長瀞といえばラフティングや長瀞ラインくだり、カヌー、釣りといった川遊びが充実していることで人気の、埼玉県唯一の自然景勝地です。「リバーパーク上長瀞オートキャンプ場」は荒川沿いにあるキャンプ場で、しかもラフティングツアーの申し込みもできるという、ウォーターアクティビティ満載のキャンプ場です。
今日は夏キャンプに大変お勧めしたい「リバーパーク上長瀞オートキャンプ場」のご紹介です。
目次
リバーパーク上長瀞オートキャンプ場の魅力

リバーパーク上長瀞オートキャンプ場は 関越自動車道花園インターから車で約30分。荒川まで歩いて数分と川遊びを楽しむには最高な標高180mの立地にあります。
ラフティング、カヤック、リバーブギ、キャニオニング、といったウォーターアクティビティが充実した長瀞随一のアウトドア施設「アウトドアセンター長瀞」と隣接しており、キャンプ場を予約する際に、ラフティングの申込が出来るのが最大の魅力です。リバーパーク上長瀞オートキャンプ場の魅力をまとめてみました。
予約時にラフティングツアーを申し込み可能

リバーパーク上長瀞オートキャンプ場を利用するキャンパーさんは、ラフティングツアーが最大1,000円引きで申し込み出来ます。レンタル品も充実しているので手ぶらでラフティング体験が出来ますよ。しかも嬉しいことにキャンプ場を予約する際に、ラフティングパックも一緒に申し込みできるので利用しない手はないですよね。詳しくは公式サイトをご覧ください。
ウォーターアクティビティが充実

リバーパーク上長瀞オートキャンプ場はウォーターアクティビティが大変充実していて、カヌーや釣り、荒川ライン下り、ラフティングをされる方のベース地として人気です。キャンプ場から徒歩数分で荒川の河川敷に行くことが出来るので、ちょっとした川遊びも出来ますよ。但し遊泳は禁止ですのでご注意ください。
駅から徒歩5分と好立地

秩父鉄道秩父本線「上長瀞駅」駅より、徒歩5分のところにキャンプ場があります。ザックひとつでキャンプをするバックパックキャンパーは勿論のこと、レンタル品も充実しているのでキャンプ道具や車をお持ちでないキャンパーさんも利用しやすいキャンプ場です。
レンタル品が充実

リバーパーク上長瀞オートキャンプ場では、キャンプ未経験者でも楽しめるサービスが充実しています。必要なギアは一式揃っているので、手ぶらでキャンプが出来ますよ。ネットからキャンプ場予約時にレンタル品を選択するシステムです。但し食材の販売はありません。レンタル品の詳細は公式サイトをご覧ください。
区画が広く木漏れ日が気持ち良い

リバーパーク上長瀞オートキャンプ場の区画の形や広さはまちまちではありますが、全体的に広く、車込みでもツールームテントを楽々設営できる広さがあります。木々が日光を遮ってくれるので、真夏でも木漏れ日が気持ち良いキャンプ場です。
リバーパーク上長瀞オートキャンプ場の施設案内

リバーパーク上長瀞オートキャンプ場の施設を写真付きでご紹介いたします。
管理棟

キャンプ場入口にある小さな小屋が管理棟です。夕方以降管理人が不在になるので、諸手続きは早めに済ませておきたいところです。受付とレンタル受付があります。

レンタル品についてはキャンプで必要なギアは一式揃っています。レンタル品は管理棟傍の返却スペースに返却します。

ちなみにリバーパーク上長瀞オートキャンプ場はFreeWifi完備です。管理棟入口にパスワードがあります。接続は若干不安定ですが、つながると爆速です。
売店

売店は無く、炊事場近くの自動販売機で購入するシステムです。薪や炭をはじめ、最低限のアメニティグッズやキャンプ用品を購入できます。24時間利用可能なのは便利ですね。本当に最低限なので内容を確認しましょう。販売品詳細は以下からご確認頂けます。
トイレ

サニタリー棟にトイレが1ヶ所あります。便座は男女それぞれ複数ありますが、洋式便座はそれぞれ1ヶ所のみです。

洋式便座にはウォシュレットと温水便座完備です。トイレはマメに清掃されていて大変綺麗です。
炊事場

トイレの隣に1ヶ所あります。屋根付きなので雨の日も安心です。残念ながらお湯は出ません。また、スポンジや洗剤も無いのでご注意ください。

蛇口は無く、人感センサーで水が出るシステムです。センサーの反応があまりよろしくないので、直ぐに水が止まります。ちょっと使いづらいかもしれません。
シャワー・お風呂

サニタリー棟には男女それぞれシャワールーム完備です。川遊びの後も安心ですよね。コインシャワーは5分200円で利用できます。両替機がシャワー室の外にあるのは便利です。

キャンプ場から最寄の温泉は、車で約10分の場所にある「秩父温泉 満願の湯」です。
アウトドアセンター長瀞

キャンプ場施設内にある、ラフティング、カヤック、リバーブギ、キャニオニング、といったウォーターアクティビティが充実したアウトドア施設です。ウォーターアクティビティの受付はこちらになります。川まで徒歩数分なのでキャンプ場から直ぐに川遊びができます。
ログキャビン

林間側のキャンプサイトにログキャビンが3棟あります。6畳板の間に寝具5組付きです。エアコンも利用できますが有料になります。トイレ、炊事場、コインシャワーはキャンプ施設と共用です。
東屋(バーベキュースペース)
.jpg)
キャンプ場の中心部に屋根付きのバーベキュースペースがあります。こちらはデイキャンプ施設で有料です。
自動販売機

サニタリー棟と炊事場の2か所にあります。お酒以外の飲み物が一通り揃っています。ちょっとした時にドリンクを買うことができるのは便利ですよね。但しゴミ箱はありません。
ゴミ捨て場

管理棟の横にあります。分別は可燃ごみ(プラゴミやペットボトルも含む)不燃ごみ(ビン・缶)とシンプルですが、有料です。それぞれ専用のゴミ袋を200円で購入します。
リバーパーク上長瀞オートキャンプ場のサイトレビュー

リバーパーク上長瀞オートキャンプ場のキャンプサイトを写真付きでご紹介いたします。明確に区画分けされているわけではありませんが、大きく分けて管理棟が近い広場のようなフィールドと、森に囲まれたプライベート感のあるフィールドに分かれます。

管理棟が近い広場のようなフィールドは、トイレや炊事場が近いので便利です。但し、広場感は強めで、民家が近く、プライベート感は若干薄い印象です。

電源サイトは4サイトだけあります。管理棟やトイレが近いので大変便利です。電源は希望の場合のみ利用可能で別料金が発生します。

森に囲まれたフィールドは、トイレや炊事場は遠くなりますが、木々に囲まれたプライベート感のあるフィールドです。残念ながら区画の指定は出来ないようなので、どのフィールドになるかは運次第です。
サイトの地面の特徴

サイトの地面には砂利が敷き詰められているので、雨の日でもギアやテントが汚れないのが高ポイントです。管理棟が近い広場のようなフィールドの一部は砂利が少なく、土がちょっとだけ露出したサイトもあります。
サイトの広さ

区画によって広さがマチマチであることと、敷地面積は非公開なので憶測ですが、全て100㎡以上の広さはある印象です。ツールームテントの設営は余裕です。区画によっては使いづらいレイアウトや、木がサイトの真ん中に生えているサイトもあるので、若干運次第なところはあります。
プライベート感

サイト同士はロープで仕切られているだけで段差などが無いので、広場感がどうしても否めません。それでも区画が広いこともあり、隣同士の距離感は自然と確保できるので、プライベート感は保たれている印象でした。
傾斜はあるの?

しっかりと整地されているので傾斜は殆どありません。よくある高規格キャンプ場の区画サイトのような雰囲気です。
ペグの刺さり具合は?

ペグの刺さり具合はめちゃくちゃ固いです。川沿いということもあり、地面の下は岩盤で、石に当たる箇所が多いです。鍛造ペグとハンマーの組み合わせでも苦労します。
水はけのよさは?

今回は雨に降られてしまいましたが、雨水が溜まることも無く、止んだ後も直ぐに水がはけたので水はけは良好です。砂利のフィールドは正義ですね。ただ場所によっては水たまりができるようです。
リバーパーク上長瀞オートキャンプ場の注意事項

リバーパーク上長瀞オートキャンプ場を予約する前に事前に知っておきたい情報をまとめました。
民家や道路が近いので色々気になるかも

キャンプ場自体は大変雰囲気が良く、川も近く自然感満載なのですが、道路や民家がキャンプ場を囲むようにあります。また、鉄道の鉄橋が近くにあるので、電車や車の走行音が夜遅くまで聞こえます。そこまで頻繁に電車や車が走る訳では無いので筆者は全く気になりませんでしたが、気になる方は気になるみたいですよ。
最低限の照明しかないので夜は意外と真っ暗

駅や民家、道路が近いので夜も明るい印象がありますが、キャンプ場周辺には明かりが無く、キャンプ場自体も最低限の照明しかありません。意外と暗いので照明類はしっかりと準備をしましょう。
運が悪いと夜賑やかかも

ウォーターアクティビティのベース基地でもあり、夜は管理人さんが不在になる比較的緩い雰囲気のキャンプ場ということもあり、シーズン中は運が悪いと夜、賑やかかもしれません。そういった書き込みもちらほら見かけました。夏場は大人気のキャンプ場なので、この辺りは運次第ではないでしょうか。
夏の思い出作りには最高のキャンプ場

「リバーパーク上長瀞オートキャンプ場」は、決して高規格サイトではありませんが、区画が広く、木陰も気持ち良い、大変バランスの良い素晴らしいキャンプ場でした。なんといってもウォーターアクティビティがここまで充実したキャンプ場は大変貴重です。
夏の家族での思い出作りに。グループキャンプの夏のアウトドアに、ソロでサクッと夏キャンプに。とにかく夏キャンプでお勧めしたいキャンプ場でした。駅からも近く、都心からのアクセスが良好とあって、人気のキャンプ場なので予約は大変かもしれませんが、夏に向けて一足先に予約をしてみてはいかがでしょうか。
ギア
このライターが書いた他の記事
- 日毎
- 月間
- 殿堂

お座敷スタイルで冬キャンプはここまで快適になる!見た目も心地良いサイト作り実践

房総グランドキャニオン「小鋸山」は危険がいっぱい!低山なのに危険といわれる理由を解説

ペッタンコになったダウンジャケットを自宅洗濯でふわふわに復活させる方法

学校橋河原キャンプサイト詳細|焚き火も可能で超人気の無料キャンプスポット紹介

北海道小樽市に観光とアウトドアの両方が楽しめる新グランピング施設が誕生

【丹沢】山頂まで僅か90分「大野山」駐車場が利用できる最短コース「山北つぶらの公園コース」をご紹介

茨城「清流公園河川敷」久慈川の河川敷で野営ができる無料キャンプスポットを紹介

イワタニジュニアコンパクトバーナーにぴったりのバーナーパッドを購入した件

キタジマのスチールラックでキャンプ用品の整理&収納方法を見直してみた

北海道南富良野「かなやま湖畔キャンプ場」はロケーション抜群でファミリーキャンプにおすすめ!

房総グランドキャニオン「小鋸山」は危険がいっぱい!低山なのに危険といわれる理由を解説

北海道小樽市に観光とアウトドアの両方が楽しめる新グランピング施設が誕生

ペッタンコになったダウンジャケットを自宅洗濯でふわふわに復活させる方法

鋳物のプロも実践している本当にくっ付かないシーズニング方法を試してみた!

学校橋河原キャンプサイト詳細|焚き火も可能で超人気の無料キャンプスポット紹介

千葉の勝古沢キャンプ場で猫に癒されながら冬のハンモック泊してきました

子どもと一緒に楽しく作れる本格派ハンバーガーと便利なバーガー袋の作り方

ライター1本で空き缶の上蓋をきれいに切り取るテクニック【空き缶炊飯・缶コップに】

公園内にあるのでファミリーキャンプにおすすめ!「鶴沼公園キャンプ場(北海道浦臼町)」

角田大橋河川敷キャンプエリア詳細|利用者マナーが良く初心者にもおすすめの野営スポット紹介

千葉県の無料キャンプ場一覧|予約不要で利用できる野営地&無料キャンプスポット14選

埼玉県の無料キャンプ場一覧|予約不要で利用できる野営地&無料キャンプスポット15選

茨城県の無料キャンプ場一覧|予約不要で利用できる野営地&無料キャンプスポット11選

神奈川県の無料キャンプ場一覧|予約不要で利用できる野営地&無料キャンプスポット20選

東北で冬キャンプができるキャンプ場32選!通年営業のおすすめキャンプ場一覧

東京都の無料キャンプ場一覧|予約不要で利用できる野営地&無料キャンプスポット14選

キャンプで使えるロープワーク一覧+ロープのまとめ方【15種類】

群馬県の無料キャンプ場一覧|予約不要で利用できる野営地&無料キャンプスポット10選

【冬キャンプの防寒対策と寝室の作り方】これで電源サイトを卒業しました

40Lバックパックでソロキャンプを楽しむ装備一式と詰め方のコツ






