アウドドアブランドとして知名度ナンバーワンと言っても過言では無いコールマンの最上位モデルとして位置づけられている「4シーズンコンセプト」をテーマとしたマスターシリーズ。2020年にテントラインナップを全面リニューアルしたが、今回の3製品はファニチャー用品の発表となる。それぞれの特徴などを紹介しよう。
目次
デザインと機能性の両立が取れた「バタフライマルチシェルフ」
マスターシリーズ既存製品の「バタフライテーブル」と同じ素材となるメラミン樹脂やグラスファイバーなど、軽量且つ強度のある天板を採用している。フレームはアルミニウムでここも軽さと持ち運びやすさの点で優れた特徴だろう。
外観も高級感のある木目調デザインとフレームのシックな色合いで、アウトドア以外での用途としても使いやすそうだ。最上段の天板は横幅102cm、2段目は120cmとそれなりのサイズ感なので、幅広い用途として使用できる。
更に3段目にメッシュ搭載で、洗った後の食器置き場として主に活躍してくれそうだ。後はアウトドア用品としては重要な組み立て、収納の点。バタフライマルチシェルフはアルミフレームを広げた後に天板をフレーム突起部4か所に差し込むだけで設置できる優れモノ。
反対に取り外しは突起下のプッシュボタンを押しながら外すだけ。そしてアルミフレームを折りたたんで専用ケースにコンパクト収納可能。恐らく1度やれば組み立ても収納も5分程でできる終わる作業なはずだ。
バタフライマルチシェルフのスペック
使用サイズ | 約120 x 44 x 82/51.5 cm |
---|---|
天板 | 上 約102 x 42 x 1.5cm 下 約120 x 36 x 1.5cm |
収納時サイズ | 約127 x 48 x 16cm |
重量 | 約5.6Kg |
耐荷重 | テーブル約60kg(上天板 約30kg/下天板 約30kg)、ネット/約10kg |
材質 | 天板/メラミン樹脂、ガラス(ガラスファイバー)、ポリプロピレン フレーム/アルミニウム メッシュネット/ポリ塩化ビニル |
付属品 | キャリーケース |
価格 | ¥24,800(税込) |
コスパ抜群で身動きがとりやすい「キャンバスローチェア」
マスターシリーズのチェアとしては「3ウェイキャンバスデッキチェア」、「キャンバススリングチェア」があるが、恐らく機能性はこの2点の方が総合的には上だろう。ただ今回の「キャンバスローチェア」の良い点は、これら2つのチェアの材質、特徴を活かしつつ価格を抑えてコスパに優れたローチェアとして開発された事ではないだろうか。
キャンバスローチェアは価格が9,980円(税込)に対し、「3ウェイキャンバスデッキチェア」、「キャンバススリングチェア」は共に15,000~16,000円程。「3ウェイキャンバスデッキチェア」の3段階で高さを調整できる部分や「キャンバススリングチェア」のハイバックレストなどに絶対的な拘りが無ければキャンバスローチェアを選んでいいかもしれない。
もちろんローチェアというだけあって座面高31cmというマスターシリーズチェアでは最も低い高さなのだが、逆にこの低さが苦手なタイプの方には既存の2商品の方がオススメだ。ちなみにアームレストは無いので、身動きの取りやすさを取るか、よりリラックス重視でいくかでも選択肢は変わってくる。
いずれにしてもローチェア感の高さが好きであれば、フレーム素材やコットン素材など、マスターシリーズのチェアとしての要素は共通しているので、コスパに優れたキャンバスローチェアとして選択するのはいいかもしれない。
キャンバスローチェアのスペック
使用サイズ | 約 53 x 62 x 71.5cm |
---|---|
収納時サイズ | 約14 x 14 x 88cm |
座面幅 | 約49.5cm |
座面高 | 約31cm |
重量 | 約2.1Kg |
耐荷重 | 約80kg |
材質 | 表地/コットンフレーム/アルミニウム |
付属品 | キャリーケース |
価格 | ¥9,980(税込) |
驚異の寝心地「コンフォートインフレーターマットハイピーク/シングル」
こちらも既存のマスターシリーズマット「コンフォートインフレーターマット」との比較にはなるが、名前の通りバルブを開くと自動的に空気が入るのは共通の構造となる。
そして材質としては同じポリエステルとポリウレタンフォーム。表面のブラウン側は柔らかさ重視でカッティングフォームとストレッチ生地、裏側のレッドカラーはソリッドフォームと起毛生地でしっかり弾力のある寝心地。この辺りはそこまで大きな材質としての違いは無い。
ただ既存のコンフォートインフレーターマットは厚さが6cmなのに対し、コンフォートインフレーターマットハイピーク/シングルは厚さが10cmとなっている。たった4cmの差だが、この違いだけで弾力性、寝心地はだいぶ違いは出るだろう。
ちなみに縦幅は198cmで同一だが、横幅は68cmと、コンフォートインフレーターマットの63cmよりも5cm広くなってるようだ。価格は17,000円(税込)と、コンフォートインフレーターマットより6千円程高いが、店舗に実物があれば是非体感して検討してほしいマットである。
コンフォートインフレーターマットハイピーク/シングルのスペック
使用サイズ | 約198 x 68 x 10(h)cm |
---|---|
収納時サイズ | 約φ21 x 72cm |
重量 | 2.7Kg |
材質 | ポリエステル、ポリウレタンフォーム |
住所 | 価格 |
住所 | ¥17,000(税込) |
ギア
このライターが書いた他の記事
- 日毎
- 月間
- 殿堂
アルコールストーブの燃料は消毒用・除菌用アルコールで代用できる?アルストの燃料について考えてみた
茨城県の無料キャンプ場一覧|予約不要で利用できる野営地&無料キャンプスポット11選
【宮城】神割崎キャンプ場は充実の設備で大人気!通年営業化でますます大注目の場所です!
パンダTCとサーカスTCをDODのフタマタノキワミで二又化にする設営手順とポイント
アルコールストーブが30分で自作できる!アルミ缶でできる携帯コンロの作り方を紹介
高いシュラフを買わなくても軽量装備!-5℃想定の徒歩キャンパー就寝システムをご紹介
【ふもとっぱらキャンプ場】エリアマップ付き写真で解説!特徴・おすすめエリア・注意点・ベストポジション
BBQグリルを手軽に!蓋つきの本格タイプなのにコンパクトな「Gamp Grill」が登場
釜の淵公園河川敷キャンプエリア詳細|焚き火やBBQができる東京の隠れ野営地をご紹介
関東近郊で静かなキャンプを楽しめるプライベート感が抜群なキャンプ場10選
高いシュラフを買わなくても軽量装備!-5℃想定の徒歩キャンパー就寝システムをご紹介
尾上製作所「火消しつぼになる七輪」がソロキャンプやバーベキューの必需品になりそう
薪割りの新しいスタイル!KAKUREGAの折りたためる薪割りスタンドが超画期的
30秒で設営可能なロッジ型テントの革命児「BT01」の先行販売がスタート
パンダTCとサーカスTCをDODのフタマタノキワミで二又化にする設営手順とポイント
徒歩キャンプやツーリングで使いやすそうな「バックル付き保冷・保温バッグ」が4月新発売
茨城県の無料キャンプ場一覧|予約不要で利用できる野営地&無料キャンプスポット11選
高品質&低価格の800FPダウンシュラフ、春秋冬3シーズンに対応する6種類が販売開始
アルコールストーブの燃料は消毒用・除菌用アルコールで代用できる?アルストの燃料について考えてみた
テントが2階建て!?上が寝室で下がリビングの「THEDOOKAN」が新しい
神奈川県の無料キャンプ場一覧|予約不要で利用できる野営地&無料キャンプスポット20選
初心者ソロキャンプ女子に伝えたい!キャンプ場での防犯対策とスキンケアについて
千葉県の無料キャンプ場一覧|予約不要で利用できる野営地&無料キャンプスポット14選
埼玉県の無料キャンプ場一覧|予約不要で利用できる野営地&無料キャンプスポット15選
東京都の無料キャンプ場一覧|予約不要で利用できる野営地&無料キャンプスポット14選
関東のおすすめキャンプ場30選!現地取材で分かった本気でおすすめできるキャンプ場一覧
オピネルナイフ全サイズの大きさ比較【おすすめサイズは何番?分解しない方が良い?】
40Lバックパックでソロキャンプを楽しむ装備一式と詰め方のコツ
キャンプで使えるロープワーク一覧+ロープのまとめ方【15種類】
東北で冬キャンプができるキャンプ場32選!通年営業のおすすめキャンプ場一覧