昨年の秋頃から、私の職場でもキャンプブームが到来!!職場ではキャンプ好きで知られている私の需要も高くなり、キャンプギアやキャンプ場の情報を求められることも多くなりました。ショップのセール情報や在庫状況を聞かれたことも、もちろんそこまではわかりません。
そんなこんなで年々人気が増し、注目を集めるキャンプ。SNSで紹介されているような快適な高規格キャンプ場はどこも予約でいっぱい。そこで今回は少し視点を変えて、有名な高規格キャンプ場にも勝る「二瀬キャンプ場」での快適な過ごし方をご紹介致します。
目次
高規格キャンプ場にも勝る、快適なキャンプとは
結論からお伝えします。高規格キャンプ場にも勝る快適な過ごし方とは、ずばりバンガロー泊です。
宿泊費を上げれば当然快適になるだろうと思われる方、少し待って下さい!二瀬キャンプ場のバンガローの料金は、なんと1泊5000円とめちゃくちゃ安い!しかも利用したバンガローはとても綺麗でした。
こちらのバンガローは全部で5棟。キャンプサイトとは別の敷地になっており、バンガロー5棟の利用者と一部の区画サイトの利用者のみ、トイレや炊事場、シャワーなどを利用できるというVIP待遇!
しかも比較的予約がとりやすく、私が利用したのはお盆真っ只中でありながら3週間前で予約が出来ました。有名高規格キャンプ場となれば2ヶ月、3ヶ月前からの予約は当たり前…それと比較すると非常にありがたいキャンプ場なんです。
意外と知らないバンガローの定義
そもそもバンガローとは何か、テント泊やコテージ泊との違いなど、意外と知らない方も多いです。
バンガローとは室内に水場はなく、設備は室内灯、コンセントのみというパターンが多いです。テントの代わりにバンガローで寝るというイメージ。これに対してコテージと言うのは、テーブルやチェアー、家電が備え付けられている宿泊施設を指すことが多く、貸別荘に近い位置づけです。
キャンプのイメージだと、テント、タープで出来ることがすべてコテージの中で出来ます。さらにトイレが備え付けられていることも多い。もちろん、その分宿泊費用は高くなりますが。バンガローが8000円〜16000円に対してコテージは2倍くらいの価格帯になります。
相場を知れば二瀬キャンプ場のバンガローが、どれだけコスパが良いか、お解り頂けるのではないでしょうか。
高規格キャンプ場に勝るポイント
具体的にどんなポイントが高規格キャンプに勝っているのか、私が特に感じた高規格キャンプ場に勝っていると思われるポイントは次の3つです。
チェック
- 暑くても寒くても安心!
- 天気の急変にもラクラク対応
- 荷物が少ない
1.暑くても寒くても安心
これからの季節、日中は過ごしやすくてとても快適ですが、日が沈むと気温が急降下。子どもや初心者は、充分な防寒がないと寒くて眠れない。バンガローならこういった心配はいりません。
寒くなってきたら部屋に入り、寒さをシャットアウトしてくれます。さらに電気が使用できるので電気毛布などを持ち込めば最適な環境を簡単に作れます。
2.天気の急変にもラクラク対応
キャンプにつきもの、不安な要素が天候です。予期せぬ雨や強い風、更には雪などは出来るだけ避けたい。そんな時にバンガロー泊は有利です。恐怖の雨撤に恐れることなくキャンプが楽しめます。
また、屋根付きウッドデッキのあるタイプも多く、雨が降っても外で料理を楽しんだり外を見ながらまったり出来るのも魅力です。
3.荷物が少なくて済む
そして最後のバンガロー泊がテント泊よりも有利なポイントは荷物が少なくてすむことです。
テントで快適に寝るためにはマットやシートなど色々と準備が必要です。バンガローなら用具もライト。照明用のランタンやテーブル、イス、調理用具あたりを用意すれば充分です。この程度の装備ならコンパクトカーで充分に運べます。誰でもすぐに始められる外遊びですね。
バンガロー泊で必要な持ち物
バンガロー泊で必要なアイテムは「テント以外」という認識で大丈夫です。もちろんテントの下に敷くグランドシートやインナーテントも必要ありません。
タープが設営できるスペースは確保されていることが多いので、日中は外で過ごされたい方ならタープとペグも必要になります。特に忘れたら困るものは、シュラフやマット、調理器具などです。ここはコテージと違い、寝具やキッチンは備え付けされていないので忘れないように注意しましょう。
快適!二瀬キャンプ場の施設紹介
ここからは本当に快適だった二瀬キャンプ場の施設を紹介していきます。
まず冒頭で述べたように、二瀬キャンプ場はバンガローエリアとキャンプエリアが離れた場所で別々に孤立しており、今回は実際に利用したバンガローエリアの方を中心に紹介致します。
家族4人が広々使える快適バンガロー
二瀬キャンプ場のバンガローは、広さは8畳くらいの真四角で板の間になります。暖房器具やテーブルなどはなく、電気やコンセントのみ。きれいに清掃されており、気分良く利用デキました。
ドアから出てすぐに屋根付きのウッドデッキもあります。こちらで調理したり食事したり出来るのでタープがなくても安心です。
気になる水回り
トイレ、炊事場、温水シャワ-とすべて清潔に保たれており、気持ち良く利用できました。トイレは洋式、水洗ウォッシュレットでキレイです。炊事場もしっかり管理されており、広いシンクで非常に使いやすかったです。
洗い場の高さは2種類用意されており、網や鉄板が洗いやすかったり小学生くらいの子供に丁度よい高さでした。
二瀬キャンプ場周辺情報
少し離れていますが、バンガローサイトから川に下りることができます。川は天竜川の支流、和知野川が流れており、めちゃくちゃ綺麗で冷たかったです。キャンプ利用者しかいないので、人と少なく大人も子供も存分に楽しめました。
他にも、これからの季節にぴったり、温泉も近くにあります。
サイトから車で約9kmのところに「かじかの湯」、約15kmのところに「天龍温泉 おきよめの湯」、さらに地元では名の知れた「和知野温泉」もかくれ湯的なスポットで、どれもキャンプ場からすぐ近くです。
二瀬キャンプ場の基本情報
住所 | 長野県下伊那郡阿南町南條2233-64 |
---|---|
電話 | 0260-22-4055(阿南町振興課振興係) |
営業期間 | 4月第3土曜日~11月第4日曜日 |
営業時間 | チェックイン12:00(バンガロー 13:00) チェックアウト12:00(バンガロー 11:00) |
料金 | バンガロー5,000円 テント/タープ:1張1,000円 キャンピングカー:1台1,000円 ペット可(バンガローへの入室は不可) |
その他 | ゴミは持ち帰り |
二瀬キャンプ場のバンガロー泊まとめ
いかがでしょうか?少し視点を変えて、バンガローを利用しての快適キャンプもいいものです。二瀬キャンプは小規模で充実した売店などがあるわけではないけど、静かでプライベート感満載なキャンプ場、そして何と言ってもコスパが最強でした。
キャンプ=テント泊というイメージをちょっと変えるだけで、高規格に勝る快適なキャンプを誰でも満喫することができるようになります。もちろんテント泊も楽しいし、自然の中で眠る思い出は最高です。そこにちょっと敷居が高いと感じる人は、バンガローキャンプからデビューするのもいいかもしれません。
今回はバンガローエリアのレビューしかできませんでしたが、二瀬キャンプ場のキャンプサイトエリアもコスパがよくてプライベート感があると評判がいいので、また利用してレビューしたいと思います。
夏も終わりこれから訪れる秋、キャンパーにとっては過ごしやすい季節です。そんな秋の夜を、家族や気の合う仲間と過ごすにはとても良いキャンプ場なのでぜひ!
ギア
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