湯切りのいらないメスティンパスタの作り方と超簡単レシピ4種類！

炊飯から茹で、煮る、焼く…とさまざまな機能を併せもつメスティン！そして手軽に美味しくお腹を満たせる料理といえばパスタ！今回はそんな2つをかけ合わせた、メスティンで作るパスタレシピをご紹介していきます。

しかし、パスタ作りといえばちょっと気がかりなのが「湯切り」ですよね。自宅でパスタを茹でたあとは、シンクで湯切りを行うはず。「キャンプ場でわざわざ湯切りのために洗い場へ行くのは面倒じゃない？」はい、その通りです。なので今回は、なんと湯切りがいらないパスタの茹で方もご紹介します。

湯切りいらずでもなんのその、美味しさはほぼ変わりません。メスティンを使ったパスタレシピをマスターすればキャンプ場でも最高のパスタが食べられますよ！

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メスティンを使った湯切りのいらないパスタの茹で方

メスティンでパスタを茹でる際は、いくつか気をつけたいポイントがあります。茹で方の手順をコツも交えてご紹介していきましょう。

メスティンに水を入れる

まずはメスティンに水を入れます。水の量は取っ手を固定させる部品3つに注目して下さい。最下部にある部品より指1本ほど下のラインが、パスタ1人前にちょうどよい水の量となります。ちょっと少なく思えるかもしれませんが、茹で上りの際に湯切りしなくてもOKな分量がこのラインまでとなるのです。

ちなみに、今回使用したパスタは茹で時間9分タイプ。早茹で3分タイプや5分タイプの場合は、もう少し水の分量を減らしてください。そうすることで、湯切りいらずのパスタが作れます。

パスタを折り、火が通りにくい具材と水に入れる

本来パスタを作る際は、沸騰した湯にパスタを入れます。しかし、キャンプでは茹で上りを少しでも早めるべく、水の状態からパスタを投入！こうすることで、表示されている茹で時間よりも1～2分ほど短縮できます。

また、火の通りにくい具材を入れる場合は、このタイミングで一緒に入れましょう。パスタと同じように、具材に火が通る時間も短縮できます。

メスティンを火にかける

パスタをメスティンに入れたら、火にかけます。火加減は、弱すぎず強すぎずの中火がちょうどよいです。

沸騰して水分量が減ってきたら、火が通りやすい具材を加える

グツグツと沸騰してくると、水分量がみるみる減ってきます。このタイミングで、比較的火が通りやすい具材を加え、一緒に茹でていきましょう。

とくにベーコンやウインナーなど油分のある食材は、風味を損なわないためにも、直前に火を通すのがおすすめです。

パスタが茹で上ったら、味付けする

パスタが茹で上ったら、あとは味付けをして完成です。湯切りを行わないので多少水分は残っていますが、50㏄に満たない程度なので食べる分には何の問題もありませんよ！

湯切りしないメスティンのおすすめパスタレシピ

基本的な作り方さえ覚えてしまえば、アレンジは自由自在です。こちらでは、キャンプにおすすめしたい最小限の材料・調味料で作れる簡単パスタレシピをご紹介します。

メスティンで作る湯切り不要のナポリタン

1.メスティンに折ったパスタとスライスした玉ねぎを入れる

玉ねぎは、5ミリ幅くらいにカットしておきます。メスティンに水を入れ、そこに折ったパスタと玉ねぎを入れ火にかけます。

2.パスタが茹で上ったらコンソメ、砂糖、ケチャップで味付けする

パスタが茹で上ったら、コンソメ、砂糖、ケチャップを加え混ぜ合わせます。まだ火は消さず、煮詰めるように混ぜながら味を馴染ませてください。全体がよく混ざったら、最後にパセリやバジルで彩りをプラスすれば完成です。

王道のナポリタンも、メスティンを使えば超お手軽に！具材は玉ねぎのみとシンプルですが、砂糖を加えることで深みのある味わいに仕上がります。

また、湯切りをしないことが逆にとろみのあるケチャップを生み出し、パスタに絡み病みつきになる美味しさに。どこか懐かしい味のナポリタン、ぜひキャンプ場でお試しください。

さっぱり美味しいサラダスパゲティ

1.メスティンにパスタとアルミホイルで包んだ卵を入れる

メスティンに折ったパスタとアルミホイルで包んだ卵を入れ火にかけます。

卵を茹でるのに水の量が少ない場合は、写真のようにアルミホイルで包むと全体に熱が行き渡ります。

2.パスタが茹で上ったらサラダチキン、マヨネーズ、卵を入れる

パスタが茹で上ったら、ほぐしたサラダチキン、マヨネーズ、アルミホイルに包んでいた卵を入れます。

ちなみに、茹で上りはちょうど半熟です。もし固めの茹で卵になっている場合は、フォークなどで潰しながら混ぜ合わせてください。最後に、黒コショウを振りかければ完成です。

ちなみに、今回使用したのは某コンビニのサラダチキンです。なんと、既にほぐされたタイプを発見！なかなか便利で、キャンプには最適ですね。

コンビニのサラダチキンと卵の風味をプラスすれば、あっという間にサラダスパゲッティに変身。半熟卵を加えることで、ちょっとリッチ感のある仕上がりになります。見た目に反し結構さっぱり目なので、夜食にもペロッと食べられますよ。

シメにぴったりの豚しゃぶ×きのこパスタ

1.メスティンにパスタとしめじを入れて火にかける

メスティンに折ったパスタとしめじを入れて火にかけます。今回使用したのはシメジですが、ほかにエノキやほぐしたエリンギなどお好きなきのこでOKです。

2.水分量が減ってきたら豚肉を加える

沸騰して水分量が減ってきたら、豚肉を加え火を通します。しゃぶしゃぶ用の肉はかなり薄いので、火から下す直前に入れても大丈夫です。

3.パスタが茹で上ったらポン酢、鶏ガラ顆粒、バターで味付けする

パスタが茹で上ったらポン酢、鶏ガラ顆粒を入れ混ぜ合わせます。最後にバターを上にのせれば完成です。

材料から想像できると思いますが、超さっぱり系パスタの登場です。バター×ポン酢という王道コンビに鶏ガラ顆粒を加えることで、味の深みが各段にアップ！

さっぱりの中にもきちんと旨味を感じる、キャンプのシメにぴったりのレシピです。

メスティンで作れる簡単カルボナーラ

1.メスティンでパスタを茹で、直前にベーコンを入れる

メスティンでパスタを茹で、水分量が減ってきたらカットしたベーコンを加えます。

2.パスタが茹で上ったら卵、粉チーズ、塩胡椒、コーヒーフレッシュを加える

パスタが茹で上ったら、調味料で味付けしていきます。ちなみに、卵は全卵のまま使用して構いません。混ぜているうちに、余熱で白身に火が通りいい感じに仕上がります。

また、コーヒーフレッシュがあると、カルボナーラ特有のクリーミーさがアップ！キャンプ場に生クリームの持参は難しいので、コーヒーフレッシュで代用しちゃいます。

子供から大人まで大好きなパスタといえばカルボナーラ！我が家の子供も、このカルボナーラが大のお気に入りです。キャンプでも、メスティンさえあれば本格的なカルボナーラを手軽に作れますよ！

メスティンでパスタアレンジを楽しもう

本格派のパスタがまさかこれほど簡単に作れるとは、メスティンの実力はやはりハイレベル！しかも、水分量さえ調節すれば、湯切りいらずと手間もかかりません。メスティンを駆使して、キャンプでパスタアレンジを思う存分楽しみましょう！

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