今年の夏こそ、家族でキャンプに行こうと思っているあなた!
子供と一緒のキャンプは、大人だけでのキャンプとはわけが違います。
キャンプ場の選び方、あったら便利な物、遊び方。
たとえキャンプの達人でもわからないのが、子供と一緒のキャンプです!
底なしの体力を持つ男の子2人と毎年キャンプに行っている子連れキャンパーの筆者が、子供と目一杯楽しめるキャンプのコツをご紹介します。
目次
キャンプ場選びのコツ
子連れキャンプを楽しむにはキャンプ場選びが超重要です!大人だけならどこのキャンプ場でもそのキャンプ場のルールに合わせることができますが、子供がいるとそう簡単にはいきません。
静かに自然を満喫することを目的としたキャンプ場では大声を出して走り回る事は出来ませんし、大きな川や湖が側にあるキャンプ場では一瞬たりとも子供から目を離せません!せっかく行くのだから子供達にも目一杯楽しんで欲しいですよね。
せっかくの子連れキャンプを100倍楽しめるキャンプ場選びのコツをご紹介しますのでぜひ参考にして下さい。
バンガローはある?
独身時代は毎年キャンプを楽しんでいたからテントを張るなんて簡単!と思っている人もいるでしょう。でも、キャンプ場についてハイテンションになっている子供を監視しながらテントを張るのはかなりの大仕事です。まだ出来ていないのに中に入ろうとしたり、手伝うと言ってテントをやたら目ったら引っ張ってみたりすることもあるでしょう。
そんな暴走機関車に振り回されてイライラしながらテントを張るよりも、バンガローを借りた方がずっと楽です。バンガローは確かにテントサイトより高額ですが、キャンプ場によっては2000円程度でも借りられるところもあります。
2000円で楽しい時間が買えるんです。そう考えるとかなりコスパ良くないですか?子連れキャンプにはバンガローが絶対おすすめですよ!
車はどこまで入れる?
ただでさえ色んな荷物が必要なキャンプに、幼い子供を連れて行くとなると更に荷物が増えます。車に置いてあるアレやコレをちょっと取りに行くことも増えるでしょう。車をバンガローの側まで入れられるキャンプ場は案外少ないものです。キャンプ場を選ぶ時には車がどこまで入れるかも必ずチェックしておきましょう。
※乗り入れ可能なキャンプ場では、他の車もキャンプ場内にあるので子供がぶつからないように充分注意が必要です。
遊具は目の届く範囲にある?
最近のキャンプ場は本格的なアスレチックのような遊具をそろえているところもあります。でも、バンガローから遊具が離れていると子供が遊んでいる姿がみえません。小学生くらいになれば兄弟や友達と一緒に行けるかもしれませんが、広い場所でハイテンションになった子供は危険です。他の子供とトラブルを起こしたり、怪我をしたりさせたりするかもしれません。
目の届く範囲に遊具があれば、何かあればすぐに駆け付けることができるので子供は親の都合を気にせずに好きなだけ遊べます。
水遊びはできる?
子供は水遊びが好きなものです。せっかくキャンプに行ったのだからお外の遊びは全部させてあげたいですよね。なにも海や川でなくても、幼児用プールや水遊び場があれば十分です。もちろん小さな子には譲るマナーは大切ですが、水の中を走りまわり、水鉄砲や水風船を投げ合ってびしょぬれになって遊ぶのもキャンプの醍醐味です。
ちなみに、よく見る空気圧をかけるタイプのハイスペックな水鉄砲は男の子が使うとすぐに壊れます。筆者の経験では、お好み焼きソースの入れ物を良く洗って水を入れるだけの手作り水鉄砲が、一番壊れなくて重宝しました。横面を押すだけで結構遠くまで水も飛ぶので大人気でしたよ。
うるさくしても大丈夫?
キャンプ場によっては、自然を満喫することをメインとしていて夜は静かに星を眺めるなんて場所もあります。こういった場所はマナーもいいですし安心感はありますが、小さな子供には不向きです。子供は出かけた先でははしゃぐもの、と認識してうるさくしても大丈夫なキャンプ場を選びましょう。
個人的には、『おすすめのキャンプ場!』と言った本に載っているようなキャンプ場よりも、市のホームページにしか情報が無いようなキャンプ場の方が空いているし、子連れキャンプに向いている印象があります。
あったら絶対に便利なグッズ!
子連れキャンプでは必要なものがかなり違います。そんなものをキャンプに持って行くの?と思われても絶対に持って行った方が良い、あったら超便利なグッズをご紹介します。
大量の着替え
まずは基本の着替えです。大人であれば1泊なら着替えは一着ですよね?でも、子供は1泊のキャンプで何度も何度も着替えます。筆者の息子は水遊びが好きすぎて、初日で6枚の着替えを全部濡らしたことがあります。持って行っても使わなければそのまま持ち帰るだけですから、多すぎるかな?くらいの量を持っていきましょう。
替えの靴
こちらも着替え同様、必要です。できればクロックスのような走り回れて指先を保護できるタイプのサンダルで水遊びに挑んでいただくのが良いでしょう。子供は必ず汚すものです。サンダル以外にも替えの靴は必要です。
荷造りロープと洗濯ばさみ
これは濡れた服を乾かすのに使います。以下のような要領で簡易物干し場を作ります。
- 荷造りロープの端を結んで玉止めを作り、車の助手席の窓に挟んで閉めます。
- 洗濯物を荷造りロープに通して車を一周します。
- 運転席側の後部座席の窓に玉止めをした反対側の荷造りロープを挟んで閉めます。
- 後部座席で作業を終えたら、何とか車内を移動して運転席から脱出しましょう。
※洗濯ものがずれないように洗濯ばさみで挟みますが、車に傷がつくのを防ぐためにキッチンペーパーなどで洗濯ばさみをくるむと良いでしょう。
ちょっと恥ずかしいですが、こうしておくと濡れた服もすぐにかわきます。
翌日、もう一度始まる水遊びに備えて着替えを確保しておきましょう。
バケツ
幼児用の水遊び場はあくまで幼児の物です。小学生の元気な男子が走り回っていては小さな子に怖い思いをさせてしまいます。そんな時は、水遊び場でバケツに水を汲んで離れた場所で水鉄砲に水を入れる基地を作って遊びます。テントサイトにはいかない、人には掛けない、と基本的なルールは守れるように見張りながら普段はできない遊びをさせてあげましょう。
子供と遊ぼう!
キャンプと言えばビール片手にBBQ、なんて言うのは大人のキャンプです。そんなキャンプは子供が大きくなってからでもできますので、子連れキャンプができる間はしっかり子供と遊んで色んな思い出を作りましょう!
遊具で遊ぼう!
最近は、公園もキャンプ場もカラフルなコンビネーション遊具が豊富です。でも、そんな中にも木製の遊具があったりすると妙にテンションが上がりませんか?そのキャンプ場ならではのアスレチックを堪能すれば、以外に身体が動かない事を自覚するかもしれません。
水遊びをしよう!
水遊びは大人が子供に帰る一番の遊びです。せっかくのキャンプです。一緒になって水鉄砲で対戦したり水風船をぶつけ合って遊んだりしながらびしょぬれになって、子供よりも子供らしく遊びましょう!
※他の人には水をかけないように、と心がけるマナーは必要です。
生き物を知ろう!
キャンプと言えば虫取りや魚釣りを思い浮かべる人もいるでしょう。自然の中には生き物がたくさんいます。虫取り網を持って昆虫や魚を捕まえるのもいいですし、鳥の声を聞いたり、カエルが跳ねるのを追いかけたりすることも楽しいです。「気持ち悪い」なんて言わないで子供と同じ目線でキャンプ場の生き物にご挨拶をしてみませんか?
子供とのキャンプは大人にも新鮮!
子連れキャンプは子供の為に行くもの、と思いがちですが実はそうではありません。大人だけでは選ばないキャンプ場、思いもかけない子供の目線は大人になった今、とっても新鮮です。それに、子連れだからこその苦労も、皆で笑った思い出も、案外大人の方が覚えているものなのです。
子連れキャンプは子供が親に思い出をくれている。そう思うと、毎年のキャンプももっともっと楽しみになりませんか?
ギア
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