昨年、ウポポイ(民族共生象徴空間)がオープンしたことでも注目される北海道白老に、同じく昨年オープンしたキャンプ場があります。
『本気で遊ぶ』をコンセプトにしている「白老キャンプフィールドASOBUBA」は、TVをはじめ各種メディアにも取り上げられられている、今大注目のキャンプ場です。
気になっているキャンパーさんも多いであろう、こちらのキャンプ場に行ってきたのでご紹介します。
目次
白老キャンプフィールドASOBUBAの基本情報

| 住所 | 〒059-0911 北海道白老郡白老町森野98番1 |
|---|---|
| 電話 | 011-788-2779(札幌営業所) |
| 営業期間 | 通年 |
| チェックイン | 12:30 |
| チェックアウト | 11:00 |
| 公式サイト | 白老キャンプフィールド ASOBUBA |
| 予約 | 予約専用ページ |
| 備考 | ゴミ無料(分別あり) |
利用料金・入場料
| 大人(中学生以上) | 2,000円 |
|---|---|
| 子ども(小学生) | 1,000円 |
| 未就学児 | 無料 |
利用料金・サイト使用料
| フリーサイト | 無料 |
|---|---|
| ワイルドキャンプサイト | 1,000円 ※小学生以下使用不可 |
| ハンモックサイト | 4,000円 |
| スモールハンモックサイト | 2,000円 |
| オートサイト | 4,000円 |
| ビッグオートサイト | 5,000円 |
| ビッグオートサイトAC電源付き | 6,000円 |
| キャニオンファイブ | 2,000円 |
アクセス方法
札幌からだと有料道路を利用すれば約1時間半以内で到着します。道央自動車道を白老ICで出て、右手・大滝方向に進むと約10分でわかりやすい大きな木の看板が見えてきます。

少し山の方向に走りますが、大きな看板があるのでおそらく迷うこともないと思います。キャンプ場へ向かう道中に鹿の群れにも遭遇しました。

白老キャンプフィールド ASOBUBAのご紹介

テントサイト
ASOBUBAには、フリーサイトはもちろん、オートサイト、ワイルドキャンプサイトなど、ニーズに合わせて多様なサイトが用意されています。

まず、こちらのキャンプ場内真ん中に位置する大きな広場がフリーサイトです。車の乗り入れはできませんが、荷物の積み下ろしの際は通路に車を横付けできます。

そしてこちらがオートサイトです。きれいに芝が育っています。センターハウス横の駐車場の隣になります。電源はありません。

こちらは、少し高台に位置するビッグオートサイトです。こちらの一部のサイトには電源があります。ここのサイトが一番、トイレや洗い場、シャワーへのアクセスが良いサイトになります。

その奥にあるのが、ハンモックサイトです。ハンモックが吊るせる木があるので、林間でゆったりとハンモックを楽しむことができます。

林間のサイトであるスモールハンモックサイトは、雰囲気たっぷりのサイトになっていました。キャンプ場の入り口側に位置しています。

川のそばにあるキャニオンファイブ。珍しい名前と立地のサイトです。川沿いの高台サイトになっており、プライベート感があります。新設されたトイレへのアクセスも1番良いでしょう。

そして最後がブッシュクラフト向け、ワイルドキャンプサイトです。上級者向けで、手付かずの自然のままの状態です。小学生以下は利用できません。

こちらがサイトへの入り口です。私も見てみたくて途中まで降りてみましたが、雨で道が悪く、途中で断念。

晴れた日には、とてもキレイな川の側でキャンプができます。
センターハウス

以前、札幌のASOBUGUさんの記事でご紹介したような、おしゃれなキャンプ用品が並んでいます。

キャンプ場のセンターハウスというより、おしゃれなセレクトショップのような店内です。チェックインの手続きの後、しばし足を止めて魅入ってしまいます。

また美味しそうな地元白老の食材なども購入可能です。我が家も購入してみましたが、絶品です!1度は食べてみる事をオススメします。

夏には魅力的なアイス類も販売されています。この日は、そこまで気温が高い日ではありませんでしたが、やはり買っちゃいますよね。

また7月8月の週末や連休は、ビールやカクテルもセンターハウス前で販売中です。外で飲むお酒はとても美味しいですよね。この日は雨でしたが、我が家のように購入するお客さんの姿が結構見られました。
トイレ・シャワー

トイレはキャンプ場内に2箇所あり、どちらも高台に位置しています。そしてどちらもホテル並にきれいでおしゃれです。写真を撮り忘れてしまったのですが、この建物の外壁に洗い場もあります。お湯も出るので、寒い時期には助かりますね。

中には、トイレとシャワーがあります。文句なしにきれいです。キャンプ場にいる事を忘れるレベルです。

シャワーは24時間、無料で利用できます。近郊の虎杖浜温泉までは車で30分前後かかるので、キレイなシャワーが無料で使えるのは嬉しいポイントです。

そしてこちらは、キャニオンファイブの側に新設されたトイレです。シャワーなどは併設されていません。トイレのみです。こちらもモデルルームのような内装になっています。

どちらのトイレもウォシュレット付きで嬉しいですね。
白老キャンプフィールドASOBUBAの魅力
サイトの種類が豊富!

すでにご紹介しましたが、ファミリーから本格派のソロキャンパーまで、様々なタイプのキャンパーさんに対応したサイトがあります。終始雨模様でもほぼ満場の人気ぶりです。土日祝日をご希望の方は、早めの予約をオススメします。
ウェルカムホットドッグがある!

ホテルなどで、ウェルカムドリンクサービスは聞いたことがありますが、ウェルカムホットドッグとは珍しいサービスです。ホットドッグ用のパンとソーセージをもらい、自分でケチャップやマスタードをトッピングします。
シンプルですが、これが予想以上に子ども達にも大好評でした。テント設営の合間の良い休憩になりました。ホッと一息、笑顔になる瞬間です。
とにかくトイレやシャワーがきれい!

代表の奥さんの「トイレはきれいじゃないと嫌だ」というご意見のもとに作られたというASOBUBAのトイレは、とにかくきれいな事で有名です。おそらく今のところ北海道一を誇るといっても過言ではないと思います。
内装もオシャレで、モデルルームかと錯覚するレベルです。すべての壁紙が違うというこだわりぶりです。これは女性や子連れにはかなり嬉しいポイントですよね。
フィールド内がおしゃれで映える!

ASOBUBA内はセンターやトイレだけでなく、随所にセンスの良さを感じさせるポイントがあります。トイレへの階段はおしゃれにライティングされており、目印になるだけでなく、きれいでテンションが上がります。
地元の美味しい食材が楽しめる!
すでにご紹介しましたが、センターハウスでは地元白老の美味しい食材も販売されています。我が家が購入したのは、こちらの3点。

ホルモンとハンバーグと鯖です。どれもとても美味しいので、せっかくASOBUBAを訪れた方は食べてみてください。特にお子様連れにはハンバーグをオススメします。瞬殺です。写真を撮る暇もありませんでした。

トロ鯖はその名の通り、脂がのっていて絶品でした。そしてもう1品、我が家のオススメがこちら。

ラーメンです。生麺なのに湯切り不要という、キャンプにピッタリの簡単調理仕様に開発されています。

中身はこのように、生麺とタレと説明書が入っています。これがまた美味しい!味噌と醤油、どちらも食べましたが、どちらも取り合いでした。
我が家はキャンプで麺類を食べることも多いので、これはリピート確実商品になりそうです。すぐにセンターで追加購入と、札幌のASOBUGUでも購入できるか確認しました。笑
札幌でも購入できるのでぜひ一度お試しを!
遊具がある!

今回はずっと雨続きだったので利用しませんでしたが、フリーサイトの横に遊具があります。子連れのファミリーには嬉しいポイントですね。
キャンプ場周辺の施設
民族共生象徴空間・ウポポイ

2020年にオープンした、アイヌ民族の文化復興などを目的とした体感交流施設です。アイヌの文化や世界観などに触れ、体験しながら学ぶことができます。
広い敷地内には国立アイヌ民族博物館や工房、体験交流ホールなどがありますが、現在入場は事前予約制になっているので、行く前にネットなどから申し込みをしてください。
ポロトミンタラ(白老観光インフォメーションセンター)

2020年にオープンした、白老駅北側に位置する観光インフォメンションセンターです。地元白老のローカルグルメやアイヌ文様の作品などのお土産品が並ぶほか、Wi-Fi利用可能な休憩所や24時間利用可能なきれいなトイレもあり、白老観光の拠点となる場所です。
ベーカリーショップ ななかまど

ASOBUBAから車で17分前後のパン屋さんです。白老駅の近くにあり、地元の食材や旬の食材を使用した、こだわりの手作りパンが50〜60種類並んでいます。ASOBUBAのウェルカムホットドックに使用されているパンもこちらのものです。
白老キャンプフィールドASOBUBA利用時の注意点
幼児は階段に注意!
トイレはどちらも高台にあるので、利用サイトによっては階段を利用することになります。シャワー&トイレ棟への階段はステップが狭く急なので、雨天時など足場が悪い時は注意が必要です。特に幼児など小さなお子様連れの方は気をつけてください。

新設されたトイレ側への階段は、小さなお子様でも大丈夫だと思います。
洗い場に屋根はない
洗い場はトイレ棟の外壁側にありますが、屋根はないので雨天時などは濡れながら洗う事になります。雨具の準備を忘れずに。
フリーサイトは雨天時は長靴必須!
フリーサイトの水捌けはあまり良くないので、雨天時には足場が悪くなってしまいます。天気予報を見ながら雨具などの準備はしっかりとして行った方が良いでしょう。
トイレの位置に注意!

すでにご紹介しましたが、トイレはフィールド内に2箇所です。オートサイトやワイルドキャンプサイトを利用の方は結構遠くなってしまいます。特にワイルドキャンプサイトの方は携帯用トイレを持参の方が良いかもしれません。
白老キャンプフィールドASOBUBAは進化を続けるステキなキャンプ場!

いかがでしたか。様々なタイプのキャンパーさんに対応できるキャンプ場だということがお分かり頂けたのではないでしょうか。今年度から本格的に通年営業されるそうなので、冬も楽しみですね。
今後もさらなるニーズに応えるべくサイトの新設も検討されているほか、ウェディングフォトなどのサービスも予定されているそうです。
「本気で遊ぶ」をテーマにしているASOUBAさんから、今後も目が離せませんね。
ギア
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