。

渋いこと渋いこと。

館内には、開湯当時をしのぶ写真がずらり。

ぬるゆとあつゆは、源泉が異なります。

お客さんが入浴中でしたので、写真はここまで。でも、良い湯でした!

最後に

キャンプの楽しみ方は人それぞれ。楽しみ方を、押し付ける気はありません。それでも「夕陽の瞬間を愛でるためだけに」、ただそれだけのために行くキャンプも良いのではないかと。

天神浜オートキャンプ場、私は大好きです。動画はこちらから。

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  • バイクに乗って36年。愛車は90年式のHarley Davidson 。齢29歳10万キロを超えました。なので、とうとうマシンを買い換え・・・。キャブモデルのTC88、FLSTCが新たな相棒です!youtubeにツーリングやキャンプ動画をあげています。宜しければご覧下さい。

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