キャンプへ行くなら「山梨県北杜市」がおすすめ！足を運んだことがあるキャンプ場から厳選してご紹介

キャンプ場を選ぶ時、お気に入りの地域から探すと幸せになれます。筆者がキャンプで最も利用する地域は山梨県北杜市です。個人的に、キャンプに行くのであれば「北杜市最強説」を唱えています。その理由と、今まで足を運んだことがある北杜市のおすすめキャンプ場を厳選してご紹介いたします。

山梨県北杜市のおすすめキャンプ場

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まずは筆者が実際に行ったことがある北杜市のキャンプ場の中から、特に印象に残っているキャンプ場をエリア別で厳選してご紹介します。

南アルプス・武川エリア

北杜市南西部、南アルプスのふもとに広がる、大武川を挟んで南側にある地域です。森や渓谷に囲まれた標高約700メートル前後の立地で、周りには本当に何も無くて大変静かです。

木漏れ日が気持ち良く、夏でも涼しい場所で、北杜市で最もキャンプ場が密集したエリアとなります。武川エリアからご紹介するキャンプ場は4つ。

①南アルプス三景園オートキャンプ場

鳳凰三山・甲斐駒ヶ岳・八ヶ岳の3つの景色を楽しめる絶景のキャンプ場です。広大な区画サイトに巨石を巧みにレイアウトしたプライベート感満載の場内は、まるで日本庭園のような雰囲気です。今まで行ったキャンプ場の中で最もプライベート感のある「北杜市最強説」を唱えるきっかけとなった、心のベストテン第一位のキャンプ場です。

アクセス	中央自動車道「須玉」インターから車で約20分
標高	約700メートル
営業期間	3月上旬～12月上旬

②Foresters Village Kobitto

利用者同士が気兼ねなく安心して楽しむことができるファミリー向きのオートキャンプ場で、13,000坪の広大な敷地に対して、1日38組が上限とプライベート感満載です。大変設備が整っていて、掃除も信じられない程マメにされているので物凄く綺麗です。管理人さんがしっかりとしている、ファミリーに心強いキャンプ場です。

アクセス	中央自動車道「須玉」インターから車で約20分
標高	約700メートル
営業期間	3月中旬～1月上旬

③The Camp & Garden AMANAYU

管理人のこだわりが詰まったオシャレなキャンプ場として人気に火が付いたキャンプ場で、ビンテージエアストリームはアイコン的存在です。キャンプ場のレイアウトはゆったりとした広大な区画の林間サイトで、プライベート感満載です。通年営業であるところは嬉しいですよね。オシャレな雰囲気で静かにキャンプをしたい方には最高のキャンプ場です。

アクセス	中央自動車道「須玉」インターから車で約15分
標高	約700メートル
営業期間	通年営業

④フレンドパークむかわ

60,000平米もある広大な敷地と80以上ある区画数が魅力の、キャンプ場密集地区、武川エリアを代表する老舗のキャンプ場です。南アルプスを一望できる絶好のロケーションで、アスレチックといったさまざまなアクティビティを楽しむことができます。ファミリーには勿論のこと、ソロキャンプでもオススメしたいキャンプ場です。

アクセス	中央自動車道「須玉」インターから車で約15分
標高	約700メートル
営業期間	4月1日～11月末

南アルプス・白州エリア

北杜市西部、南アルプス北端に位置する、大武川を挟んで北側にある地域です。名水百選に選ばれた尾白川や湧水が点在する名水の里で、入手困難なウイスキー「白州」の蒸溜所があります。

尾白川沿いにキャンプ場が点在していて、綺麗な川で水遊びができる人気のエリアです。白州エリアからご紹介するキャンプ場は2つ。

⑤白州・尾白の森名水公園「べるが」尾白の森キャンプ場

昭和の名水百選に選ばれた尾白川に隣接して作られた「白州・尾白の森名水公園べるが」内にあるキャンプ場です。総面積約6万坪という大変広大な敷地内には、温泉やレストラン、公園があります。ファミリー限定のキャンプ場なので、静かなキャンプを楽しみたいファミリーには大変お勧めです。

アクセス	中央自動車道「須玉」インターから車で約20分
標高	約700メートル
営業期間	通年営業

⑥白州 水の恵みに森香る 甲斐駒BASE CAMPSITE（旧LYKKER CAMP SITE 甲斐駒BASE）

区画の広さが最低でも100m2以上もあって、1日最大11組しか受け入れない小規模なキャンプ場です。プライベート感を満喫したいキャンパーにはオススメのキャンプ場ですが、現在大幅リニューアル中でオープン時期は2022年時点で未定となっています。リニューアルオープンしたら是非とも足を運びたいキャンプ場です。

アクセス	中央自動車道「須玉」インターから車で約20分
標高	約700メートル
営業期間	リニューアル中につき閉鎖中(2023年オープン予定）

八ヶ岳連峰・清里エリア

北杜市北部、八ヶ岳連峰のふもとに広がる、清里をはじめ、数多くの観光名所がある屈指の高原リゾート地です。標高が1300メートル程度と高く、夏キャンプで大変お勧めのエリアです。ご紹介するキャンプ場は1つ。

⑦新栄清里キャンプ場

人気の観光名所「清里」にある電車でも行ける交通の便の良いキャンプ場です。北杜市では珍しく全面芝生の開放感のあるキャンプ場で、約5000坪の敷地を誇ります。正面に富士山、背後には八ヶ岳を望む最高のロケーションで、リゾート感満載です。標高が高い場所なので夏のキャンプでオススメです。

アクセス	中央自動車道「須玉」インターから車で約25分
標高	約1200メートル
営業期間	4月～11月まで

奥秩父山地・明野エリア

北杜市南東部、奥秩父山地のふもとに広がる、日照時間日本一を誇る別荘地や移住先として人気が高い地域です。南アルプス、八ヶ岳連峰、奥秩父山地をはじめ、富士山も一望できる大パノラマが広がる、絶景好きには堪らないエリアです。ご紹介するキャンプ場は1つ。

⑧PICA八ヶ岳明野(旧キャンピカ明野ふれあいの里)

株式会社ピカが運営する高規格キャンプ場です。カラマツの林に囲まれた自然豊かなフィールドからは八ヶ岳連峰、南アルプス、富士山をといった山々を望む抜群のロケーションで、広大すぎる自然豊かなフィールドと、プライべート感がしっかり確保されたテントサイトは、文句の付け所がありません。

アクセス	中央自動車道「韮崎」インターから車で約20分
標高	約1000メートル
営業期間	通年営業

奥秩父山地・須玉エリア

北杜市北東部、奥秩父山地にある、標高1500メートルの山奥にあります。本当に周りには何もなく不便ですが、森に囲まれた大自然を満喫できます。標高も高く、森に囲まれた場所なので夏キャンプでオススメです。ご紹介するキャンプ場は1つ。

⑨みずがき山森の農園キャンプ場

秩父甲斐国立公園内にあるキャンプ場で、白樺の木々に囲まれた自然の地形をそのまま生かした広大なフィールドは自然との一体感が半端なく、とても静かでプライベート感たっぷりのキャンプを楽しむことが出来ます。標高が高く、林間サイトなので、真夏でも涼しいキャンプを楽しむことが出来ます。

アクセス	中央自動車道「須玉」インターから車で約45分
標高	約1500メートル
営業期間	3月中旬～11月中旬

「北杜市」のキャンプ場がオススメの6つの理由

北杜市は八ヶ岳連峰、南アルプス、奥秩父山地に囲まれた標高500～1300メートルに位置する山梨県最大広域のエリアです。都心からのアクセスが良好で日照時間日本一を誇る北杜市は自然環境が素晴らしく、都心からの移住先として非常に人気が高い場所でもあります。

北杜市がキャンプを楽しむには最高の場所だと思う理由をまとめました。

静かなキャンプを楽しむことができる

北杜市にあるキャンプ場の殆どが区画サイトで区画が広く、隣同士の距離感が保たれているので、プライベート感がしっかりと保たれてたキャンプ場が多い印象です。

グループキャンプが禁止のキャンプ場が多いのも魅力で、大規模なキャンプ場であっても夜は大変静かです。ファミリーや静かにキャンプを楽しみたい方には最高の場所だと思います。

エリアごとに異なった景色を楽しむことが出来る豊かな自然環境

北杜市は平成の大合併により7町村が合併して生まれた、山梨県で最も面積が広い地域です。そのため、エリアによって標高や雰囲気が異なります。

同じ地域のキャンプ場なのに、場所によって全く異なった景色を楽しむことが出来るので、新しいキャンプ場を探したくなること間違い無しです。

気候が丁度良く1年中快適なキャンプを楽しめる

北杜市は日照時間日本一を誇る場所なので、アウトドアには最適です。標高は500～1300メートルと標高差が激しいので、夏は標高の高い場所でキャンプをすれば涼しいキャンプを楽しむことが出来ます。

豪雪地帯ではないので、標高が低い場所であれば真冬でも雪や凍結の心配が少なく、1年中快適なキャンプを楽しむことが出来ます。

都心からのアクセスが良好

北杜市は都心からのアクセスの良さが魅力です。中央自動車道で約2時間。「須玉」「長坂」「小淵沢」と3か所のインターチェンジがあるので、最寄りのキャンプ場までのアクセスも便利です。

電車を利用しても新宿駅から特急で2時間弱。高速バスの停留所も市内に5カ所あるので、車をお持ちでなくても行きやすいエリアです。

超メジャーなエリアではないので多少の穴場感がある

人気のキャンプ場がひしめくメジャーエリアといえば、キャンプ場銀座と名高い「道志村」をはじめ、アニメの影響で今や激戦区となった「朝霧高原/本栖湖」周辺、高規格キャンプ場が目白押しの「那須」方面を思い浮かべるのではないでしょうか。そうした地区は知名度が抜群なだけあって、大変混雑する上に予約も一苦労です。

北杜市も人気のキャンプスポットですが、先述したエリアほどメジャーでは無いので、深夜から行列をしたり、午前0時の予約開始に合わせた壮絶な予約取り合戦に参加するといった苦労はありません。

現地調達したい食材がいっぱい

北杜市には行列のできるお店や、おいしい食材やお酒を取り扱ったお店が沢山あるので、キャンプ帰りに立ち寄ったり、食材を現地で調達できる楽しみが待っています。

北杜市にある美味しいお店をいくつか紹介します。

ひまわり市場

北杜市に1店舗だけある地元のスーパーにも関わらず、全国からお客さんが殺到する有名なスーパーです。

テレビで頻繁に取り上げられる名物店で、こだわりの品揃えと、思わず食材を手に取ってしまう名物店長のマイクパフォーマンスが人気の秘密です。北杜市でキャンプをするのであればマストで立ち寄りたいスーパーです。

萌木の村

清里の緑の森に個性的なショップ・レストランが点在する観光エリアです。

特にROCKのカレーは有名で、2時間待ちは当たり前。度々テレビやメディアで取り上げられる、一度食べたら病みつきになるカレーです。嬉しいことにお店の味そのままのレトルトカレーをはじめ、クラフトビール、ウィンナーも販売しているのでキャンプ前に食材調達で寄りたいお店です。

中村農場

中村農場は数十種類の鶏肉と卵を生産販売している、鶏肉好きには堪らないお店です。直売所で美味しい鶏肉や卵を購入できるのでキャンプ前に現地調達したいところです。スイーツも絶品ですよ。特に、お食事処で食べる親子丼は有名で、いつも行列になります。

清泉寮

清里高原の森と牧草地に囲まれた観光施設で、ソフトクリームが有名です。レストランや体験教室もあるので、キャンプ帰りや、温泉によりがてら立ち寄りたい施設です。

サントリー白州蒸溜所

博物館やレストラン、ショップ、BARなども併設されたウイスキーの蒸溜所です。ショップではおつまみや、入手困難なウイスキーを購入できます。お酒好きのキャンパーさんは是非寄って頂きたい施設です。

七賢 大中屋

出典：山梨銘醸株式会社

北杜市の地酒「七賢」の蔵です。敷地内にある大中屋にはショップがあり、ここでしか購入できない蔵元限定生酒「七賢人シリーズ」を購入することが出来ます。日本酒好きのキャンパーさんであれば是非寄って頂きたい場所です。

サンデイズフード （SUN.DAYS.FOOD）

ここ数年、北杜市ではお洒落なカフェやレストランが増えています。SUN.DAYS.FOODは、神戸から北杜市に移住されたシェフのお店で、お好み焼きがメインなのにパンもワインも美味しく、スイーツが絶品という不思議なカフェです。はっきりいってその魅力を一言で伝えるのは不可能です。一度行けばだれでもが虜になるお店ですよ。

静かなキャンプを楽しみたい方にオススメです

北杜市は静かなキャンプを楽しむには最高の場所です。食材も豊富で、気持ちの良い大自然が広がります。ここでは紹介しきれない魅力的なキャンプ場や、筆者がまだ足を運べていないキャンプ場が沢山あるので、いつかは全キャンプ場を制覇したい思っています。それだけオススメな地域です。ぜひ一度足を運んでみて下さい。

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