いろんなキャンプ場に目星をつけては訪れ、そろそろ活動圏内のキャンプ場で行ったことのない所は少なくなって来たぞと思っていた頃に「雄勝FORESTキャンプ場」の文字を発見。
ちょっと前まではなかった気がするなぁと思いながら調べてみると、口コミはかなりの高評価!ということで早速友人たちと一緒にキャンプに向かってみました!
雄勝FORESTキャンプ場の基本情報
雄勝FORESTキャンプ場は海にも近い山の中のキャンプ場です!
キャンプ場で飼育されている鹿
雄勝FORESTキャンプ場の詳細
連絡先 | 雄勝FORESTキャンプ場 管理棟 |
---|---|
所在地 | 宮城県石巻市雄勝町雄勝原39 |
営業時間・定休日 | 通年営業(冬季間は水道使用不可) |
電話番号 | 0225-57-3554 または 080-8210-5878 |
料金(ソロ半額) | フリーサイト 1泊2,000円 オートサイト 1泊4,000円 区画サイト 1泊3,000円 チェックイン 12:00 〜 チェックアウト 11:00 |
交通アクセス(車) | 三陸自動車道河北ICから車で約30分 |
公式Instagram | ogatsu_forest |
雄勝FORESTキャンプ場は一度使われなくなったキャンプ場を再生して、新たにオープンされた場所でした!
ここはコテージもあるキャンプ場の中では珍しく、雪中キャンプが出来る通年営業なのも魅力!電源サイトもあるので、これから初めて冬キャンプしたい方にも良いと思います!
アクセス方法
雄勝FORESTキャンプ場は最寄りの三陸自動車道河北ICから約30分。
道中にはスーパーなどはあまり無い印象だったので事前準備はしっかりと!車で10分圏内に海の幸の直売所や道の駅があり、牡蠣や珍味のホヤなどが売られていました!
キャンプ場の予約は電話やHPにて
今回の予約は問い合わせたいこともあったので電話で行いましたが、キャンプ場ドットコムというサイト経由でも予約可能とのこと。
オンラインは好きな時に予約出来るので便利だと思う反面、電話しちゃった方が早いかな〜と思っちゃうのは歳のせいでしょうか(笑)
雄勝FORESTのキャンプ場の施設紹介
雄勝FORESTキャンプ場はオートサイト、区画サイト、フリーサイトのテントサイトと、コテージが5棟からなるキャンプ場です。
そしてマップ内に鹿らしきマークを発見!どうやらこちらは園内で鹿を飼っている珍しいキャンプ場のようです!
オートサイトは快適性抜群
キャンプ場に着いてまず目に入るオートサイトから順に紹介していきます!
オートサイト
雄勝FORESTキャンプ場のオートサイトはキャンプ場に入ってすぐ右手。
整備された芝生がとても綺麗!正方形に近い形が几帳面な性格の自分としてはすごく良く見えました。
台風が近づいてきているということで空いていましたが、楽しそうに設営していました!
オートサイトはどこを選んでもハズレ無し!冬は電源サイトを予約して、ここでタコパしようぜ!と友人と計画中です(笑)
電源サイト
オートサイト内の管理棟に近い区画は100V電源が備え付けてある電源サイトになっているので、夏は扇風機・冬はコタツやファンヒーターなどが自由に使えます!
不便を楽しむのがキャンプの良さでもありますが、背伸びせずに選ぶのは全然アリ!
電源サイトではない写真右手の広い区画にも設営可能なようなので、電源を必要とせず、人数が少し多い方は相談してみるのも良いと思います!
写真右手の区画は電源がありません
区画サイトで自分のエリアをしっかり確保
マップ上にある車輪の様なマークの部分が雄勝FORESTキャンプ場の区画サイトになってます。
車の乗り入れは出来ませんが、荷物の積み下ろし時はサイトの横付けは可能。
場所によっては真横とはいかない所もありますが、キャリーワゴンなどが無くても大丈夫な距離でストレスフリーです。
区画サイトは木が沢山植えられているので、真夏でも木陰が沢山あって涼しく感じました!
ちょうど風もあって気持ちよかったですよ〜!
フリーサイトは車両の乗り入れ可能!
フリーサイトの位置は敷地内の1番奥にあるこの場所。
砂利になっているところまでは車両の乗り入れが可能…と思いきや、サイト内も乗り入れOK!!
しかも車両の乗り入れが可能なのにこの綺麗さ!
この日は自分たちのグループ以外いないということで貸切で利用する事が出来たので車は1ヶ所に寄せてスペースを広く使いましたが、自分のテントの真横に置いて置けるので実質オートサイト。
台風が近づいていたのですが…
時間帯によって日陰の位置が変わるので場所は早い者勝ちで。
周りの木が風防の役割を担ってくれるので、どこに設営しても穏やかに過ごせる印象でした!
コテージで非日常空間を味わうも良し
雄勝FORESTキャンプ場のコテージは全部で5棟。出入りがし易い道路沿いにありつつも、裏が山になっているのでアウトドア感もしっかり味わえます。
外から見た印象はそれほど大きいタイプではありませんでしたが、逆にこのくらいの方が距離が近くて仲間との親密度もアップしそう。
キャンプ場の方はまだまだ空きがありましたが、コテージの方は気付いたら満室になってました!
管理棟では薪の端材がもらえます!
キャンプ場の受付はここ。
今年の夏は特に暑さが厳しいので自販機があったのが地味に嬉しい(笑)
受付
キャンプ場はここで名簿を書いてから。
カラフルな色合いで目を引く料金表や注意書きが目印。レンタル品の手続きや薪もここで買うことが出来ます。
料金表は以下の通りになっていて人数や場所によって変動してきます。
冬期間の12月〜3月は割引料金だったり、キャンプサイトはソロだと半額になったりと細かく決められていました。
事前に料金がどのくらいか知りたい方は電話してみるのもアリですね。
薪の端材は無料で頂けます!
薪の端材はなんと無料で使えます。
大きさはバラバラでサイズも小さいものが多いですが、火種に使ったりも出来るので結構嬉しいサービスだと思います!
ちゃんとした薪が欲しい方は5kgで700円で購入可能!有料なだけあってイイ感じに乾燥してあって綺麗に燃えてくれそうでした!
管理棟の横で仕込み中!
炊事場は各サイトに
利用し易い用に炊事場(洗い場)は各サイトの近くにあります。
オートサイト用(管理棟)
オートサイト用の洗い場は受付の真後ろ。
1つだけなので少し不便そうな気もしましたが、特に混んでる様子も見られなかったので大丈夫だと思います!(キャンパーさんは意外と皆さん譲り合ってくれますし)
区画サイト用(シャワー室裏)
区画サイトに1番近いのは道路を挟んだ先のココ。
ここはカマドあり、テーブルありの炊事場になってました。
これは使い易い!!と思ったのが洗い場の可動式テーブル(?)のような水切り場。
普通のテーブルだと洗った後の水滴でテーブルもビチャビチャになってしまうのが気になっていたので、単純ですがこれが結構ポイント高かったです。
そして、どの洗い場にも炭捨て場が設置されているのも良かったです!
フリーサイト用(コテージ向かい)
フリーサイトから1番近いのがコテージが後に見えるこの場所。
テーブルと洗い場のみのタイプ
こっちはは蛇口が上下に動かして使うタイプになっていて、やっぱりこういうのがとても楽(笑)
ひねるタイプよりも良いね
トイレは管理棟と区画サイト横の2箇所!
洗い場は3箇所でしたがトイレは常設が2箇所になってました!
管理棟(オートサイト利用者向け)
管理棟にあるトイレは少し年代を感じるタイプのトイレになってましたが、大きい方は洋式にリフォームされていて綺麗です。
大きい方が2つにあると思いきや…。
実は左の扉が入り口になっていて中で繋がっている驚きの展開!
そういえばいつ来ても誰か入っているなぁと思っていたのはこのせいだったか!
区画サイト横
区画サイトの横にあるトイレがこちら。
ログハウスの様な佇まいで木の香りもする綺麗なトイレ。
よく見ると和式だった頃の面影が見えますね。
ちなみにフリーサイトの方にはトイレが無いので、フリーサイト利用者もココを使うことになります。
冬期間のトイレは仮設を利用して
通年営業になっているので冬期間もキャンプ場の利用は可能になっていますが、水回りはトイレ含め凍結防止のため使用不可になってしまいます。
その為、冬の間のトイレは各サイトに設置されている仮設トイレを使うことになります。トイレから距離のあるフリーサイトにも設置されていたので、フリーサイト利用者にとっては逆に近くなって良いのかもです。
シャワーは事前清算すれば無制限で利用可能
シャワーは受付時に事前に申し込めば無制限で使うことが出来るのがポイント。
夏場は設営でかいた汗を流し、寝る前にサッと浴びてサッパリすることも可能。これは無制限の大きなメリットです!
混み合う時は時間をズラしたりする必要がありますが、無制限なので時間に追われずに融通が効くのが良いところ。
二重になっているのも安心
1人用なので広くはありませんが、脱衣所もあるので使い易かったですよ〜!
駐車場は区画サイト利用者向けかも
駐車場は受付のすぐ下にありますが、オート・フリーサイト、コテージは車両の乗り入れが可能なので、駐車場の利用は受付の時と車両の乗り入れが不可の区画サイト利用者がメインになります。
区画サイトも隣に
複数台で来た方もここへ。チェックイン開始直後は結構混んでいる印象ですが、手続きさえ終われば悠々と駐車出来るスペースはしっかりありましたよ〜!
ドッグランでワンコもストレス発散!
キャンプ場にはこんなに広いドッグランも常設されていました!
という事はもちろんキャンプ場はペットも一緒に利用可能なので、愛犬と一緒にキャンプも楽しめますよ!
雄勝FORESTキャンプ場の見所は他にも沢山
真夏なのに涼しく雰囲気もあって良い場所でした!
貸切で使えてラッキーでした!
利用日当日はラッキーにもフリーサイトは自分たちだけの貸切キャンプ!
綺麗に整備されたキャンプ場なのに、誰もいない自然のど真ん中で贅沢をしている気分を味わえました!
鹿を間近で見れる!さらには野生の鹿もやってくる!
雄勝キャンプ場は鹿を飼っているのが売りの1つ。飼っているだけとのことで触れ合ったりは出来ませんが、かなり間近で鹿を見れます。
余裕の佇まい
そんなことを思った翌日、朝食を準備しているとテントからすぐのところに野生の鹿の集団を発見(笑)
近づき過ぎなければこちらに気付いても逃げないくらい慣れている様子でした。
マイナスイオン大放出中!!
キャンプ場の敷地内ではないみたいですが、フリーサイトから少し歩くと沢や小さな滝もありました。
真夏に涼しさを感じました
水の流れる音がBGM代わりになって癒し効果抜群でした!
近くでは海釣りや道の駅も!
山の中にありながら海も近いのが雄勝FORESTキャンプ場。
テント設営が終わると友人は早速釣竿を片手…両手に持ち出陣。
昼の釣果無し…笑
また車で10分弱のところには道の駅もあり、生簀で牡蠣やアワビ、その他お土産各種も購入することが出来ます。
あいにくの曇り空でしたが、置き釣り?と言われる方法でここでも釣りをしてる方も数人見受けられました〜!
雄勝FORESTキャンプ場の注意点
綺麗に整備されたキャンプ場でも安全に利用する為に知っておきたい事をまとめてみました。
野生の動物には注意
野生の猿に注意というのは初めて見ました。正直出会ったらどう対処するのか分かりません…!
どこのキャンプ場でも言えることですが、寝る時は食糧はクーラーボックスに入れて車内に入れたりと、野生動物を呼び寄せない対策をするようにしたいところ。
意外と地面が硬いかも
フリーサイトの地面ですが車両の乗り入れが可能な為か、はたまた地質がそうなのかは分かりませんが、長めのペグだと刺さりきらないかもしれません。
刺さらなくはないけども…
普段使っている30cmペグだと写真のあたりから打ち込みづらくなってきたので、短めのペグがある方は用意しておくと良いと思います!
足元には気をつけよう
芝生になっているところは大丈夫でしたが、写真のような場所の至る所に野生の鹿のフンが…(笑)
でもこれもアウトドアの醍醐味なのでこれも含めて楽しんじゃいましょ!
自然の中には危険が潜んでいる
キャンプ場の敷地内ではありませんが、沢のある上流に足を運んでみると立ち入り禁止の看板が目立つ場所に到達しました。
奥を覗き込んでみるとトトロにでも出会えそうな雰囲気で、ついつい行ってしまいたくなる気持ちが湧いてきます。
が!こういう場所には立ち入るなかれ。
たくさん楽しんで事故無く帰って寝るまでセットなのがキャンプです!
雄勝FORESTキャンプ場に行ってみた感想
雄勝FORESTキャンプ場はオープンして間も無いみたいでしたが、以前使われていたキャンプ場の面影を残した新しくもどこか懐かしさを感じるキャンプ場でした。
とはいえ、トイレは様式にリフォームされていたり、キャンプサイトの芝は綺麗に整備されていて古さは感じずにとても快適!近くの海では釣りも出来るのでキャンプ以外にも楽しめる場所でした〜!
ギア
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