くりの木キャンプ場すげー!
噂通りの眺望と夜景、自然に囲まれた静寂な夜。
「これぞまさに大人キャンプ!」と言える時間を過ごしてきました。
各サイトの紹介、施設、設備、一番気を付けなければいけないアクセス方法など徹底的にレポさせていただきます。
もうね、夜景大好き人間には最高のキャンプ場でした。
目次
- くりの木キャンプ場とは?
- ナビに頼るな!地図を見るんだ!アクセス方法
- 加生住民センターを目指してください。
- 急坂をのぼってくりの木キャンプ場を目指す
- チェックインは14時から
- 管理棟で受付を済ませてチェックイン
- 支払い方法は現金のみ
- 販売されている薪は3種類
- くりの木キャンプ場のサイトマップ
- 自然感たっぷりの場内
- くりの木キャンプ場の高台からの景色は絶景!
- くりの木キャンプ場の施設は綺麗。遊具もある
- 慌ててサイトに戻り夜景を待つ
- くりの木キャンプ場の絶景夜景
- くりの木キャンプ場のチェックアウトは11時。
- くりの木キャンプ場のサイトの種類
- 管理小屋前エリア【K1・K2】
- 中央エリア【C0~C6】7区画
- 直火可能な西の高台エリア【W2~W4】3区画
- 眺望メインの西の高台エリア【W5~W9】5区画
- 西の高台エリア 4WDサイト【W1/W10~W12】4区画
- スモールサイト
- 東の高台エリアのテントサイト【E1・E2】2区画
- 東の高台エリアのバンガロー【B1・B2・B3】3棟
- 東の高台エリアの常設テント【T1】1棟
- お風呂、シャワーはある?周辺の温泉も紹介
- くりの木キャンプ場に一番近いスーパーは?
- くりの木キャンプ場の予約方法は?
- くりの木キャンプ場の注意点
- 【番外編】帰りは温泉に入って渋川市の景色を堪能
- 【まとめ】くりの木キャンプ場に行ってみて。
- くりの木キャンプ場 基本情報
くりの木キャンプ場とは?
2012年8月11日にオープンした群馬県渋川市にある比較的新しいキャンプ場。
関越道の赤城ICから車で10分とアクセスも抜群。
大人3人以上、複数家族(グルキャン含)の利用不可だが、その代わりに自然に囲まれた静寂の中、ゆったりとキャンプができる。
ソロ、夫婦、友人と2人利用のリピーターが多いキャンプ場らしい。
私が行った時もソロが半分、夫婦、友人のデュオキャンが半々といった感じでした。
特に高台から絶景夜景を見ながらの焚火は格別で…「こ、これが大人キャンプか!」と感激。
今回はくりの木キャンプ場の魅力を皆様にお伝えできればと思います。
いきなり場内の紹介をしたいところですが、最初で最大の難関であるキャンプ場までの道のりを紹介した後に受付から場内の雰囲気、夜景、各種サイトと順々に紹介したいと思います。
最後までお付き合い下さい。
ナビに頼るな!地図を見るんだ!アクセス方法
筆者の記憶によるイメージ画像です
皆さん、キャンプ場に行くまで何を見ていきますか?
私は車の純正ナビか、GoogleMAPを見ていきます。野営でも無い限り道順なんて予習しません。出発する時に目的地をナビに入れて何の疑問をもたずにナビ通りに向かいます。
ナビ通り行く事が日常の当たり前であり、ナビであれば大丈夫と安心しきっています。
でも、くりの木キャンプ場の公式ページを見ると、アクセス方法について注意深く記載されていました。
しかし愚かな私は、ただ丁寧に道順が書いてあるのかなと、よく考えもせず向かいます。
GoogleMAPなら大丈夫。世界のGoogleだから。
といつも通りGoogleMAPへの絶大な信頼だけで向かいます。
その結果
「なんだこの道は!?」「こんな道本当にいくの?」「いやいや嘘だろ…」「この先、墓って買いてあるぞ…」
そんなような道を本当に走らされます。正直結構焦った。
ジムニーだから良かったものの、ミニバンで行っていたらバンパーガリガリ、ホイールガリガリ確定コースでした。
自宅に帰ってTOYOTA純正のナビで調べても同じ道を案内されました。
そんな悲劇の二の舞にならないように皆様には、安心安全な道順をお伝えしたいと思います。
加生住民センターを目指してください。
公式ホームページが推奨、そして一番安全に行ける道に辿り着くには「加生住民センター」を目的地にして向かってください。GoogleMAPはこちら
加生住民センターの前にくりの木キャンプ場に安全で一番早く辿り着く道があります。
勾配があるもののナビに案内される道より数倍マシです。
道は舗装されているのでなんの問題なく行けます。
暫く進むと分岐路がありますが
所々看板が設置されているので、案内に従い車を進めます。
急坂をのぼってくりの木キャンプ場を目指す
分岐路を約140m進むと左手に「ここの急坂をのぼる」という看板が出現します。
看板右斜め前にある、写真のピンク色の矢印の坂を上がった先がくりの木キャンプ場です。
大きい車だと一発で曲がりきれない可能性があります。
その場合、切り返す必要があります。
しかし見通しの悪い急カーブ手前なので、カーブミラーをよく見る、2人の場合は車がきていないか一人に見てもらった方が安全です。
無事曲がる事ができたら、この坂道をグングン上がっていきます。
坂の上からの写真です。
車一台程の広さしかありませんが、坂道は舗装されていました。
ちなみに坂を上がる手前から、景色の良さがうかがえます。
チェックインは14時から
くりの木キャンプ場のチェックインは14時~18時。
公式にもありますが12時~14時は来場禁止。
その理由は14時前に到着して坂道に並ぶと道を塞ぎスタッフさんが出入りできなくなってしまうからです。
管理棟前には1台分の駐車場、後は坂道で並んで待つしかありません。
アーリチェックインで無い限りは14時以降に行きましょう。
坂を上がったところで管理棟前に車が1台停まっている時があります。
その場合はキャンプ場入口の停車位置に車を停めて待ちます。
前の人の受付が終わり、管理棟前の駐車場が空いたら車を移動し受付に向かいます。
管理棟で受付を済ませてチェックイン
オーナーさんに撮影許可をいただき写真撮影。
薪、炭、調味料、燃料系、日用品などキャンプに必要なアイテムが美しく並んでいます。
レンタル用品も充実。テント、チェアをはじめ、クーラーボックス、ランタン、調理器具などキャンプに必要な道具が一式ありました。
管理棟内に薪ストーブが!管理棟だけでもオーナーさんの抜群のセンスがうかがえます。
支払い方法は現金のみ
チェックイン用紙に記入を終えたら支払いを済ませます。
くりの木キャンプ場の支払いは「現金」のみ。クレジットカード、電子マネーの取り扱いはありませんでした。
また、サイトによっては管理棟まで距離があるのでレンタル用品、薪の購入が必要な場合、この時に済ませておくと楽。
近くにコンビニ、ATMはないので注意。
販売されている薪は3種類
くりの木キャンプ場では3種類の薪が販売されていました。
焚付用の薪、バケツ一杯に薪が入って500円の細めの薪、広葉樹の束。
私が買った薪はよく乾燥されていたのか爆ぜませんでした。
くりの木キャンプ場のサイトマップ
予約した時は西の高台エリアのW6を予約していましたが「せっかくの4駆車なので4WDサイトはいかがですか」とオーナーさんからお言葉をいただき、西の高台エリアの4WDサイト「W12」に急遽変更。
私以外に4WDサイトの宿泊者が居ないという事で一気にテンションが上がりました。
キャンプ場の利用案内、サイトまでの道順を丁寧に説明していただき、サイトに向かいます。
自然感たっぷりの場内
薪を買い込み、管理棟の駐車場から先程入ってきた入り口脇の道を進んでいきます。
案内に従い西の高台エリア目指して車を進めていきます。
ん?この森の中に入っていくのかな?
おおおおおおおお!
まるで林道のような道。
場内は未舗装路のため、段差があります。
車高を下げている車ではキャンプ場入り口の急坂を乗り越えても場内の走行は厳しいかもしれません。
ガコンガコン揺れながらゆっくり車を進めます。
西の高台エリアの急カーブ。
注意の案内がある。
雨などで道のコンディションが良くない時、車種、タイヤによって登るのは難しそう。道幅も狭いので大型の車は切り返しが必要になるかもしれません。
西の高台エリア内の道路。左にはW5~W9のサイト。
左:西の高台エリア オートサイト W5~W9
直進:西の高台エリア4WDサイト W1・W10~W12
この後に待っている景色を考えるとジムニーに乗ってて良かった、と思う瞬間である。
4WDサイトへの道は未舗装路の坂道が続いています。
地面が砂利で凹凸もある坂が続くため4WD以外侵入禁止なのも納得。
くりの木キャンプ場の高台からの景色は絶景!
くりの木キャンプ場の最奥にして最も高い位置にある4WDサイトのW12
駐車スペースとサイトスペースが分かれていました。
ちょっとわかりにくいのですが、サイトはかなり広い!
スノーピークのラウンドロック、タープ張ってもまだ余裕がありそうなくらい十分な広さ。
そしてお待ちかねの景色というと
スマホで撮った写真であり未熟者なので、この数倍広大で綺麗だと思って下さい。
うおおおおおおおおお!最高!
今夜はこの夜景を見ながら過ごせると思うと生唾ものです。
お隣のW11
W12と変わらず眺望は抜群です。
更にお隣のW10
4WDサイトのW10~W12は夜景と眺望ほぼ確約コースである事間違い無いようです。
ただサイト間に遮るものが無いので全サイト埋まっているとプライベート感はあまり無い。
くりの木キャンプ場の施設は綺麗。遊具もある
くりの木キャンプ場に行くには急な上り坂を登る必要があり、場内は未舗装路ですが、設備は綺麗でした。しかも子供は大喜びの本格的なアスレチック遊具もあります。
私はそれらを見に行くため、何を血迷ったのか日は落ちかけ薄暗くなっている中、設営も何もせずに散歩に行ったのです。
トイレはキャンプ場内に2箇所。
くりの木キャンプ場には管理棟裏と西の高台エリアにトイレ、炊事場があります。
基本的に炊事場とトイレがセットになっていて、単独のトイレ、水場はありません。
西の高台エリア、スモールサイトから一番近いトイレを紹介します。
木目が美しいトイレ入口。写真は男性トイレ入口で裏に女性トイレがあります。
美しい。輝いている。
男性トイレの個室は2部屋。自然が生かされたドアノブ。おしゃれ過ぎてトイレのドアノブに恋をしそう。
美しい。木の枝に予備トイレットペーパーが刺さってる。
天井は吹き抜けですが、虫対策として網が張ってあります。
ウォシュレット、暖房便座は確認できませんでした
炊事場、お湯もでる!綺麗な水回り。
鏡付きのシンクが3箇所。洗顔、歯磨き、朝の身支度には最適。
裏側。洗い物用と思われる広めのシンクが4箇所。
お湯、ありました!
以前は水でも気にしなかった私ですが、雪中キャンプでスノーピークヘッドクォーターズを利用した時にお湯のありがたみを知ってしまいました。
それ以降、お湯があるか無いかが気になるようになり、人はこうやって文明開化に侵されていくのだなとしみじみ感じています。
炊事場には踏み台があるので手の届かない子供も安心。
炊事場には生ゴミ用のポリ袋もある。使った後は美しく。
自然に優しい配慮を。
炊事場の消灯時間は22時です。
子連れも嬉しい本格的なアスレチック遊具
西炊事場の横にアスレチック遊具を発見。
みんな大好きブランコ!
初めて見るような遊具もある。
すべり台まであるなんて、子供キラーな遊び場です。
アスレチック遊具は綺麗に整備されていたので子供も安心して遊べると思います。
慌ててサイトに戻り夜景を待つ
場内を散歩していると周りがかなり暗くなっている事に気づく。
設営も荷降ろしもしていない事に「ハッ!」と気付き全速力で戻ります。
くりの木キャンプ場の絶景夜景
パンダTC、パンタTCタープ連結の洞窟スタイル。
慌てて設営を終えて、後ろを振り返るとそこには渋川市街の夜景が一面に!
うおおおおおおお!
本日二度目の男一人ガッツポーズ。
オーナーさん、4WDサイトを勧めてくれてありがとうございます!
20代前半から夜景、絶景を求めてあちこち車で走り、今では夜景を求めて男一人ソロキャン。感無量の瞬間です。
しかし撮影技術が向上しない自分が残念過ぎる。
夜景を見ながら薪に火を入れます。
何も食べていない事を思い出して、メスティン炊飯。
メスティン炊飯に合わせて、ニトスキでステーキを焼きます。
夕飯は白米、ステーキ、ビールと、男ソロキャン適当ソロ飯。
4WDサイトは完全独占状態。
聞こえるのは、葉が擦れる音、焚き火の音のみ。
この非日常の中で絶景夜景を見ながら食べる飯は最高に美味い。
買った楢の薪も火持ちが良く、焚き火をより一層楽しませてくれる。
上を見上げると綺麗な月が。
ランタンの灯りを落とし、夜景をつまみにビールを飲む。
なんと贅沢な時間だろうか。
焚き火と夜景を堪能し、テントに戻り寝支度。
夜景が名残おしいけど…夜景とビールに癒やされた私に睡魔が容赦なく襲ってくる。
おやすみ。くりの木キャンプ場。
くりの木キャンプ場のチェックアウトは11時。
おはようございます。
起きたのは朝7時。チェックアウトは11時なのでまだ時間に余裕があります。
コーヒー豆をガリガリやって、朝珈琲。
ユニフレームのチタンマグにユニフレームのコーヒーバネット。
軽くてコンパクトで優秀な子達です。
朝コーヒーと景色も堪能したところで撤収準備にとりかかります。
最後に忘れ物、ゴミの回収漏れが無いか確認して撤収!
くりの木キャンプ場のサイトの種類
くりの木キャンプ場には管理小屋前エリア、東の高台エリア、中央エリア、西の高台エリア、スモールエリアの5つのエリアがあります。
サイトは全て区画サイト、フリーサイトはありません。
駐車スペースとテントスペースが離れているサイトも一部ありますが基本的にはオートサイトです。
それぞれ特徴が異なりますので、順々に紹介していきます。
管理小屋前エリア【K1・K2】
管理小屋前エリアは、芝生オートサイト電源付き。
開けた眺望で、炊事場、トイレへのアクセスはくりの木キャンプ場で一番良い。
ただ管理棟前なのでチェックイン、チェックアウト時は人の出入りが気になりそう。
1区画、サイトの広さは約15m×10m。
景色と解放感もあり、初春なら木が冬枯れしていて、もっと景色が見えるかも。
管理棟側がK2、キャンプ場入口側がK1です。
中央エリア【C0~C6】7区画
キャンプ場の中央に位置する中央エリアオートサイト。
各サイトに石炉があるので、直火の焚き火ができます。各サイト木々に囲まれ隣サイトと適度な距離があります。
夜景より直火、プライベート感を優先したい場合、こちらがオススメ。
「草木に囲まれたサイトでのたき火が絵になるように」と公式にある通りのサイトでした。
中央エリアの出入り口は坂道になっています。
中央エリア C3
中央エリアのC3サイト。
手前が駐車スペースになっています。
中央エリア C2
こちらも同じく駐車スペース、テントスペースが分かれています。
中央エリア C1
木々の間から少しだけ…夜景が見えそうです。
中央エリア C0
駐車スペースから階段を登ったところにテントスペースがあるC0
C0は木々の間から少し夜景が見れそう。
中央エリアから一番近いトイレ、炊事場は管理小屋裏になります。中央エリア出てすぐにある坂道を登って行きます。
また、中央エリアからの夜景は期待できません。もし夜景を目当ての場合は、他のエリアを選びましょう。
直火可能な西の高台エリア【W2~W4】3区画
西の高台エリアのW2、W3、W4。少し小さめのサイトですが石炉があるので直火可能な西の高台オートサイト。
欠点としては、駐車スペースから坂道または階段を行き来しなければならない事。
西の高台エリア W2の駐車スペース。
坂を下った先にテントスペースがあります。
焚き火しながら夜景が見れる位置に石炉がありました。
駐車スペースとテントサイトはそこそこの坂道なので、重装備だと苦労しそう。
W3、W4も同様に駐車スペースからテントスペースまで階段を行き来する必要がありますが、その変わり直火可、素晴らしい眺望と夜景というご褒美が待っています。
出典:くりの木キャンプ場 日記W2~W4の中ではW2の眺望が一番劣っているようですがW4の眺望は最高らしい。
眺望メインの西の高台エリア【W5~W9】5区画
眺望もよく夜景が堪能できる西の高台オートサイト。
直火はできませんが、駐車スペースとテントスペースが隣接しており、重装備でも荷降ろしが簡単にできます。
西の高台エリア W9
W5~W9の並びで入ってすぐにあるW9。
眺望も良く、十分な広さがありました。
W9~W5の中で一番トイレ、炊事場に近い場所に位置します。
西の高台エリア W8
こちらもW9に負けないくらい眺望が良く、テントスペースも十分にありました。
西の高台エリア W6
W7はテントが張ってあったので飛ばしてW6。
西の高台エリアのW9~W6は眺望も良く、テントサイトも広い。
西の高台エリア W5
以前は眺望抜群だったらしいのですが、今現在は木の関係でW5~9の中で一番劣るとの事。実際に行ってみましたが、確かにその通りでした。
それでも十分見えますが、他に比べると…って感じですね。
W5を背にして撮った写真です。
W5の駐車スペースは後ろにあるのですが、W6~W9が埋まっている時、切り返しスペースが無いので方向転換できません。
そのため~W6~W9がいっぱいの時、テントスペースに車のバックドアを向けたいのであればバックで入ってくる必要があります。
西の高台エリア 4WDサイト【W1/W10~W12】4区画
今回、私が泊まったエリアです。
4駆のみが立ち入る事が許される西の高台4×4オートサイト。
W10~W12については先程紹介させていただいたので割愛致します。
4WDエリア W1
W1の駐車スペース。
テントスペース
葉が生い茂ってると4WDサイトの中で一番眺望がああぁ…。という感じでした。
ただし冬木の時、葉が無い状態なら眺望もまた変わってくると思います。
周りに隣接しているサイトは無いので、プライベート感重視の方にはオススメです。
スモールサイト
公式サイトにもある通り、素晴らしい眺望と石炉の直火、プライベート感が待ち構えているものの、その道は険しく軽量キャンパー、上級者向けサイトである事がうかがえます。
サイトも狭く、炊事場、トイレも遠く、荷下ろしも大変なので利便性皆無です。
道のりはというと…これを登っていくらしい…。
スモールサイト用通路もありました。
炊事場、トイレに行くのにこれを行き来するのか…!
遠目にサイトを見ましたが、サイト自体はかなり小さい。
1~2人用のテントを張ってタープも張れるかどうか…。
どっぷりくりの木キャンプ場の雰囲気に浸る場合にはオススメかもしれません。
不便を楽しむのもキャンプの醍醐味の1つ。
東の高台エリアのテントサイト【E1・E2】2区画
管理棟横の道を上がったちょっと先にある東の高台オートサイト。オートテントサイトは2区画あります。いずれも石炉があったので直火が可能です。
東の高台エリア E1
手前が駐車スペース。切り株の先がテントスペース。
眺望も抜群です。
石炉があるので直火可!
東の高台エリア E2
E1から1段上がったところにあるE2
E1の目隠しがあります。
こちらも石炉があるので直火可能です。
西の高台エリアに比べると眺望は若干劣るような気もしますが、直火ができてテントサイトも少ないのでプライベート感とのバラウンスがとれている気がします。
東の高台エリアのバンガロー【B1・B2・B3】3棟
東の高台エリア奥にバンガローが3棟あります。
それぞれ室内にコンセントがあり、更に寒い時期は石油ファンヒーター、夏は扇風機を使う事ができます。
※ウッドデッキは宿泊者以外立ち入禁止です。撮影時は手前から拡大して撮影しています。
ウッドデッキからの眺望は最高です。
東の高台エリア バンガロー B3
ウッドデッキ上にも焚火スペースがありました。
バンガローB3からの眺望。テントサイトとは一味違う夜景を堪能できそうです。
東の高台エリア バンガロー B2
バンガローB2
バンガローB2の眺望
東の高台エリア バンガロー B1
バンガローB1のウッドデッキ
東の高台エリア最奥、B1付近からの眺望
東の高台エリアのバンガローからの眺望はすべて抜群でした。こんなに景色を堪能できるバンガローも珍しい。
東の高台エリアの常設テント【T1】1棟
東の高台エリアにある常設テント。
常設テントといっても2ルームテントが張ってあるわけではなさそう。
入り口て裏が木造、屋根、側面の壁がテント生地で建てられたものだと思います。
バンガローの一段下にありましたが、遮るものが無いので眺望は最高と思われる。ただあくまでも”テント”なのでコンセントは無い。
お風呂、シャワーはある?周辺の温泉も紹介
お風呂、シャワーが必要な場合は近隣の温泉に行く必要があります。
周辺の温泉施設もご紹介します。
向井温泉 こもちの湯
くりの木キャンプ場から約【6km】車で約【10分】
名称 | 向井温泉 こもちの湯 |
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営業時間 | 9:00~21:00 |
定休日 | 毎月第2木曜日(ただし、祝日・祭日にあたる場合は翌日) |
電話番号 | 0279-24-5526 |
住所 | 〒377-0203 群馬県渋川市吹屋658-17 |
帰りがけに寄ったので暗くてごめんなさい。
夜寄った時、大きめの駐車場はほぼ満車。大変賑わっているようです。
金島温泉 富貴の湯(ふうきのゆ)
くりの木キャンプ場から約【5.6km】車で約【10分】
名称 | 金島温泉 富貴の湯 |
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営業時間 | 10:00~21:30 |
定休日 | 毎月15日(但し土、日、祝日は営業。翌日休み) |
電話番号 | 0279-23-0001 |
住所 | 〒377-0025 群馬県渋川市川島99-1 |
テレビ東京の土曜スペシャルにも出演したという富貴の湯
数年前に新装リニューアルしたので外観も内観も綺麗。
道路を挟んで向かいに駐車場がありました。
吾妻温泉 根古屋乃湯
くりの木キャンプ場から約【10km】車で約【19分】
名称 | 吾妻温泉 根古屋乃湯 |
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営業時間 | 11:00~22:00 |
定休日 | 不明。土日祝日のみ営業? |
電話番号 | 0279-59-3361 |
住所 | 〒377-0302 群馬県吾妻郡東吾妻町岡崎321-1 |
八ッ場ダムの近くにある根古屋温泉。大通りから少し入ったところにある。
かなり年季が入った温泉らしいが、ネットの口コミを見ていると景色もよく評価が高い。
ただ現在は土日祝のみの営業らしい(ネット情報)ので、行く前は電話確認必須。
小野上温泉 さちのゆ
くりの木キャンプ場から約【13.6km】車で約【22分】
名称 | 小野上温泉 さちのゆ |
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営業時間 | 9:00~21:00 |
定休日 | 毎月20日(土・日・祝日の場合は前日) |
電話番号 | 0279-59-2611 |
住所 | 〒377-0311 群馬県渋川市村上305-2 |
紹介した中で最も遠く一番大きいと思われる温泉。
なんと駐車場の隣に足湯もある。
くりの木キャンプ場に一番近いスーパーは?
くりの木キャンプ場には自販機、食材の販売は無かったので食材を用意していく必要があります。
ベイシア渋川 子持店
くりの木キャンプ場から約【5.9km】車で約【12分】
名称 | ベイシア渋川 子持店 |
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営業時間 | 9:00~20:00 |
定休日 | 1月1日 |
電話番号 | 0279-22-5111 |
住所 | 〒377-0203 群馬県渋川市吹屋657-30 |
食材はもちろんのこと衣料品、雑貨と何でも揃う大型スーパー。
同じ敷地にガソリンスタンドもあって割引もあったりする。
広くて品揃えがいいのは嬉しいけど、広すぎて買い出しに普段より時間がかかる事も。
とりせん 子持店
くりの木キャンプ場から約【5.3km】車で約【11分】
名称 | とりせん 子持店 |
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営業時間 | 9:00~24:00 |
定休日 | 明記なし |
電話番号 | 0279-30-0030 |
住所 | 〒377-0203 群馬県渋川市吹屋660-34 |
ベイシア子持店のすぐ近くにあるとりせん。
ベイシアと広さを比べると劣るものの品揃えは十分かなと。
ダイソーも併設されている。
歩いて数秒のところに薬局もある。
くりの木キャンプ場の予約方法は?
当日予約を除き、予約はWEBの予約フォームからのみとなります。
予約はWEBから空き状況を確認して申し込む
予約状況は公式の「料金」ページから確認できます。
各サイトの予約状況が表示されてるので希望のサイトが空いているか確認して申し込みをします。
くりの木キャンプ場の料金ページはこちら
大人3人以上、複数家族(グルキャン)は予約不可
キャンプの雰囲気を大切にされているキャンプ場のため、大人3人以上、複数家族(グルキャン)は予約できません。
ただ常連さんについては応相談との事です。
キャンセル料金は予約3日前から発生
3日前から利用料の50%、前日から当日は100%
※レンタル料金を除いた金額
くりの木キャンプ場の注意点
時期によって眺望が変わる。
木の伸び具合や、葉があるか無いかで眺望はかなり変わると思われます。
春先の冬木の状態が景色を隠す葉も無いので、一番眺望がいいかもしれません。
オーナーさんが定期的に眺望を確保するために伐採されているようで、中央エリアで無い限り少しも見えないじゃん…という事は無いと思いますが、一応注意が必要です。
場内に街頭、灯りが一切無い。
管理棟、炊事場、トイレには灯りがありますが、それ以外に灯りは一切ありません。
月明りが無いと本当に真っ暗なので、場内移動を移動する時はライト、ランタンを持ち歩きましょう。
突然突風が吹く時がある。
今回、泊まった西の高台エリア、不規則ではありましたが突然突風が吹く事がありました。
ローダウン、車高の低い車は厳しい。大型の輸入車は利用不可。
ローダウンしている車はまず無理です。パンバーがえぐりとられます。
リップスポイラー、エアロパーツつけている場合も注意が必要です。
また、場内は車1台が通れる程のスペースしか無いのでアメリカフルサイズの車はお断りとの事です。
野生動物が出現する事もあります。
私が行った時は野良猫でしたが、食材を狙うかのように暫くテント内を徘徊しタープ内に何度か侵入してきました。自然で寝泊まりするので当然の事ではありますが、食料はおきっぱなしにせず対策しましょう。
夏場は虫対策をしっかり。
自然が豊富なくりの木キャンプ場。
11月下旬に行った寒い時期でも、虫がちらほら。夏は結構虫が出現するという情報もあるので、虫が苦手な方は対策を。逆に虫が好き!という方には最高だと思います。
冬季はお休みです。
営業期間は4月~11月、12月~3月はお休みのようです。残念…。
ゴミはお持ち帰りです。
炭は指定の場所に捨てられますが、ゴミは持ち帰りになります。
ゴミ袋を用意して持ち帰りましょう。
【番外編】帰りは温泉に入って渋川市の景色を堪能
1泊2日、素晴らしい景色と夜景を堪能させてくれた”くりの木キャンプ場”を後にして、私は温泉に向かいました。
周辺の温泉施設を調べ、考えた結果「小野上温泉さちのゆ」に決定。
別れを惜しみつつ、坂道を下っていきます。
温泉に向かう途中ナイスな景色に遭遇。
さちのゆに着いたのは、くりの木キャンプ場を出発して2時間後。
本来であれば30分もあれば余裕で着くところが、あれやこれや寄り道しすぎて…。
綺麗な館内。
広い休憩室も発見。
内湯、露天風呂、じっくり堪能。キャンプ帰りの温泉は最高。
空腹が限界だったため、値段も見ずに食欲に身を委ねてカキフライ定食を食す。
歩いてすぐのところに吾妻川の遊歩道があったので食後の散歩。
山の景観とエメラルドグリーンの川が綺麗でした。
今回は、いつもより自然パワーを充電できた1泊2日のソロキャンプだった気がします。
川沿いで男一人想いにふけり、現実(東京)への帰路につきました。
【まとめ】くりの木キャンプ場に行ってみて。
ソロ、夫婦、友人とゆっくり自然と夜景を堪能したいなら、くりの木キャンプ場。
「ソロでゆっくり夜景が楽しめるところってどこ?」と友人に聞かれたら、私は「くりの木キャンプ場行ってきな!間違い無いから」と友人に勧めます。
公式ページの注意事項が多い事から敬遠している方も居るようですが、オーナーさん、スタッフさん、皆さん気さくでとても良くしていただきました。
音楽禁止、人数制限など他のキャンプ場よりはルールが厳しいかもしれませんが、それだけキャンプ場の雰囲気が徹底的に守られているという事です。
逆を言えば、自然に囲まれて夜景を見ながら静かな環境で最高のキャンプができる!という事ではないでしょうか。
今回の目的であった「夜景を見ながらキャンプをする!」は、くりの木キャンプ場のおかげで300%達成されました。
ありがとう、くりの木キャンプ場!
とても長くなってしまいましたが最後までお読みいただきありがとうございました。
この記事が次回のキャンプ場選びの役に立てば幸いです。
くりの木キャンプ場 基本情報
名称 | くりの木キャンプ場 |
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住所 | 〒377-0202 群馬県渋川市 中郷2694-197 |
電話番号 | 080-6810-3144 |
チェックイン チェックアウト |
Check IN 14:00~Check OUT 11:00 ※チェックインは18:00迄 |
定休日 | 冬季休業 |
料金 | サイトによって異なります。 施設料金+大人人数分+小人人数分 ■宿泊 オートサイト施設利用料:1,300円~4,500円 バンガロー施設利用料:9,800円~11,800円 中学生以上:700円/人 小人(4歳~小学生):500円/人 ■デイキャンプ(10:00~17:00) 中学生以上:700円/人 小人(4歳~小学生):500円/人 ※サイト指定不可 |
支払い | 現金 |
予約 | ネット予約(予約はこちら) |
レンタル | 有 (テント・BBQコンロ・マット・タープ・寝袋・ランタン・チェア・扇風機・食器類・クーラーボックス)事前予約必要 |
ゴミの回収 | 無し |
売店 | 有 |
炭・薪の販売 | 有 |
キャンプサイト | 全面区画オートサイト コテージ有 |
サイト地面 | 土 |
トイレ | 有(洋式) |
お風呂 | 無 |
水場 | お湯有り 炊事場有り |
直火 | 禁止(石炉有りのサイトのみ直火可) |
花火 | 手持ちのみ。 |
車 | 場内未舗装路のため車高の低い車は困難。フルサイズ不可。 |
ドローン | 禁止 |
標高 | 約500m |
遊具 | 有 |
アクティビティ | 無 |
特徴 | 開放感のある眺望と夜景が見れる。 石炉があるサイトは直火ができる。 静かな時間を提供してくれるキャンプ場。 |
公式サイト | くりの木キャンプ場 |
※本ページの内容は掲載時の情報です。最新の情報は公式サイトをご覧いただくか、キャンプ場にお問い合わせ下さい。
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