いろんな準備が整ったので、こどもたちに『パパは仕事だからママと3人でキャンプに行こう!』と告げると、パパが来れない悲しみも表情にしつつも、久しぶりのキャンプに大はしゃぎ!主人はと言うと『僕は仕事だからご自由にどーぞー』とあっさり許されるも、少し寂しそう。…ま、置いて行くんだけども。笑
万年庭キャンパーのわたしが5歳と8歳のこどもたちと、雨予報だったにも関わらずロケーション最高のフィールドで楽しく母子キャンプデビューを果たしてきました♪
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目次
きっかけはブログから!雨でも行ける自信を手に入れた!
そうだ、梅雨は空いているのだ
この発想は無かった!『雨は空いている』と読んでからは、わたしの概念が覆ってます。雨や曇りはいい写真撮れるしね。それに突然の晴れ間も猛烈素晴らしいし。
そうやん。キャンプ中が多少の雨でも、豪雨でない限り楽しんでこれるやん!という気になったのです。心の持ちようというか、雨でしかできない体験をポジティブに考えました。
面倒な雨対策は巡り巡ってママを助ける
雨はキャンプ場が空いていると言っても、おうちが崩れてしまってはもう二度と一緒に行ってもらえないかもしれません。びしょぬれで熱でも出たら、その時点で強制帰省です。
雨が降ると水が溜まりやすい箇所がテントにある場合は、引っ張って水を流せるようにロープとペグは多めに準備。道具もサッと出せるものを。そして全員分のかっぱと長靴。
服を濡らされて着替えを準備したりしていたら、結局手間が増えるのはママ自身。想像できるピンチへの入念な対策で、現地での負担を予め減らしておくと◎これもブログと経験から学んだことです。
天気予報の把握が自信に
わたしは10日間天気予報での事前チェックと、雨雲レーダーで雲の動きを予め何度も観察。雨であればあるほど予報は変わりやすいので難しいですが、これも行ってから後悔しないため。わたしは見過ぎて吐きそうになるくらい頻回にチェック!笑
ちょっと余談ですが、少しでも晴れを狙いたいわたしは方角の異なる2箇所のキャンプ場をピックして、どっちもの天気をギリギリまでチェック。梅雨で空いている時期なので予約は全然要りません。当日朝まで悩めたおかげで、今回とてもベストな判断に。
普段は主人の役割であることも自分で調べ上げて準備しなければならないので行く前から結構大変ですが、全ての情報が頭に入っているため「パパに聞いて~」と言わないわたしは無敵なのです。
母子キャンプ初心者へのおすすめキャンプ場の定義
片道1時間半以内
帰りの運転もわたしなので、万が一にも備え、体力的にも精神的にも余裕で帰れる距離が◎この設定からキャンプ場選びが始まります。ただ、家からどのくらいまでなら平気かは個人差がありますよね。無理のない距離がみんなの笑顔を守ります。
遊び場に死角がない
サイトからこどもたちの遊び場が丸々見えるような、サイト間の草木でこどもたちが見えなくならない死角のないキャンプ場が安心です。
早くしなきゃと急ぐあまりに設営に夢中になってしまい、気づいたら居ない!は、一生の後悔になり得ます。わたしは湖へ行きましたが、見渡せるほどの開けたサイトにとても救われました!
虫が少ない
この問題も、実は事前調査にて回避可能◎ブログやSNS投稿を読み漁ると、虫の少ないキャンプ場情報に出会えます。キャンプ場に直接聞いたり、直近に行かれた個人のSNS投稿に、どうでしたか?とコメントしてみるのも手。ただそうは言っても夜のトイレや炊事場は、ライトに集まりがちですよね。トイレやだ!とか毎回言われるとその度に億劫で疲れますからね。。
空いている
これはわたし特有かもですが、お隣さんが我が家より先に設営も済んでマッタリしていたり、夕食を食べ始めたりすると焦ります。比較対象があると自分のペースで出来なくなることが多いので、空いているキャンプ場はマイペースに楽しむためにもおすすめです。
トイレ付近のサイトが取りやすい
やっぱり1番の懸念はトイレ問題。近いに越した事はないです。3歳前後のトイトレ中だと余計に頻回だし、彼らギリギリの告知だし。
我が家の5歳(男)と8歳(女)での母子キャンは、その点で言うと楽勝でしたが、ALL洋式の女性用トイレだと息子のパンツもズボンも片脚脱がせて座らせなきゃいけない…。その辺りも考慮が必要ですね。雨だったりすると床も靴もぐっちゃぐちゃですよ!
車横付け可のオートサイト
車をサイト内に停めておけるということは、すぐに必要な荷物でも車内に残しておくことができるということ。つまり、積み下ろしの肉体的負担が減ります。そしてテントとは違いロックも出来て、ピンチ時にはセキュリティーアラームも発動!まじ頼れる相棒。
荷物は最小限!ファミキャンから変えたor変えなかった持ち物
ガスランタンからLEDライトに
強風などの悪天候になると扱いが心配だったので、普段ファミキャンで持っていくガス&オイルランタンはLEDライトに。
ただ明るさ大丈夫かな?と心配になり、我が家で1番明るい1300ルーメンのガスランタンの代わりに、急遽1500ルーメンまで出るルーメナー2を加えましたが、ここまでの明るさは…正直不要でした。でも充電器代わりにもなるのでね◎
LEDライトだけにしたことにより不安が拭えただけでなく、収納時サイズもなんと10分の1以下に。そしてLEDにしたおかげで蛾も1匹も寄り付かず…一石三鳥!!
軽量でミニマルなキャンプギアにして体力温存◎
積み下ろしで体力消耗してしまっては、キャンプでずっとキレてるわたししか想像できなかったので、まずここも回避。
これぐらいコンパクトになる焚き火台なら、積載後に積み忘れに気付いても笑っていられます。わたしがこどもたち就寝後も楽しんでこれたのは君のおかげと言っても過言ではない。
入念なイメトレによるタープ無しの判断
タープって、風強かったり雨多かったりすると寝る前に点検も張り直しも必要だから意外と厄介な存在で。
『雨キャンプなら荷物を濡らさないためにも先に張るべし!』とか言うけど、我が家のは幸いシェルター的に使えて、サイドを跳ね上げればタープ代わりにもなるテントだったため、思い切ってタープ無しに。
結果、大正解◎いつもにくらべて大人が1人減ったキャンプは、当然ながらテントに入る人数も荷物も椅子も減るわけで、タープ無しでも空間の狭さが気になることはありませんでしたよ!
テントはサイズに関係なく使い慣れたものが正解
母子キャン用に、3人用テント買おうかな~なんて思ったりもしましたが、辞めました。
だって庭でわたしが張りまくった我が家のアポロンは、3人にはちょっと大きいけれど、どこへ行っても何も考えずとも張れるもの。そして、使い勝手もよくわかっている。これが、アポロンで母子キャンデビューできた理由!
新調した事前の試し貼り1回のみのテントやタープを持っていくことを考えると、出費も不安も増えるのでおすすめしません。
雨キャンプ&母子キャンプにあって良かったもの
ワンタッチのアウトドアチェア&ラック
ショックコードで繋がった組み立て式の椅子やラックなどは、コンパクトになる反面、設営&撤収には時間が…。雨と曇りを繰り返す天候だったため、濡れずに設営できる時間は一瞬かも…という時こそコレです◎!
普段はこどもたちの運動会などでも活躍しているこの椅子は、本人たちでもサッと広げられるし、ラックはかなり嵩張りますが予想通り地面は濡れていましたので、車からスムーズに降ろすのに役立ちました!
お手軽な食べ物
何が起こるかわからない母子キャン。もしかしたら予期せぬ悪天候やハプニングにご飯作る時間ないかもしれない。そんな最悪の事態を考えたら、こうなりました。
設営後の16時頃、カップ麺で軽くお腹を満たし、その後、茹で立てのとうもろこし食べ、
メスティンでごはんを炊き…
作り慣れたおかずを1品シェラカップで。ごはんはよく言えば『コース料理』のように約3時間かけてだらだらと。笑
一度に用意しなければと思うと大変ですが、これならね♪“映え”はないけど、キャンプの全項目に100点でなくていいのです。お皿やお鍋の使用も極力控え、炊事場へ行く回数も減らしました。その分、ここでしかできないこどもたちとのお楽しみタイムをのんびりと。
スーパーポジティブ
結局は、なんとかなる。この精神に尽きます!ピンチな時こそ笑ってるママの方がこどもたちも安心です。そして大概なんとかなります。
今しかない素敵な親子体験を!
実は出発するまで『すぐどっか行く5歳は実家に置いていければな…』と片隅に酷いこと思っていたわたし。連れて行くの大変だよな~と思ったこの5歳が、ほんとはめっちゃ頼れた衝撃よ…。
「パパ居ないからお願い」と託すことの多かった、このキャンプ。本人も一員として参加できたから自信がついたんだね~。帰ってきてからも『僕やろっか?』と言ってくれます。
そりゃソロキャンならきっともっと『わたしの自由』があったと思うけれど、こどもたちの成長も感じられたし、何よりもっと2人のことを信じてあげようって気づけた大切な1日となりました。
一緒について来てくれる、あと数年しかないと思われる貴重なファミキャンタイム。幼くて可愛いこどもたちと行くキャンプに限ってはあと数回かもしれません。パパが居ない日、雨の日こそも成長のチャンスとして、有意義に使いたいものですね!
ギア
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