せっかくアウトドアギアを買うなら「語れる」ギアの方が面白味がある。ギア自慢をする時も、デザインや希少性に価値を持たせるよりも、ギアのバックボーンが深い方が語れるというものだ。
昨今のSDGsやエシカル消費といった潮流の中で「廃棄タイヤを活用したグッズ」を多数販売しているブランド「SEAL」から、新たにキャンプのために開発された新シリーズ「SEAL OUTDOOR」が登場した。無骨なデザインとタイヤならではの丈夫さが見事に組み合わさったギアたちに注目だ。
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目次
初回ラインナップは4種類
記念すべきシリーズ最初のラインナップとなるのは4種類のギア。どれもギアを守るケースとなっており、タイヤの柔軟性や強靭性を活かしている。
それぞれタイヤチューブを再利用しただけでなく、アメリカ連邦規格によって定められている軍用規格「ミルスペック」に対応したコットンを組み合わせたタフなアイテム。縫製は国内の職人が担当しており、耐久力と品質を兼ね備えたギアに仕上がっているとのことだ。
ギアコンテナL(37,400円)/ ギアコンテナM(28,600円)
デザインは好みによる所が大きいのだが、シンプルで無骨なスタイルを好む方にとっては「良いデザイン」ではないだろうか。タイヤチューブとコットンの風合いがどちらも活きる作りになっており、ギアコンテナ以外にもトートバッグとしても使えるように工夫がされている。
それぞれ折りたたみが可能で、使用しない時は非常にコンパクトになるのも好印象。底面にタイヤチューブ素材を採用しているので、泥汚れや濡れた地面も気にせず置けるし、ゴムなので綺麗に拭けば大丈夫。
シェラカップケース(5,500円)
蓋の部分にタイヤチューブの柄をしっかり表現したアイコニックなアイテム。300mlシェラカップ4個を収納することが出来る様になっており実用性も抜群。
「グリムロック」によってループに引っかけ、チャックで簡単に開閉出来るので、シェラカップ以外にも小物を入れて持ち運ぶのにも有用だ。もちろん中のモノを守る力は申し分なく、大切なシェラカップや小物を安全に運んでくれるだろう。
メスティンケース(7,150円)
こちらはメスティンバージョンのケース。サイズ的にはトランギアのTR-210(レギュラーメスティン)が入るようになっており、上蓋にはカトラリーを入れる様のポケットもついているので、ソロキャンプの場合はこれだけあれば何とかなる。こちらはハンドルにグリムロックが採用されており、取り付けられる幅が広い。
廃棄タイヤならではの「唯一無二感」もイイ
冒頭でも触れた通り、全てのギアに「廃棄タイヤ」を使用しているが、タイヤはそれぞれ使用感が異なるので同じものが一つと無いというのもシビれる要素。形は同じでもパターンやよれ方などが違うので、「世界で一つだけのアイテム」と言っても過言ではない。
決して安いものではないが、耐久力を考えればコストパフォーマンスは悪くない。特にクルマ好きのキャンパーは語りやすいアイテムなので、1つ持っておくとカッコいいだろう。
ギア
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